ヤマビコとウサの2人は、受けとめられても気にする様子もなくすぐさま蹴りを繰り出した。
パル「!」
それを見たパルは2人の手を離し後ろに下がる。
そして先程よりも威圧のこもった目で2人を睨み付けながらこう言った。
パル「私たちはこんなところで捕まるわけにはいかないんだ…!」
ピース「そうだよ!絶対に捕まったりなんかしないんだから!」
ピースもパルの後ろから叫んだ。
ヤマビコ「馬鹿馬鹿しいにも程があるね、君達……いいからさっさとこっちに来いよ!」
パルたちの言葉を聞いたヤマビコは、俯いて呟くようにそう言ったかと思えば顔を上げ、声を荒げてパルたちの方に走り出し、殴りかかろうとする。
???「そこまでだよ、あんたたち」
ヤマビコは突然聞こえた声に、拳を止めて声の聞こえた方に顔を向けた。パルたち、ウサもそれに続いた。
ヤマビコ「は?何あんた?こっちは今手が離せな……………!」
ヤマビコが反論しようとすると、そこにいる声の主にパルよりもずっと深く暗い、威圧のこもった目で
睨み付けられて思わず怯んでしまった。
???「私の名前は前田敦子…」
その後すぐに呟くようにして発せられたその名前を聞いたヤマビコ、ウサの2人は背筋が凍りつくような感覚を覚えた。
ウサ「What did you said now(今お前何て言った)?!」
ヤマビコ「!?前田…って死んだはずじゃ……」
顔を強張らせた様子で言う2人を見てパルたちも不思議に思いながらその様子を見るのだった。
