KANが亡くなった。
実は俺は隠れファンだった。俺は天の邪鬼なので、槇原敬之は「どんなときも」から入ったわけではなく、ミスチルは「イノセントワールド」から嵌まったわけではないのと同様、「愛は勝つ」からKANにハマったわけじゃなかった。
大学生時代にたまたまカラオケで友人が歌った「こっぱみじかい恋」を聴いてなんだこれ曲名も歌詞もメロディーも超良い感じゃないか!で初めてKANに入ったのだった。え?人のカラオケをちゃんと聴いていたの?普通は聴かないでしょ(おぃw)聴いてるフリして次に歌う曲を分厚い冊子から選ぶのに必死だったでしょ、あの頃はタブレット端末なんて無かったからね、でもその歌はすごくテンポが良くて一発で気に入ってしまったのだ、そうその頃俺は失恋したばかりで失恋ソングにハマるにはうってつけのタイミングだった。それからKANのCD買ってきて片っ端から聴いた。
そしたらKANにはたくさんの名曲があることを知り、ぶっちゃけ愛は勝つは俺の中では上位10位にも入らない。
「レレレレドシラシドシラシドシラ、この音階に根拠なんかなくて目的もあやふやで秘密もない。初めて舞台に立った5歳の僕は猿かにの猿で、木登りの演技で父兄にウケる」
これはKANの歌「めずらしい人生」冒頭である。ちょっと村上春樹を思わせる文学的センスにもヤられた。「Regrets」の「昔はできたんだバタフライ、本当は補欠だったリトルリーグ、靴箱の奥のウエスタンブーツ、君と会う前の彼女とのフォトグラフ」には聴きながら泣けたなぁ。あと「親不孝通り」という単語もKANの歌で知ったし、まあ見事にハマったわ。
俺のブログ説明文にある「ボケツバリホリ」を「墓穴バリ掘り」と気づいてくれていた人はいる?ほら、そこなんですよ。
KANの訃報を妻は特に反応しなかったが、「羽生結弦離婚」の知らせには食いついたね。
「えー嘘でしょ?結婚してから全然経ってないのに!やっぱりおかしいと思っていたのよ、ほ●なのに結婚したから!」
おいおい、妻のキャラが変わってるし。w
「だって氷●き●しと同じにおいがするものぜったいほ●だよ」
このうるさい時代にほ○ほ○言うな!てか羽生ゆずれないはどこ行った?羽生離婚は譲れない、うまいw
にしてもバミューダくんはホントに、
こっぱみじかい恋!
KANさん、名曲はこれからも生きていくでしょう、さよならだけどさよならじゃないなんていかにもKAN さんのメロディーですよね
有難うございました 合掌