わーーーーーー、見ましたあ?
ブログ界隈でもにぎわってますね。
彩風咲奈さんのリサイタル「ALL BY MYSELF」の画像がホームページにアップされました。
なんて、かっこいいんでしょう!!
ここから、独断と偏見でざっくり書きますので、誤認や異論もあると思いますが、軽く流し読みできる方はどうぞ。
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目線で殺される気がします(本望です)。
抜群なスタイルの良さを生かすのであれば、もっと手足を広げた構図もアリと思いますが、あえてこの狭い空間にすらりと立つ感じ。ギラッギラのスーツにギャングのようなオラ感がありながら、下品じゃないんですよねえ。ブルーの光沢マント(裏地が赤!)というのが、ODYSSEYのブルーム船長をほうふつとさせますよね。
ギラギラスタイルながら、大都会イメージやネオン、照明の背景でなく、舞台ウラという設定が、これまた常にストイックで宝塚の舞台が大好きといつもおっしゃっている彩風さんのラストリサイタルにふさわしいと思います。
そう、、、、、、、退団ですねえ。
リサイタルの発表があったときから退団は覚悟していましたが、退団が発表されるまでは意識しないようにしてました。
まだかもしれないもん!
しかし。
発表されたいまとなっては、ご卒業まで応援することと、それまでに彩風さんを満喫したいと思い、予習をすることにしました。
本番はあっという間なので、公演の一瞬一瞬を大切にできるように。
このリサイタルは同じ演出家の野口先生が22年に作られた「ODYSSEY」をフィーチャーしているようですので、まずは、ODYSSEYのブルーレイを購入。
まじ、かっこいい。
公演時に配信で見たと思うのですが、どうにも印象がなかった。完全に覚えのないシーンもあるので、部分的な配信だったのかしら。ラブラブ胸キュンストーリーじゃないと初見で好きにならないというのは、夢介でもそうでしたが、もったいない。へんな癖だ。
彩風さんはショースターだ、とよく言われるのですが、わたしはこの評判があまり気に入っておらず、、、、
お芝居もすごいんです!!!うたもすごく役にあわせて深めてくるんです!!と思ってました。
いやあ、、、、、ショースターですね。
すばらしいショースターです(笑)
シーンごとに設定に合わせて全然ちがう表情で出てこられるんですよね。
ブルーム船長は海賊っぽいおおらかな感じ。
NYダンスホールシーンの足技ダンスはスゴイ!ハードなダンスを軽やかに楽しそうに見せちゃう。
ホセは、スタイルはよくてお坊ちゃん風だけどちょっとあか抜けなくて、ややストーカーくらいに一途。カルメンをぶっ刺しておいて「おれはお前のものだ」ってよく言うなあ。撃たれて死ぬところでも、倒れたカルメンにすがって暗転のなか最後にちょっと微笑むのが、ぞくっとする怖さまでも感じました。
うってかわって金の奴隷は、優雅な王妃様にリードされるような、やや押しの弱い、でも体を張って尽くす感じのけなげ&キュートさ。
ウィーンのシーンでは白の軍服!!高貴!誠実!!かっこいい!!!
軍服ってやっぱりかっこいいですよね。フェルゼンでも見られるだろうとは思っていたものの、わたしは短髪での軍服が好きなんですよおーーー。咲さんにロングヘアが似合うことは知っておりますが、ここで短髪軍服をみられたのは、もう幸せ。
ショートはいえストーリー仕立てっぽいところがおおいのと、これでもかとテイストを変えてくれる演出なので、いろんなお役の咲さんコレクションみたいです。たくさんお芝居を見たような感覚になります。贅沢ですーーーー。
そして、あのダルマ!
ハイレグ(っていまもいうのか?)なレオタードのような衣装は、体をぜんぜん隠せないのでスタイルがばれてしまうものですが、咲さんの神スタイルだと、もう、、、、
脚が、、、ながい!!膝をちょっと曲げてリズムをとる振り付けの箇所、まじで脚のミラクルなながさに吸い込まれそうです。
膝がその位置にあるの????という感じ。
映画俳優のシーン、黒のズボンに白いシャツだけで、なんでこんなに立ち姿が美しいのか、そしてこの2つの色みだけで、こんなに色気が奔流なのか、、、、、めっちゃかっこいいです。
あと、再確認したのですが、当時の相手役さん 朝月希和さんとのデュエットダンスの美しさ。
このところ、夢白さんの演技力とそれにあわせて爆裂かっこよさが増したようにさえ見える咲さんのすばらしさを感じ、さきあやコンビにメロメロになっていたのですが。
朝月さんと彩風さんのデュエットダンスは、すばらしいですね。朝月さん、体やわらかい!咲さんの腕によりかかって背中をそらすと、まじで体が二つ折りでないか????さききわも、すてき。
朝月さんも、丁寧なお芝居が好きなのですが、ブログを色々拝見するとダンスが得意なようですね。だから、咲さんの初代相手役さんに選ばれたのかな。
オデッセイは咲さんもすごく大切にされている作品だそうなので、もうすこししっかり見て、予習を進めたいと思います。作品としても非常に楽しくしかけが盛りだくさんで、ほかのスターさんも見どころ満載で書きたい事あるので、それはまた次回。