前回記事からの続き、「埼玉県小鹿野町へ行くのに国道299を走っていたら十石峠を走らねばならなくなった」ところからだな。

十石峠に向かう道はそれより北の内山峠に向かう道とそっくりだった。まあ両方とも群馬に向かう山道だから大差ないわな。てかそれまで快晴だったのにこれから登る山の空は厚くてヤバそうな雲がかかっていた。

十石峠は「こんな道(峠)は二度と走りたくない!」ていう道の一つだったがこれを走らなければミーティングに行かれない、前回走った頃よりはずっとバイクに慣れたはずだから見極めてみるかと開き直って峠にとつぬーした。ほぼ同時に雨が降ってきた。

十石峠は諸君の考えるいわゆる酷道の峠道の要素がほぼ入っているやつで、それの1.5倍の距離感だと思えばいい。つまり、えーまだ続くの~?お腹いっぱいだよ、て感じ。それにプラスされて小雨が路面を濡らしていたからタイヤのグリップ使用を9割封じ込まれた。逆に言うと1割使ってコーナーを曲がっていけるところが経験値で得た俺のスキルである。(上手い人はさらに2割アップできるのだろうが)新品のタイヤで峠道を走ればこうなるという走りをしながら延々とくねくねしていった。

十石峠の濡れ場を通過できれば怖いものなし
濡れ場言うな!w

途中に通行止め看板があった。前に来た時もあったな。十石峠を通過してもまだまだ山道は続いた。チャーハン大盛を食べた後に海老チャーハンをサービスされたようなもん、向こう10年もう通らんわ。
そこからブドウ峠を避け、上野村を目指して走る。いつしか神流川と並走するようになったが、神流川てなんて読むのだろう、神通川とは違うし杏露酒とも違うのだろうが敢えて調べたりはしない。いつか自然に知るのを待つのが野口流。俺はアタマの中に杏露酒を浮かべながらこの道を走るのだ。w



やっと着いた!キレイになってた道の駅上野。
ガソリンスタンドで給油しながらコーヒータイム。山の中なのに長野県より安くて助かる、こっちの山道を走るときはガソリン入れられる時に入れなきゃいけない、あんとき入れりゃ良かったて後悔する、これを学べたのもバイクに乗るようになったからだ。シッコとガソリンは出来るときにやれ、覚えておきたいものです。

そこから小鹿野町まで今まで何回走っただろう、4回位は走ってる、長野県とは違う種類の山道がつづく。木曽路はすべて山の中だがそれとは異質の雄大さや深さを受ける、例えば岐阜県愛知県は長野県に近い、あくまで個人の感想です。

山の中を走っていたかと思えば人家の間を抜けていくのが面白い、山、川、人家、山川人家と延々繰り返される、庭先で草を刈っている老婆のきったね尻をぬぐうように俺はカタナでハングオンしていく、おぃ、家の人は時に爆音に悩まされるだろうが仕方あるまい生活の一部として我慢してもらうしかなす。

やがて10時20分頃、小鹿野町みどりの村に到着!!

     とても楽しかったです(魔法の言葉だなw)

松葉杖のねむちゃんが車で登場したのはビックリ、先月の滋賀県のミーティングで会った人とまた再会できたのもスゴい。俺より先輩のしげさんはカタナで片道650キロ走ってきたのだ、十石峠を越えてきたとはいえ170キロの俺は弱音吐いちゃだみだなw


直線番長さんの2号機(なんとセンタースタンド現役!)

んで、耕運機ハンドルのカタナがいたので羨望の眼差しで見ていたら、、なんと虎徹さん!!
5年ぶり?たしか本栖湖スコ以来じゃない?

このハンドルなら60歳まで乗れそうだw


さて、ミーティング後はお楽しみの、仲間とランチ🍴、これをするためにミーティングに来たのだ、夜バイトがあるにもかかわらず、雨の十石峠を越えてきたのだ、付き合いだから仕方あるまい、おぃ!

そしたら、な、なんとユキさんと二人きりのランチ!!😢
おいおい、😢は失礼だろ!爆

竹炭の黒い蕎麦の二色蕎麦。味の違いはぶっちゃけよく分からんかったが、強いて言えば、ここは英語で言わせてもらうが、
 ’Yudesugijane?’ おぃ!w

二色の蕎麦をノンアルビールで流し込んだぜ、ワイルドだろ~?
ますます失礼だろ!

冗談ですよ、Jodan! ユキさんとはナンダカンダいちばん会ってる、宮ヶ瀬でもどこぞのミーティングでも、ななんと7、8年前だかの新潟県の栃尾市のプチ刀ミーティングでさえ会っていた腐れ縁。これからも4649オネシャス!w


帰りは贅沢に590ペリカ支払って雁坂トンネル通って甲府に下りていく。トンネル内が冬みたいに寒くてしむかと思った、体感温度5℃。それから一宮御坂インターから中央道へin。やっぱり高速道路最高、すげーラク!!でも今の自分を鑑みると、、。

俺はこうゆう時に「美味しんぼ」のワンシーンを思い浮かべながら選択をするのである。


すなわち、一宮御坂~諏訪南間の1560ペリカが妥当

諏訪南から下道で帰宅した。いつかはETC着けたバイクで乗りたい時に乗りたいだけ高速道路を走りたい、それが僕の夢。

夜バイトはキツかった!でもミーティングには行って良かった、今しかないから。
先日バイクに乗って思ったのさ、暑い季節がくる前に走っておかないと、てな。

それが元祖赤ひげ薬局オットピン先生、やせ我慢の野口小五郎なのだから


おしまい