ベルばら感想その3,です。

最初はトップコンビ、2回目はその他のキャストでした。

3回目、そのた。

ネタバレあります。

 

独断とひいき目でざっくりかくので、誤認や異論もあると思いますが、軽く流し読みできる方はどうぞ。

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◆フィナーレの群舞がすごい!

咲さん踊りっぱなしなのうれしいんですが。

とにかく、うつくしい!

衣装と振りがすごくいいです。

 

そして、わたし的にめっちゃときめくのが、音がきえて振りだけあるパターンがあらわれるんです。

音の洪水のようなフィナーレのなか、群舞でばしっと決めるのに、「音がない」

 

この演出、かっこよすぎ。

 

そして、こういうとき、ばしっと決めてくるのが雪組なんです。

 

雪組って団結力がある、という言い方を良くされますが、振りをしっかりそろえて一糸乱れぬ群舞をさせたときのそろえる技術の高さは、ほんとに素晴らしいと思います(ひいきめ満載です、たぶん)

これは結構伝統的だと思います。どのトップさんのときも、しっかり決めてくる。

 

個の技術もダンスでは大事ですが、宝塚ほどの大人数できっちり決めてくると、本当に迫力があり、そのセンターに名ダンサーでスタイルが素晴らしいことにくわえ、体の使い方、見せ方が抜群の彩風咲奈さんが入ると、もう、、、、、ため息もでないくらい。

息とまりそう。

 

横のあがたくんも超絶カッコイイ!ダンスについては、もう文句なしに咲さん遺伝子ですねー。どの振りもセクシーにみせちゃう。

そしてもちろん、パーフェクトガイの朝美絢さんと、キレキレダンスの夢白さん。盤石すぎる。

 

ダンス上手がいっぱいいても、それぞれがそれぞれに踊るときと、ばしっとそろえてくるときと、また全然ちがう魅力があるんです。このそろえ、を無音の世界でハイレベルにやっちゃう雪組メンバーは、ほんとにすごいです。

 

◆安い

いきなりですが、宝塚って安いですよね。

今回、なかなかとれなくてB席だったんです。大劇場は2回目で、前回は30年前くらい。だから、ほぼ初めましてな感じでいったのですが、2回のB席でもかなり近い。傾斜がしっかりしているので銀橋もしっかりみえるし、前のひとの頭でみえないとかもない。東京は1階でも前のひとの頭でみえないこと、結構あります。

今回のべるばらは客席降りが胸アツなのでそれがみえないと残念というブログはかなりみかけましたが、それにしたってこれで3500円????ありがたすぎるでしょう。っていうか、もっととっていいように思います。リピーターにはポイント還元とかリピート割とかしてもらって、もうすこし単価はあげてもいいのではないでしょうか。こんなに豪華なものが休憩込みとはいえ3時間も見られるので。

スタートが「女性や子供が見られる娯楽を」というところにあったと聞いたことがあります。価格が高すぎてはいけないというのもコンセプトのひとつではあるんでしょうけれど、、、、、すごいなあと思いました。

 

◆やっぱりべるばらはすごい

古いとか、贔屓にはやってほしくないとか、たくさん聞きましたが、やっぱりみちゃいますね。

初日をすぎてかなりたちますが、ベルばら感想関連の投稿はコンスタントに続いています。やはり、「みたい」「かきたい」「話したい」なコンテンツなんだなーーーーー。

正直、お芝居としてはすでにパッチワーク集みたいになっていて本編もダイジェストのようです。

あのシーンがこうなったか、とか、あれはないの、とか。

お芝居の流れは、初見のひとのほうが、楽しめるかも。余計なイメージがないので。

 

ベルばらをすでに知ってる組は、まず今回のベルばらをみて、今回の編集になじんでから、2回目3回目の観劇のほうが楽しめるかもしれません。

すごいコンテンツですな。

 

そんなこんなで、おそろしいことにもう大劇場での千秋楽がせまってきました。

さみしいです。

配信はたのしみにしておりますが。

でも、雪組のみなさん、元気に頑張ってください!楽しみにしてます!!