明日はトーキョーでも雪とか。快晴と休みが重なりまさに今日しかない、しかも今日のスキーは白馬遠征じゃぁー!
あまりにストレスが溜まった俺はたっぷりスキーを楽しみたいために、珍しく朝630すっぱつ。だがすぐに気づいたよ、このまま行けば安曇野市辺りで通勤ラッシュじゃね!?
バイクですり抜けに慣れてしまったボキは渋滞に心が折れて結局白馬まで行かずに手前を鹿島槍スキー場に左折した。よくあることだ。w
鹿島槍スキー場も結構好きなんです。
平日の朝8時半からスキーやる奴なんて居るのかしら?
おお、スゴい、第一駐車場がガラガラだ!
このスキー場は山の上から下まで距離が長いスキー場のひとつ、何しろ約5キロだからな、リュック背負って独りスキーを気取ろうか!
俺は敢えて下の駐車場(中綱駐車場)にとめ、長いリフトに乗っていくのだが、そのリフトの終点の、
この眺望が鹿島槍ならでは!
これを見にきただけでも来たカチがある、カチカチやぞ!おい。w
朝イチから滑るなんて何年ぶりかな、回りを見ればヤローしかいない、だろうな!
圧雪されたばかりのギザギザのポテトチップスみたいになっている雪面を滑り出す。あらら意外に硬い!カチカチやん!エッヂを立てずに曲がった俺はバランス崩してスッテンコロリン、なんと二年ぶりに転んだわ。w
気温の割には雪質悪いなぁ!ガリガリ君とは意外だった、「これ疲れるやつやん!!」と口にしながらきちんとエッジを立ててシュプールを描いた。ドラクエの毒の沼ほどではないが、滑るたびにHPが減っていくやつだった。
それが午前10時を過ぎると雪質は良くなってかなり滑りやすくなった、
「へえそうゆうもんなのか!?なら朝イチよりも今くらいに来る方がいいじゃん。通勤ラッシュにも引っ掛からないだろうし。」
次からは朝8時に出よう。
楽しい。最高だー!!
あっちのリフトに乗ってはこっちの斜面を降り、さらに下まで降りてはいちばん上まで上っていく、自由気ままなツーリングのよう。
独りスキーは休む間がない、もっと力を抜いてゆるくスキーを楽しめばいいのにどうしてもカービングターンに力が入る、スピードが出なきゃ楽しくなぃ!バイクも同じだ、誰もいない山の中を時にスピードを上げ、カラダの軸を移動させながら気持ちよく風を切っていくのだ。
がはは!!見よ、おらの走りを!!大自然の中で僕は独り、高速ターンを切っていく!
気持ち、いいー!!どっかーーん!!
野口こ五郎、まさかの大転倒!!
そこは一本ブナダウンヒルの途中だった。
斜面の下が見えない場所が二ヶ所ほどあって、ボーダーたちが跳ぶまあ危険な場所でもあるのだが、その斜面を越えたど真ん中にいきなり人が座っていたのである!!
おい、そこ停まってはいけないところだよ!
俺もさすがにそこではスピードを緩めていたけど、ぶっちゃけ誰も居ないゲレンデだったし居ないの前提で滑っていたからその驚きったらない、今さらもう止まらない!
「あべし!!」
刹那、俺は止まるためのエッヂを踏む余裕は無かったが、女性を避けるためにむりやり方向転換するしかなく、踏ん張ったら脚が折れると思ったからもう跳ばされるがままにしようと、逆エッジでぶっ飛んだ。
飛びながらこれはヤバいやつだわ、これは無事は保証できない転びかたに間違いない!と思った。しかも着地はまさかの後頭部だった、後頭部をしたたか打ったのだ、オワタと思った。が、バチコンしたわりにはななんと全然痛くなぃ!!腕も動くし、足も骨折してなぃ!アタマは!?大丈夫だ、ダメージは無さそうだ!
俺は晴天のスキーでは基本ヘルメットや帽子は被らない。今日もヘルメット被ってないのになぜ無事だったか。
斜面を下向きに転び、さらに後頭部はバートンのウェアの厚目のフードに助けられたのだった!
女性はすぐに「大丈夫ですか、ごめんなさい!」と俺に謝った、俺は自分が無事だったことに安心、満足して、
「そこ、上から見えない危険アブナイ、良かった、骨ホネ無事だった、だっふんだ!!」
と片言のニホンゴを言い残してすぐに立ち上がり、また滑っていった。
そうそう転ばない俺なのに今日二回も転んだ、しかも2回目はちゃばかった。あぁ助かった!
人生まさに紙一重だわ
生きているだけで儲けものと誰かが言っていた。
そう思った。こうゆうことが無いと俺は学べない。だから帰りに寄ったさ、
趣味の融合。
もちろん大事をとって今日は抜かないよ。w
妻もパートから帰ってきたしね。
今こうしてブログ記事書いているけど、なんか背骨がちょっと痛い、軽いムチ打ちっぽいし、やっぱりあれだけ跳んだから無傷ってわけにはいかないかの。
あ、今夜夜勤だった!ぷぷぷ