寝付きはいいが、必ず3時間ほどで目が覚めて、そのあと眠れなくなる。
夢の中からすでに子どもの受験を心配し始め、目が覚めたことを意識するころには汗をびっしりかいて不安におののいている。

当然睡眠不足なので、日中は頭がぼーっとするし、仮眠ばかり取ることに。
だんだん頭痛や吐き気をともなってきたので、これはなんとかしなければと、お医者さんを頼ることにした。


予約したのは個人の精神科クリニック。
患者さんが多くて驚いた。

わたしは初診だから診察時間は長いだろうと思っていたけれど、定期的に通っているであろう人々はほんの5分ほどで診察室から出てきた。
わたしも次回からはあのくらいになるのかな。

先生は50代前半とおぼしき男性だった。
睡眠の様子のほかにストレスの元である受験について聞かれた。
この先生は、話を聞く途中から感想やアドバイスをはさむ。
自分のことを話すより先生の意見を聞いてる時間の方が長かったかも。
もしかしたら先生にとっても「受験」は語らずにいられないテーマだったのかもしれない。

睡眠障害に関しては、オーソドックスらしい精神安定剤が処方されて終わり。
母からもらったデパスのことも話したけれど、これは中毒性のある薬だから扱っていないそうだ。
飲み続けなくてよかった!

子育てに関しては、
「子離れしなさい」
そうだよね。
わかってる。
わたしが心配しても合格するものはするし、できないときはできない。

「娘さんは大丈夫だから」
この言葉はホッとする。
たとえなんの根拠もなくてもね。

こうして受験と子育てのレクチャーを受け、初の精神科外来は終わった。


処方された薬がそれなりに効いたのか、昨夜は5時間寝られました。
今はやっぱり悶々と長女の心配をしてるけど…