家族計画てなに?この言葉と自販機を知ってるあなたは昭和44年以前の生まれとみた靖子。富田靖子がストライクなのはオラと同世代。という話はさておき


カタナの前傾姿勢に耐えられなくなったオラは、アップハンドルにすることを決意してレッドバロンに出かけたところまでは前回話した。今日はその続きです。


レッドバロンに着くと馴染みの店員が「今度はどこが壊れたんですか」という顔して出てきたので今日はそうではなくカタナのアップハンドル家族計画を伝えたところ「野口さんからそんな言葉を聞くとは思いませんでした、こちらにどうぞ」とカウンターに案内された。


カタナ乗りの先輩や仲間が耕運機ハンドルに変えた人がいて、これはこれでカッコいい。なのでオラもこれでオネシャス❗と言ったらば、



「純正もハリケーンハンドルも廃盤になっていて、もしアップハンドルにするようでしたら時間をかけて適合するモノを選ばないといけません」


耕運機ハンドルはよくオークションで5万円という高値で取引されていたりするが、ハンドルだけ買えばいいものでもないらしく、説明書が付いていることが前提で、トップブリッヂなど部品が必要になってくるようだ。

「なるほど。ちょっと考えさせてもらう」

オラはレッドバロンをあとにした。


実はオラにはもうひとつ考えがあった。いちばん初めにカタナを見に行った個人経営のお店。ヤフブロ時代からの読者諸君は覚えているだろうか、その店はなぜか不動のカタナが3台も倉庫に眠っていたという話。もう10年も前の話だ。

できればその店でバイクを買うつもりだったが、レッドバロンで気に入ったカタナを見つけて買いそびれてしまった。が、二年に一度くらい顔を出してる、その店の在庫情報が魅力的で暇な時にHPでチェックしているのだ。んでオラが行く度になぜか工場にカタナが居たりする、聞けば客の修理だったり車検だったり。おいおい、地元には潜在的にカタナ乗りが多いんでないかい?会ったことないけど。てことはだ、


あの店に行けばカタナのハンドル家族計画は何とかなるんじや?


家族計画、そろそろやめよか。その店とはぶっちゃけると、オリラジの藤森がCB400FOURを買った店さ。ようつべでそれを見たときズッコケたわw

というわけで、その店に行ってきた。すると意外な展開に!


その店に着くとまず在庫のバイクを見せてもらった。2階に広い展示場があるのだ。これがなかなかの名車揃いでビックリする。本田や川崎の所謂名車が多い中でも、ほらママ居た、鈴木の刀!シリアルナンバー入りのやつと三田寛子。三田寛子も昔ストライクだった黒歴史があるオラ。



スゴいべこの店。さらにオラは「おおっ!」と声をあげる。「GSR250だ!オラの好きな青白!」



   ヤバい、欲しい!


という話は置いといて、、。本題に入ることに。


「貴店ではカタナ乗りの顧客が多いとお見受けします。つきましてはオラのカタナをアップハンドルにしたいと思っていますのでお知恵を拝借、、」

「うちのお客さんでアップハンドルにしたいという人はいないわけで」

「ウソや❗こんなにカタナ乗りの顧客がいて、こんなに平均年齢が高そうな品揃えの店なのに、そんなわけないやろ❗」とエセ関西人になるオラ。


オラの理想としては、「ちょうど耕運機ハンドルが倉庫で眠っていたんですよ、これも何かのご縁、よござんす、お譲りしまひょ❕」となることだった。そうでなくとも二つ返事で快諾してもらえると思っていたのに、カタナのアップハンドル化にはあま積極的ではないようだった。これは意外だった。


「ちょっと考えさせてもらいます」とだけ答えて店をあとにしたオラ。だがその時気づいた、胸の奥で何かが動き始めていたことを。


まさか、GSR250?


さあどうなるノゴロー、どうなってしまったのか!ここで一旦CMをはさみます。

てかオラにとってGSRといえばランタボだが。



つづく