彩風咲奈さんのファンとして、とっても気になる人。

そう、華世京さんです!

 

勝手な思い込んでざっくり書くので、誤認や異論もあると思いますが、軽く流し読みできる方はどうぞ。

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【変更 10/9 コメントでご指摘いただき、一部修正しました】

 梅田再演にあたって金の奴隷の王妃が和希そらさん⇒華世京さんに変わったと思い込んでいたのですが、カルメン場面でカルメン役が和希そらさん⇒縣千さんに変わったとのことでした。華世京さんは最初から王妃だったそうです。

 申し訳ございませんでした。

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あのう、、、、

 

最初にきた感情は「嫉妬」じゃなかったですか?

 

雪組はひとりっこ御曹司計画が伝統と言われているとは知っておりますが、それにしても咲さんの近くばっかりにいてお世話もしてるし、別箱も一緒だらけ。新人公演も咲さんの役だし本公演でも組んでることおおいし抜擢多すぎるし、珠玉の「金の奴隷」シーンでは、まさかの相手役!!!

 

ずるーーーーい。

 

同じ彩風咲奈さんファンとして、ずるい、とか思いませんでした?

よくある少女漫画で、貧乏だけど才能豊かな主人公に、先輩やライバルがいじわるしたくなる、アレです笑

 

でもね、ODYSSEYをみたとき、もう許そうかな、と思いました(なんの目線か)

 

ほんとに、素敵だったんですもの。

 

やわらかな体の使い方に確かな表現力、くわえて、咲さんに対するシャワーのような憧憬と愛情が光り輝いていて、すばらしいシーンに仕上がっていました。しょうがねえなあ、これは、と思ったんです。

あれだけ心に愛がしみていくシーンをつくったのは、かせきょーの愛、それしてそれをしっかりとくみ取って大きくふくらませた咲さん、つまり、あのお二人ならではの名シーンだったのではないでしょうか。

 

あのオタク並みの愛をみてると、咲さんのやさしいドSキャラがきわだって、咲さんのこともさらに好きになっちゃいました。

そういう、不思議な相乗効果があったと思います。かつて咲妃みゆさんが早霧さんを愛しすぎて面白いことになってたのを思い出す。あれも、笑っちゃうくらいの濃い愛でしたが、それでおふたりの世界観が強まったのはありますよね。

あのミスター・ブルームというキャラは、かせきょーカイルがなければ成立しなかったと思うので、そういう意味で、やはり咲さんを語るに欠かせないおひとだと思います。

 

美人でかわいい感じの華世さんは、ショーで選抜メンバーに入ってもちょっとキュート担当になることが多かったように思いますが、公演中のベルサイユのばらでは、骨太なベルナールをしっかり演じられています。

ちょっとガチっとした感じが出て来たのではないでしょうか。

 

2幕冒頭の市民爆踊りシーンで、舞台奥からダーッと駆けてきてセンターで踊り出すあたり、ほんとにかっこよかった!

 

わたしも最近咲さんロスがこわくて仕方ないんですけど、華世さんも、そうなんじゃないですかね。

咲さんLOVE歴でいったら、わたしよりちょっと長い気がするし、深さったらもう負けるよね。おそばにいただけに、つらいだろうなーーーーー。

 

咲さんも「近くにいるからこそ厳しくしてる」とおっしゃってました。グラフのサヨナラてい談でも、紀城ゆりやさんにはめっちゃやさしいのにねえ。ディナーショーでも、かせきょーにはあえて厳しい課題を出してるように見えました。

いい環境にあるからこその悩み、というのは、早くから抜擢が続いた咲さんには良くわかるのかもしれません。

大事にするからこそ厳しくするという、咲さんのあたたかさがあふれているなあと、、、。

 

ALL BY MYSELFでブルームが「お兄さんは、別のやりかたでスターになればいい」と言ってましたが、ほんとに、咲さんがいなくなって、その影響からいい意味で抜け出したときが、ほんとうのかせきょーの第2ステージなんだろうなと思います。

基礎的な実力は申し分ないし、顔も宝塚スターらしい、万人受けするきれいさだし。

あとは、絶対かせきょーでなければ出せないもの、を見つけていくことが道になるのでは。

 

いっそ組替えして花組で聖乃あすかさんとかに、「華とはなにか」くらいな違う世界を叩き込まれたらおもしろいかも、なあんて勝手な妄想をして楽しんでおります。根拠ゼロです。

 

咲さんを一緒に愛したから、そして咲さんにとっても愛されたから、かせきょーにもおっきくなってほしいです。

(だから、いったいなんの目線だ?)