HSP（ハイリーセンシティブパーソン）。
敏感、繊細、感受性の強い、感じやすい人。
エイレン・N・アーロン『些細な事にもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』
を読んでスッキリハッキリ自覚した。
とはいえ、なんというか、コレからはHSP自慢しようとか知識を得たから大いに語ろうってワケでもないのでご安心を。
取り込まれたとか、変な方向へ行こうというのではないので大丈夫です。
人は自分が基準だったりするので、私は、みんなこうなんだって思っていて、みんな分かっててそんなこと言うんだとか、気づいているのにそうしちゃうんだとショックを受けたりしていたけれど、どうやら分かってない、見えていないらしいぞと思ってからは今度は気づかぬふりでフツーをやっていかねばと思ったりした。
波乱万丈人生のおかげでだいぶ肝も座って来て、かなりフツーを出来ているけれど、見え過ぎ気づき過ぎは今でも時々「ぐはぁっ！」となる（ナニソレ）。
もうほんと、威圧的な人とかすぐ分かるし、ここでそういう態度ってアリ？やだ面倒な人ーーーとか。苦笑いまで行けず、苦い顔のワタクシですよ。
思うのはHSPだから肩寄せ合って励まし合ってとか、変にこう…しんみりひっそりするのは嫌だし、HSPなんだから気を使ってよと言う気もさらさらない。
そして、「あなたもHSPよ！ゼッタイ！」なんてのは以ての外。
取り込んで固まって行きましょうじゃない。
ただ、HSPって人もいるよ、私もだよ、理解すれば安心だし、気が楽になるかもよ、大丈夫！
ボチボチやって行きましょうという感じ。
メンタル系の話になると途端に暗くて粘着質で、依存度も湿度も高いイメージを持つ人が多いけれどそうじゃないと思う。
私が夫から徹底的にダメージを受けた後で、
「え、ウチの夫は自己愛性パーソナリティだったのか！くそぅ、早く知りたかったわー！」
と気づいた途端にパーーーッと光が差して、やった、出口が見えた！と思ったように、自分自身がHSPだと自覚して、なーんだそうか！と気持ちの切り替えが出来る人もいると思う。
私の場合はもう精神面でどん底まで落とされて自尊心も何ももうすり減ってしまってからの立て直しだから結構時間を要したけれど、早く気付けば気づくほど、早く自分を取り戻せるはずだから、なるべく書いて行こうと思ってる。
今までこのブログで夫との関係、親子関係を書いて来たのは、こんな感じでてんやわんやでしたよと知らせる為でもあります。
結構これでも端折って書いていて、もっと波乱に満ちてはいましたが、本当にラッキーな事に要所要所で支えてくれるヒト、声を掛けてくれるヒトと出会えてなんとか越えられて今に至るのでアラフィフだし恩返しのひとつも出来たらなと勉強しようと思いました。
やっぱり色々見ていると、どこまで声を掛けようか、どのタイミングで掛けようかと迷うところもあります。
下手なんですよ、人との距離を上手に調整するのが。
気づいたらものすごい近くに来られていたり、寄りかかられていたり。
過去には何度もあって、これはダメだと。
相手に依存をさせるだけではダメなんですよね。
お世話になった整体の先生がポロリと言った言葉を忘れないようにといつも思っています。
「自分に嘘をつくくらいなら、相談なんか乗らない方がいいんだよ、だって相手だけじゃなく、自分も可愛そうじゃん。嫌われたっていいからその人にとって必要だと思うことを伝えなくちゃね。それでも分かんないなら、それは相手の責任！」
って。
なるほどーと思ってから、なんとなく空気読んで、なんとなく寄り添い過ぎてしまってすごい寄りかかられるというのは回避できてます。
距離感、大事！
では、
またね！
↑これってアジサイですか？散歩の途中で見つけたの。モフモフで可愛い。