題名を何とするか迷ったけれど、今日は韓国の子供たちを脅かす性的暴力について語りたい。数日前にプサンで中学1年生の女の子の死体が発見された。水タンクの中に隠されていた死体には性的暴行を受けた跡があった。そしてDNA鑑定をした結果犯人を突き止めた。犯人は33歳の近所に住む男で、数週間前に主婦を監禁して性的暴行をするが、その時は主婦を逃がしたそうだ。その犯人として警察に追われていたさなか起こった事件だった。犯人を捜すも数日間見つからないまま、プサン住民たちは不安な日々を送った。そしてその男(キムギルテ)は捕まった。最初は黙秘するなど、事実を認めなかったがついに犯行を認めた。

昨日の新聞で驚いたのは“キムギルテを愛する会”など、犯人を支持するサイトが作られたということだ。何かがおかしい。







何ヶ月前にも世間を騒がせた事件があった。韓国では“ナヨンイサッコン(ナヨンちゃん事件)”といって社会的問題になっていた。小学4年生くらいのナヨンちゃんが酔っ払いのおっさん(性的暴行の前科あり)に性的被害を受けた事件だ。ナヨンちゃんは可愛く非常に賢い子で被害後にその日偶然持っていた携帯で警察に電話をしたという。被害の代償に彼女の腸は張り裂け、一生自分の肛門から便を出すことが出来ない体になってしまった。パイプと袋を常に体に取り付けて生きて行かなくてはいけない。韓国社会は沸いた。子供の人権について。改善について。







昨年、韓国の13歳以下の子供が1年にうけた性的暴行の被害報告件数は1200件だったという。これは1日に3人の子供が性的被害にあっているという結果だ。しかも報告された件数のみであることを考えるとぞっとする。







ニュースでは連日それらの内容が報道されている。ニュースキャスターは言った。

“早く子供たちが1人で学校に通える時代が来ることを願います”

改めて私もはっとした。韓国は安全なようで危険な国なのだ。

確かに子供が外で遊んでいる姿をあまり見ない。いかに塾漬けの生活だからといってもそれだけではないだろう。

物価は上がりっぱなし、子供の養育費(特に塾)にかかる金は半端じゃない。共稼ぎが多い中、1人になる子供が多い。だから親が帰宅するまで塾に通わせる。学校が終わって、2つ、3つ塾に行く。そんな子がいっぱいいるらしい。




だから韓国人は移民をする。

子供のためにもそうするのだ。




韓国で生きていくということ。

韓国で子供を育てるということ。

改めて考えてしまう。

そんなこのごろです。