星組さんはフォローしてなかったのですが、これだけ話題となればね。
少し前ですが、大劇場公演の「RRR」を配信でみました。
独断と偏見でざっくり感想を書くので、誤認や異論もあると思いますが、軽く流し読みできる方はどうぞ。
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さすがですね。
礼さん。暁さん。舞空さん。
激しいダンスも良かったし、礼真琴さんのちょっとやさしくて押しのよわいビーム（だけど、皆を助けるヒーロー！）というキャラが新鮮でしたし、暁千星さんのラームは文句なしにかっこよかった。
ヒゲはミーマイのジョン卿でも見せてくれましたが、ノーブルでちょい繊細なイケオジから打って変わって、どーんと兄貴スタイルで責任感もつよい、おおらかなリーダーでした。骨太感がよかった。
舞空さんは、かわいいけどしっかり自分の意識をもった女性で、安定してました。
そして。
今回、注目というか、おおっ、と思ったのが、極美慎さん。
なんか、、、、、、ぐっと進化してましたね。
これまでも上背があり、あの美貌とくれば、目立つのはもちろん目立っていました。
1789でもしっかり出番をいかしてましたし、ミーマイのジャッキーは大きすぎるのでは？という懸念をふっとばして、イケイケで我が道をいく、でも、なんかかわいいという、存在感に説得力がすごいなと思ったのですが。
今回の役は、非常におもしろかったですね。
舞空さんの婚約者で、イギリス人金持ちのいやなやつ！という滑り出しだったのですが、最終的には「婚約者が心配だから」と一緒についてきちゃういいやつっぷり。いいやつだから舞空さんヒロインも、最後に彼とは別れてビームにしよう、という感じにならず。あれは、ふられたのか、いや、ふられるまでもいかないやつか。
いやいやながらついてきてるふくれっつらをみせつつ、ほんとはいいやつなんだろなという空気感。あまりセリフがない中で、すらりと説得力をもって入ってきたところ、すごいなと思いました。
そのまえのナートゥダンスでは、イギリス代表としてビームに挑むようなシーンもあり、結果、めっちゃみんなでかっこよく踊るのですが、体の使い方が非常にきれいで見栄えがしましたし、ポイントポイントで非常にいいところをおさえていたと思いますし、自然と目線がひかれました。
わたしが極美さんと出会ったのは、「ベアタ・ベアトリクス」のポスターです。
これは！と思いました。
吸い込まれましたね、美しいうえになんともいえないオーラがあって。
よくしらないのに吸い込まれたポスターは、ほかに早霧せいなさん「ニジンスキー」と真風涼帆さん「ランスロット」かな。
どちらも、その方をよく知らなかった時点で、うわーーーと思ったポスター。どちらも、その後トップさんになられましたね。やっぱりオーラなのかな。そういう意味では、極美さんも、トップになるのかなあと思います。
いままでは、あまり星組さんを見てないという事もあり、とにかく美顔というところでトップさん路線だろうなと思うところが多かったのですが、今回のRRRでは、中身のスター性を見せつけられた！という感じです。
次回の星組別箱公演では礼さん率いる「BIG FISH」組。暁さんと分かれることから、礼さん直下で２番手位置でのステージになりそうですね。今後が楽しみです。
RRRの東京公演はただいま真っ最中。
ますます、進化を遂げつつ、千秋楽まで頑張ってください！