大好きな彼も


参加する会社の新年会


彼を見つけたけど敢えて挨拶に向かわず


離れた席に着いた


くじ引きなので彼と


同じテーブルには座れないのはわかっている


乾杯の後


しばらくすると


彼の方から


「今年もよろしくお願いします」


ビールを注ぎなごがら挨拶にまわってるらしく


「先に挨拶に来なきゃね」


笑顔の彼に会えた


いい気分で酔いがまわったわたしは


二次会に誘われた


手招きしてたのは彼


「一緒に行きましょ」


誘いに弱いわたしは彼の後ろをついていく


彼の隣に座ると


わたしのお尻に彼の手が伸びてきて


さわさわと触りはじめた


誰かに見られてはいないかと


周りを見ながら彼の手をつなぐ


引き離すのも理由のひとつだけど


彼に触れたかったが理由だ



後々に隣に座っていた上司に


「なんか触られていなかったか?」


と聞かれたが無視した



お酒の席の時は絶対に彼の隣に座らない



固く誓った