いやー、今日は良いお天気で、
実に「母の日」日和だったのではないでしょうか
全国のお母様、いつもご苦労様です
僕は新宿の母ならぬ、東京の母が3人おりまして、
まー、要はお世話になってる方々にプレゼント渡し、
名古屋の実の母にもプレゼントを送りつけてやろうと計画中です
そんな母に対する感謝の気持ちを、
約3年前ほど前に書いたmixiの日記が出てきたので、
自分で書いときながら、すごい好きな話なので、
母の日を利用して貼り付けてやろうと思います。笑
長いですけど、宜しければ。
母に感謝を込めて。
↓↓
『おやおや』
僕は親のありがたさが身に染みる年齢になりました。
ついこの間の帰省の時のこと。
4日間という短い実家滞在の中で、
「おらおら!胃なんて張り裂けてしまえ!!」と言わんばかりに、
カロリーを摂取させて頂きました。
それは親なりの僕への愛情でしょう。
もうこの歳になれば分かります。
親の愛情ってありがたいですね。
そんな実家滞在から帰る日の事、
朝早くにうちの母親は、眠い目をこすっている僕に、
「お弁当作っておいたから持って行きなよ。」
と言い残し、仕事場へ向かいました。
僕は布団を出て、冷蔵庫を開けると、包みがありました。
僕は胸が熱くなりました。
そして気付きました。
確かに中学校の頃とかって、
当たり前のように朝起こしてもらって、
朝ごはんと一緒にその日食べる「お弁当」が普通にありました。
朝の食卓を見ながら今日のお弁当を想像したりするのが好きでした。
それが当たり前に思ってましたけど、
その「当たり前」を作り出しているのは母親の努力だったんだと。
27歳にもなってやっと気付きました。
もっと早く気付けば良かったなぁ。
とか思いながら、何年経っても変わらない、
その「母親の努力」を僕は大事にかばんに入れました。
するとかばんの中が温かくなった気がしました。
もちろん気のせいだとは思いますけど。
僕は「行ってきます」の代わりに、
「ありがとう」
と誰もいない家につぶやいて、東京に向かいました。
すごくいいお土産をもらいました。
東京に向かう車内。
僕は包みを取り出しました。
この「母親の努力」に応える「子の努力」は、
愛情を思いっきり頂くことだと僕は思います。
そして、素直な感想だけで、
親は十分満足なんだと思います。
よし、食べたらすぐ「美味かった」って伝えよう。
なんて簡単な努力なんでしょうか。
うちの母親がにぎる「おにぎり」は、
単純に美味しいのを知ってます。
遠い道のりの途中で母親がにぎった「おにぎり」を頬張る。
そして「俺、頑張るよ」なんてつぶやいて一口食べる。
するとその味でいろんなものが思い浮かんできて、
故郷を思い泣きながら、二口三口と、がむしゃらに食べて、
「あれ、今日のおにぎりは塩味が強いんじゃない?」とか、
母親の笑顔を思い出しながら、手に付いた米粒も大事に食べる。
ドラマのワンシーンみたいですね。
そんなことを思い描きながら、
ちょっと主人公気取りで包みを開けました。
お母さん、ありがとう。
いただきます。
パカっ。
・・・。
・・・。
サンドイッチ・・・か。
・・・。
おやおや。
・・・。
『拝啓お母様。
僕はてっきりおにぎりだと思っていました。
こういう時って人間ってわがままですよね。
洋風より和風の方が愛情が伝わるような気がします・・・』
いやいやいやいや!!
僕が勝手に「お弁当=おにぎり」という方程式を立てたから、
このガッカリ感が生まれてしまったのであって、
母親が意図的に生んだガッカリ感ではない!!
失礼だ、僕は失礼だ!!
うん、最低だ!最低!!
だって絶対うまいもんこのサンドイッチ!!
愛情だっていっぱいだ!!
ほら!美味い!無難に美味い!!無難に!!
『拝啓お母様。サンドイッチ無難においしかったです。
どれくらいかというとコンビニと同じ味がしました・・・』
いやいやいやいや!!
ダメだダメだ!!こんなメール送れるか!!
申し訳ない!!
親の愛情をちゃんと受け取るんだ!!
…ん?何か下に…。
お!プリンがある!!
こういう気遣いは親の愛情を感じますよね。
さすが!母親!!
甘いもん食べて疲れを取りなさい的な感じね!!
ありがとう!!
・・・。
スプーンがない・・・。
・・・。
おやおや。
『拝啓お母様。プリンという気遣い、本当に嬉しかったです。
ただスプーンは欲しかったです。
あ、でも大丈夫です。
汚れた手は電車のシートで拭きました。
またお会いできる日を楽しみにしています。
たかのりより。敬具』
その日の夜、電車のシートを気遣うメールが返ってきて、
親のでっかさを改めて感じた話でしたとさ。
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tamroid携帯からマザコンって全否定できないなと思いつつ投稿
『太田プロJrライブ Lの部』
日時:5月26日(日)19時開場、19時半開演
場所:渋谷シアターD