キケ・シネシ&岩川光IN山形 | この辺りの見所の者

この辺りの見所の者

気ままなブログです。

10/19日に山形でセバスティアン・マッキ  トリオのコンサートに行った時に、今日のコンサートのフライヤーがあった。

去年から、アルゼンチン音楽を聴く事になるなんて夢にも思わなかった。キケ・シネシはYouTubeで聞いて、今回のコンサートに行きたいと思った。

1セットは動、2セットは静のイメージ。キケ・シネシはアコギ2本とペグ無し(スタインバーガーのギター)で、ギターの形の線がくっついたギター(2セットの1曲目に演奏)で、ミニアンプがあった。端っこだけど1番前の列に座れて、キケ・シネシの横顔を見る形となる。
ケーナ奏者の岩川光さんも、テクニックが凄い。即興と曲が交じり合って、1セットはキケ・シネシがリードしていた感。
一応、アンプは通してはいるけど、アコギで、あんな音色を聴いたのは初めてだ。
太くてビロードのようなギターの音色。硬さは一切無い。コード弾きの和音の構築音の立体感。
ナマで聴いた方が映像よりも凄い。激しさもあるけど、余裕がある。ロールスロイスがスピードを上げる感じの余裕さ。
岩川光さんとの即興のやりとりはビル・エヴァンスとジム・ホールのアンダーカレントみたいだった。キケ・シネシのギターの音色は自分にとって強烈だった。太いコード音も忘れられない。
まとまりの無い文章になってしまいましたが、つまりはブラボー!
これに尽きる。