むかしばなしの 読み比べ | 小さな森の笑学校生活 学校図書館だより

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おむすびころりん すっとんとん

ころころ ころりん すっとんとん

(もうひとつ ころりん)

 

と一年生の教室から

リズムのいい

元気な声が聞こえてきた

 

おむすびころりん の学習がはじまったんだな

 

というわけで むかしばなしの紹介

 

さるかにがっせん 

 

 

いもとようこさんのかわいらしい

はっきりとわかりやすい 絵

 

 

 

 

ようちえんのげきでやったー とか

よんだことあるー とか

 

いろいろな声がきこえてくるが

 

うしのふん が登場するところで

さらに大盛り上がり

 

 

なんやかやと かぶせてくる

子どもたちの声にまけず

適当に 応えたり 受け流したりしながら 

なんとか さいごまで 読みすすめる

 

 

そして

もう一冊 もともと 学校図書館にあった

 

木下順二さんの『かにむかし』を紹介

 

 

 

 

こちらには

うしのふんは登場しないし

言い回しも違う

なんとも ユニークなことに

敵をうちにいくときに出会った

くりや はちに

きびだんごをあげる

 

 

 

ももたろうみたいー

 

 

ほんとだね

 

最後も さっきの本とは

ちがうよ

 

むかしばなしは 

本がなかった時代に

じじばばが まごのおもりをしながら

語りつがれてきたから

その土地や 時代に合わせて

少しずつ かわってきたんだね

 

もっとおもしろーい おはなしや はっけんが

あるかもしれないよ

 

読みくらべてみてね!

 

 

 

 

↓ NHKアーカイブス 木下順二さん