大好きな彼と


夜デートの約束をしていたけど


ちょっと熱っぽいなー

ちょっとダルいなー

ちょっと頭痛いなー


そう感じていたけど


熱ないから行きまーす!


そう連絡して待ち合わせ場所へ


合流すると


「元気ないなー」

「ホントに大丈夫?」


心配かけちゃ悪いとおもって


「熱ないし、大丈夫だよ、コロナじゃないし」


ちょっとウソをついた


ふたりきりになるといつものように


イチャイチャがはじまる


…はずだったけど


キスすると彼に風邪をうつすと悪いから


「今日はキスしない」


それでもアゴクイキスをする彼


服のなかに手を入れて胸をさわる


…止まった


「ちょっとこっち来て」


バックハグをすると


こてんと一緒に横になる


「ちょっと寝よう」


わたしが熱があるのわかったんだね


「えー、でもエッチしなくていいの?」


「こうしているだけで大丈夫」


「来週できないのに?」


次の週末は会社の旅行があるから


エッチしたかったのに


「ちょっと黙ってて」


彼の胸にわたしの背中をぴったりくっつけられて


手は胸を揉みながら


密着している彼の体温が心地よかった


安心できた


そのまま1時間ほど寝てしまった


「大丈夫?今日はもう帰るね」


「うん、ごめんなさい」


わたしの体温は37.8℃になっていた


体調不良でも


それでも彼に会いたかった気持ちが


彼に伝わったとおもっても良いよね?