銀河へ飛び出すスター。こうなったら礼真琴さんのレジェンド花道に期待!
星組トップスター、礼真琴さんの退団が発表されました。浅めな雪担のわたしがいうのもなんなのですが、、、でも、ちょっと気になるので書いておきたい。独断と思い込みでざっくり書くので、誤認や異論もあると思いますが、軽く流し読みできる方はどうぞ。----------------------------------------◆こんなもんじゃないでしょう?なんか、スーパースターなのは知ってるんですが、実際のところ、こんなもんじゃないだろうと思っております。なんでもできるからか、もっとすごいんではないかと思うんです、礼さんて。1789のロナンは期待通りでしたが、そりゃあできるだろう礼さんだもん、みたいなの、ありません?◆恵まれ度?星組ばっかりいい作品をもらってるといわれたり、逆に礼さんは新作オリジナルをあまりもらえなかったとか、いろんな意見をブログにおみかけします。たしかに、良い作品はされてると思いますが、休演あったり別箱だったり、版権問題で配信やブルーレイがないとか、せっかくのスーパースターっぷりが「見られる機会」としては、ちょっともったいなかったのではと思うことも。◆食われた度?ロナンの代役は礼さんが素晴らしいだけにたいへんなプレッシャーだったと思いますが、大好評だった暁千星さん。舞空さん念願のミー&マイガールで、本来礼さんだったと思われるが、休養のために代役ビルとジョン卿の役替わりで大注目&これまた大好評だったありちゃん。超話題作RRRでラーマがかっこよすぎたありちゃん。これは脚本上仕方ないとは思いますが、ダブル主演くらいなインパクトでしたし、これまた礼さんは「礼さんだもん、できるよ」みたいなのに対して「ありちゃん、こんなにすごい!」みたいな不思議な加点があったような気がしてならない。◆ならでは度?RRRは、礼さんがいる星組だからできたとは思うものの、ビームは役の存在感としてはやわらかめだったし、ナートゥダンスは、もう全員のパワーがすごかったので、礼さんが大きくクローズアップされるというより、全員賞のように見えました。明日海りおさんの「ポーの一族」、柚香光さんの「はいからさんが通る」、彩風咲奈さんの「蒼穹の昴」のように、トップスターがめっちゃクローズアップされて、すっごくたいへんだけど素晴らしい、「この人といえば、この作品」「この作品は、この人」というのは、これだけの人気と実力を誇りながら、大劇場では実はまだ無いのではないでしょうか。わたしの知識がめちゃめちゃ不足してるとは思いますが、外野からみてぱっと浮かばないということはあるかもと。◆礼さんとの出会い「Another World」が初めてです。落語が好きなので、めずらしく星組を観ました(予算と時間の関係で、普段は雪+時々花で精いっぱい)とにかく紅ゆずるさんと愛月ひかるさんのインパクトがすごくて、宝塚なのにめっちゃ笑いの感性にびっくりして。でも、ときどきめっちゃエエ声とお顔で「宝塚の世界」に引き戻してくれる人がいました。それが、礼真琴さん。次に、配信で「食聖」をみました。これも、紅さんがクールな美顔なのにキャラがおもしろくて、引き込まれた。この時の礼さん、声と顔にくわえて、芝居も素晴らしかったです。ただ、紅さんとのバランスなのか、そんなに前に出る感じがない優等生感が強かったような。あとは、みなさまのブログ等で色々きいて、すごいひとなんだなーーーと思ってました。「モンテクリスト伯」は配信で観ましたが、個人的にはあんなキュートな笑顔なのにこんなに暗いヒーローやらなくったって、、、、みたいに重いお話でしたねぇ。つまり。なんか、もったいない!◆阿修羅城の瞳 配役は?いろんな予想をみなさんのブログで読ませていただいて、「なぞの女 つばき」に一票です!短い動画があがってたのですが、新感線では天海さんのインパクトがすごすぎる。とても難しい役だと思うので、これをちょっと宝塚っぽく、2番手でもできる感じにアレンジしてありちゃんに渡したら、RRRみたいになっちゃいません?(食われる)こういうぎりっぎりの狂気の役、礼さんなら、オリジナルに近い感じでほんとにめっちゃ素敵にできるのではないでしょうか。こういうの、宝塚でできるんだ!みたいなのを、スーパーな礼さんだからこそ期待したいです。退団なのに女役なんて!と思うだろうから、舞空さんを見送って後妻を迎えず、なおかつ1本ものにできる案件を2本立てにして、後半のショーで男役礼さんを満喫できるようにしたのでは、、、、、、、、なんてなんて、勝手な妄想で、根拠はございません。◆レジェンドロードはこれから退団が発表されたとはいえ、これから武道館があります。まさに、レジェンドの舞台。そして、阿修羅城の瞳。このふたつ、ほんとうにレジェンド礼さんのすばらしい花道となると思います。めっちゃたいへんそうだけど。礼さんという素晴らしいスターだからこそみせてくれるこれからを、いちヅカファンとしてたっぷり期待していきたいと思います。