学校図書館にやってくるたびに
新しい野球の本 入った?
大谷翔平の本 ある?
と遠慮なしに きいてくる Gくん
ごめん、まだ なんだ
と何度も何度も 繰り返されるやりとり
ちょっと切なく
申し訳ない気持ちになる
サッカー人気に押され気味だった
野球少年たちに
大きな夢や勇気や元気を与えた
大谷選手 の
子ども向けの新しい本をみつけた
注文した本が届いて
箱からだすときや
子どもたちにわたすとき
本をみつけたときの様子を
想像すると
ワクワクと にやけがとまらない
と同時に
25年度から 英語の教科書に
取り上げられる予定だった
あの方の あの事件について想う
おそらくは悪い人たちの手に渡っただろう
24億もの お金があったら
グローブを5個とか6個ずつとか
野球アカデミーとか
引退した選手のための基金とか
リハビリ施設やトレーニング施設とか
できただろうにと
ざんねんな気持ちでいっぱいになる