日曜日に走った山梨県埼玉県群馬県は最初から最後まで山道から離れることがなかった。山の数だけ峠があった。名もなき山の名もなき峠をオラのバイクは風を切って走っていく。

だいぶ前からそうだけど、自転車が多くなったね。
どこを走っても居たわ。見たくないのに横走っているからイヤでも見えてしまうよく鍛えられたふくらはぎや尻。全然嬉しくねぇ!てか肝、おい。w
下り坂でバイクが我慢して50キロなのに自転車が50とか60とか出すのはどうなのさ、オラは速度58キロで捕まったど。



コンビニとかで汗びっしょりかいてスポーツ飲料飲む人と、ライダースジャケット着てアイスコーヒー飲むオラとは似て非なるカテゴリーなんだろうなて思う。オラは元々自転車派だったが、バイク乗るようになったら自転車で遠出する気0だもん。自転車とバイクのいちばんの違いは、60キロがいとも簡単に出せること。いきり立って漕いでるロードの横をアクセルも吹かさずに静かに抜かしていくオラ。

峠を走っているとゆっくり走っている人が左に寄って避けてくれたりする。オラはやや速いスピードで走り、時には攻めたりしてコーナーを抜けていく。と、後ろからいかにものバイクが追い付いてきた。たいていオラは抜かさせて追走する。その時の気分で付いていったり追わなかったり。

先行するより追う方がラクだかんな

もちろんぶっちぎられることも多い。速く走りたい人は先に行けばいいのだ、そのためのカスタムだろう。ちなオラが峠を走るときの鉄則は、

左側カーブではインをつき、右カーブではアウトを走る


ダムがある所はたいてい近くに峠道があるある

ダムの堤防をよく見れば一枚コンクリートではないことに気付く。四角い塊が幾重にも重なってデカいダム壁になっているのはひび割れを防ぐためだ、目からウロコだべ?
でもさ、こうしていくら水力発電を頑張ったところで日本の海岸線には原子力発電所がたくさん建っているのだ、放射性廃棄物の捨て場所も決めてないのに。大自然を目の前にしながら、地震の心配とかしながら、いつもその先に原発があることが本当に辛い。未来の科学に廃棄物処理方法が発見されるのを期待して見切り発車してしまったツケがこのザマなのだろ。

まあいくら嘆いたところで俺たちは日本人、列島からは逃げられない。でも他の国の人たちよりも自然災害の耐性が強いような気がする。もしかしたら八百万の神信仰や方丈記的無常観は、地震が多い火山列島での進化の過程で植え付けられたものかもしれない。
などとツーリングで音楽とか聞かなくてもそんなことばかり考えながら走っていたよ、いつものことだ。


今回はオラが峠を走るときの方法論とツーリング論もろもろを語ってみた。バイクの楽しみ方は人それぞれ、これからも安全第一ではっちゃけたい。


あ、さいごに一つだけ。
最近の山道は新しい道やトンネルができたりして走りやすくなったけれども、その区画が終わった一つ目のカーブってたいていキツいから気をつけたいものである。
そのカーブは曲がってる途中で思ったよりRがキツかったりするから危険が危ない、これにはチューイしたい


いじょ!