大好きな彼と


ランチタイムデート


素面だから言っておかねばと


酔っぱらいの彼にはいつもお願いしていること


改めてお願いした



「お揃いの何かが欲しい」


「わたしの誕生日に一緒にいて欲しい



いつも言ってることなのに


初めて聞いたかのような顔をする彼に


「これで3回目なんだけどね」


伝えると


「ごめんなさい」


って全く覚えていないらしい


先週あれだけわたしにもたれ掛かって


子供みたいにちゅぱちゅぱしたりしていたのに


怒りのメッセージやらもすぐに消したらしく


全く覚えていないらしい


今度こそ覚えていてくれるかな


「飽きるまで一緒にいてみたい」


お願いしてみたら


「でもさ、飽きるほど一緒にいてホントに飽きられたら困るから」


「だから飽きるまで一緒にいてみたいって、何回も言ってるよ


「いや、飽きちゃうんじゃない?」


「多分飽きないよ、やってみなきゃわからないけど」


わたしの夢(願い)がまたひとつ増えた



来年のランチタイムデート


チャンスは2回だけ


もっともっと一緒の時間を過ごしたい



彼が帰った後


もう会いたくなった


会いたいなー