大感動の雪組「ALL BY MYSELF」。前回と前々回で書ききれなかった分とつけたし。
ネタバレあります。
独断と偏見でざっくりかくので、異論や誤認もあるかと思いますが、軽く流し読みできる方はどうぞ。
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会場近くのドトールに寄ったら、この公演のことがレシートに印字されてる!
ちょっとしたことだけど、すごくうれしい。
カッコイイの洪水がもう受け止めきれず、ダバダバこぼしながら彩風さんのかっこよさを浴びた、って感じ。
ベルばら退団ということでショースターなのにショーが最後にないのか、と柚香さんなみのクレームがありましたが、この公演はほんとに彩風さんづくしで、普通のサヨナラ公演のショーよりも、彩風フィーバーだと思う。このかたちで、よかった。
ブルームの衣装はステージにかざってあっただけで着てはいなかったので、これは、さよならショーであると嬉しいなあ。
◆仁
彩風さん大好きなのはもちろんなのですが、長年の雪組ファンとしてすごくよかったシーンの話。
1幕の新人公演ふりかえりで、ラストが「仁」の「My Life, Your Life」なんです。
イントロ流れただけでじわーときました。ほんとに名曲だなーーーー。
曲もですが、名作なんですよね。音月さん、早霧さん、北翔さん、未涼さん、舞羽さんというそうそうたるメンバーが、ほんとに熱演でした。雪組のほかのメンバーも素晴らしかったし、ハートフルであたたかさをすごく感じた作品。その曲が、いま、彩風さんの歌できけたことに、涙涙です。
あのときの咲奈さんは、悪役にはちょっとかわいすぎるなーーーと思ったものでした。
雪組をみてきたので、彩風さんの新人時代をふりかえると、昔好きだった雪組作品もたくさん出てきたので、余計にしみました。雪組が御曹司政策をとるのは、こういうためなんですかね。
仁、再演してほしい。かせきょーかな。
◆グッズ
あまりしてこなかったのですが、FROZEN HOLIDAYで初めて一緒に踊るグッズを購入。
今回、推しを強調するため、いろいろ買ってみた。バッグ、シャツ、ペンライト、タオル、フラッグ、、、、、
結論。
なかなか公演の最中にはグッズをつかいこなせない。
没入してしまうのと、拍手したいので、あまり使えないね。途中から欲張って使わずに、ところどころだけにしました。
あと、まわりを良くみたら、雪組カラーのグリーンを身に着けてる人が多かった!これは、次回の課題だ。
◆ベルばらチラシ
もらってしまった。
どぴんく!このごろ、ブログでも「ピンク」がキーワードになってません?おおむね、びっくりしたけど支持するという意見が多そう。
最初にネットで画像をみたときには、腰をぬかしました。
わたし、宝塚のベルばらはちょっと苦手としてるんです。
原作が大好きなのですが、恋もありつつ、アントワネット、オスカル、ロザリー、ジャンヌ、ポリニャック伯夫人まで、人間として、女性として、生き方になやみつつ過酷な運命とたたかっているリアリティが素晴らしいと思ってるんです。
宝塚版は、どうも甘すぎるというか食べきれない大きさと甘さのスイーツみたいで、夢々しすぎというか、、、
もちろん、赤の軍服でおどるオスカルはかっこいいのですが、ペガサスのお迎えとかケーキみたいなセットとか、いっつあ●●ワールドみたいなプロローグとか、何発撃たれても歌い続ける▲▲、、、、、ちょっと、こっぱずかしい。
花總まりさんの断頭台シーンをみて、これならいけるかな、、、と思ったような感じ。
今回、彩風咲奈さんと夢白あやさんという、リアリティある人間味深いお芝居が強力なおふたりがされるということで、それならいっか!地に足のついたベルばらになるのではと思っていた矢先。
地面、どこにあるの???
ふわふわ浮いたシャボン玉のごとく、どこへ行くの~~~~????
リアリティ、、、、、、ぶっとんだ。
フェルゼンとアントワネットというより、ロザリーの妄想におけるオスカル様とロザリーみたいじゃない?
しかし。
ブログのみなさんの肯定的な意見をみて、実際にチラシを手に取ってみて、、、、、
これも、ありかな。
と思ってしまった(ひいきってすごい)
だいぶクラシカルになっているので、現代的な改変もあるのかしら、と期待しておこう。
でも、その方向性がちょっと心配な気もします。
いやいや、咲奈さんと夢白さんだから、きっと大丈夫。
ボニクラであれだけの衝撃をくれたお二人に、また、奇跡をおこしてもらうのだ!!