■「ランドラッシュ~世界農地争奪戦~」を読み解く


先日、NHKスペシャルで「ランドラッシュ~世界農地争奪戦~」が特集された。

世界的な食糧危機が影響されて、世界農地の争奪が激化されている。

日本も食料安全保障に向けて動いているが、他国に遅れをとっている。

だが、日本は食料自給率アップという課題もある。



■「ランドラッシュ~世界農地争奪戦~」のポイント
 

・穀物価格再上昇で新たな食糧危機が懸念される今、アフリカや東欧の農地を外国企業が囲い込む「ランドラッシュ」と呼ばれる争奪戦が激化している。


・ウクライナは世界有数の肥沃地帯。


・韓国は国策として、海外の農地獲得を進めている。


・世界規模で農地獲得合戦が始まっている



・ウクライナへの農地進出をはかろうとする国は、20ヶ国ある
企業としては、
アルプコットアグロ社(スウェーデン)
アグロインベスト・ウクライン社(セルビア)
キシチェンツィ(オランダ)
など。


・多くは国の後押しを受けた進出である。


・韓国は国内需要の4分の1を賄う食糧基地を国外に建設しようとロシア等に大農場を建設している。


・リビアは原油の供給と引き替えにウクライナに大規模な農地を確保した。


・一昨年の食糧危機で穀物市場のもろさを知った輸入国は、自ら国外に農地を確保する危機管理を始めた。


・今後の人口爆発と、新たに開拓できる農地の限界を見越した中国やインドも農地確保に乗り出している。



・進出国と現地住民の間に摩擦も起き始め、マダガスカルでは、全農地の半分を韓国企業に提供しようとした政府が、暴動で転覆する事態となった。


・「新植民地主義」との批判を受けながらも、ランドラッシュが進展している。。


【参考・引用:NHKスペシャル】


※コメント

ある専門家によると、本当の環境問題は、農地問題だと言われている。
天候の変化により、大規模な農作業に影響が出てくる。
住むところは、移動できても、大きな農地はすぐには移動できないからだ。
環境問題も今後、詳しくリサーチしたい。





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