115メートルの奇跡 ― セコイアが教える「頑張らない」生き方
アメリカ合衆国西海岸の沿岸に生息する世界一の高さを誇るセコイアの大木。
このものすごいパワーを感じる樹木
でも実はとても老子的な生き方をしていた⁈
木は水を吸い上げてはいない
今日はたまたま目に入ったYouTube動画で、こんな表題が飛び込んできました。
「木の正体 木は水を吸い上げてはいない」
世界一高い木はセコイア。最大の観測値は約116メートルだそうです。
この木がてっぺんまで水を運ぶためには、物理的に考えると、大気圧による吸い上げや、根が水を押し上げる根圧の力、毛細管現象、根っこや葉自体の吸い上げる力——そのどれをもってしても圧倒的に足りないのだといいます。
では、木は何をしているのか。
なんと、それは「何もしていない」のだそうです。
木の中のエネルギーではなく、むしろ自身のエネルギーを使わずに、外の力を借りてそれは行われている。
外気の乾きによって、葉の表面にある無数の穴から水が蒸発し、そこにへこみができる。すると表面張力がはたらき、そのすぐ下の水が引っ張られ、そのまたすぐ下の水が引っ張られ……それが永遠と続いて、根っこまで水の糸がつながっているのだというのです。
マイナスの圧力がはたらくと水はあっという間に沸騰してしまうはずですが、そうならないのは、木の中に気泡を入れない仕組みがあるからなのだそうです。
そういえば、アナスタシアの中にシベリア杉の話が出てきますが、木の中で起きているすごいエネルギーが耐えきれなくなり、やがてものすごい勢いで破壊する場面がありました。もしかしたら、それがこの水のマイナスの張力と関連があるのかもしれない……などと、妄想が止まりません。
無為自然という奇跡
これはまさに、何もせずとも為す。老子の「無為自然」ではないでしょうか。
そして、ここにフリーエネルギーにつながる鍵が存在しているようにも思えます。
フラクタルに人間へあてはめてみる
これをフラクタルにとらえたら、人間にも当てはまるのではないでしょうか。
思考と直感の関係性にあてはめると、どうでしょう。
左脳の管轄の思考や情報を、水としましょう。その水には無数の隙間があり、そこに直感の余地があります。
そして、最初の一粒の空間が生まれたとき——それはひとつの思考を手放したとき——その空間にはまだ起きていない何かのビジョンが含まれているとしたら。表面張力によって空間を埋めようとして、今度は思考が自動的に動き出し、人間自身を突き動かす動機となる。
そう考えると、セコイアのように100メートルを超える木が、物理上では木自身の力では成し得ないはずのこと(水をてっぺんまで行き渡らせること)を、こんな奇跡として現実化してしまうように。
人間ひとりひとりも、「こんなこと出来っこない」と物理的に考えていたことを、いとも簡単に叶えてしまうことが起きてしまうかもしれません。

