3月3日は桃の節句『ひな祭り』。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210302/12/noginohi107/00/7f/p/o0768076814904260816.png?caw=800)
『ひな祭り』の風習は平安時代にはすでに行なわれていたとされている。
また、中国から伝わった文化と融合されたとも。
しかし、実際はどれくらい遡ればその起源にたどり着くのだろうか。
その答えは『雛人形』が知っている。
雛人形は15人7段になっている。
問題は上の三段だ。
○一番上
お内裏様(天皇)
お雛様(皇后)
○上から二段目
三人官女(給仕係)
○上から三段目
五人囃子(楽隊)
実はこれは、日本神話の物語を元にしているのだとか。
『天照大御神』と『素戔嗚尊』の「誓約」。
その際に産まれた子供達は、『宗像三女神』と『五柱の男神』。
つまりこういうことだ。↓
○一番上
お内裏様(スサノオ)
お雛様(アマテラス)
○上から二段目
三人官女(宗像三女神)
・田心姫(たごりひめ)
・湍津姫(たぎつひめ)
・市杵嶋姫(いちきしまひめ)
○上から三段目
五人囃子(五柱の男神)
・アメノオシホミミ
・アメノホヒ
・アマツヒコネ
・イクツヒコネ
・クマノクスヒ
このように変換出来るというのだ。
『誓約』とは要するに、スサノオが高天原を奪いに来たと思ったアマテラスに、スサノオは「そんなことしねぇっす」と言い、誤解を解くために『誓約(占い)』をして、「ほらね、違うでしょ?」ってなり仲直りした逸話。
犬猿の仲だったアマテラスとスサノオ。
この話でふと思い出したのは、
二人は気が合わず、喧嘩ばかり。
二人とも最高神アヌの子だったが、長男エンキより、次男エンリルの方が、母親の血統が上だった為、後継者はエンリルだったのだそうな。
性格・特徴は、
エンリル=感情豊か 文系 牛頭
エンキ=理論派 理系 龍蛇
全くかみ合わない。
核戦争にまで発展したらしいのだが、ある日、「お互いメリットないからやめようか」ってことになり、仲直りのしるしにお互いの孫同士を婚約させ、その子供は和解の象徴となった。
そんな二柱の神の血を受け継いだ子供が恐らく、『龍神』。
太陽神ウトゥや豊穣の女神イナンナ達。
私達日本人の祖先。 かもね😊
ちなみに、宗像三女神と五柱の男神。
あわせて『八大龍王』とも呼ばれているんだとか…
東京都に『八王子』ってところがありますね。
懐かしいなー。
ではまた❗