別件でうちにきていただいている、と・ある患者さんから・・

「中年以降に、水痘(みずぼうそう)のワクチンを、追加接種すると・・

 帯状疱疹になりにくい~なったとしても、重症化しにくい・とのこと。

 ひいては、野口皮膚科きたついでに、接種しときたいんだけど・・」と。


             確かに考えてみりゃぁ・・


小児期にみずぼうそうやって・・

免疫力ができました・っつっても・・

歳とともに、落ちてって・・そんでもって・・

みずぼうそうのウイルス・ってのは・・一生体内にいて・・

時々、帯状疱疹として、神経線維をつたって、再び現れる・・

つまり、免疫が落ちていく中年以降帯状疱疹にもなりやすくなる・・

そこで、予防接種で免疫を追加できれば、帯状疱疹になりにくい・のか。


              不勉強・だったなぁ・・


私の不勉強さ・のせいで、接種せずにお帰りいただきました。

そして、夕方の診療終了後、イソイソ・・・調べてみると、確かに・・


             ホントに、そう・なんですな・・


欧米ではポピュラーな予防法になっていた・んですなぁ。(下記参照)


早速、明朝、お電話差し上げて・接種にきてもらいます。

そんでもって、HPでも案内して、希望されるかたには接種開始します。

(それにしても、患者さんに教えられる・ようじゃぁ・・チョット・やばいなぁ。)


(参照)

米国での研究では水痘ワクチンを数万人の50歳以上の成人に接種することで、帯状疱疹の発症を対照群の半分に、主観的に痛みを残す人を3分の1に減らすことができたと主張するデータもある。2006年に、米国では60歳以上を対象とする帯状疱疹ワクチンとして承認された、このワクチンはいわゆる「水ぼうそうのワクチン(水痘ワクチン)」のことであり、数十年前に日本で研究開発されたワクチンである。米国のみならずEUなど30カ国以上で「帯状疱疹の予防目的」で広く使われている。)