この日は積水ハウスとパナソニックのダブルヘッダーであった。
①午前中に積水ハウスと打ち合わせ 2回目
まず、敷地を最大限に活かせるシャーウッドを選んだとのこと。
最初に希望を盛り込んだプランAを出してくれた。正直あまり魅力的なプランとは思えなかった。車庫は縦置き(この時点ではヘーベルプランの影響で横置きに気持ちが傾いていた)、リビングは20Jと広いが寝室が4.5J(狭すぎ) 、広いバルコニー、1階の玄関配置や子供部屋の配置もイマイチであった。1階南側の一番日当たりのいいスペースに水回りがありもったいないと素人ながら感じた。木造提案だったのだが、2階リビングの天井高は最低部で150cm、これはパナソニック提案と同じであった。「木造にしても天井高の問題は解決できないのかぁ」と少し気落ちした。ちなみにヘーベルプランは天井高180cmから, 他2社は150cmからの立ち上がりである。30cmの差は、どれだけ北側に建物を寄せるかで変わる。150cmになってでも寄せてLDKを広く取ることを優先と説明された。
次に、我々の希望はそこそこに積水ハウスの強みを活かしたプランBを出してくれた。一番の特徴は勾配天井で2階のリビングに吹き抜けを作ってくれたことであった。「150cm天井高の弱みをこうやって解消するのかーと驚いた。」キッチンの配置が、今までの他社提案とは違うものでありLDKは22Jの広さがあった。また、外観がめちゃくちゃカッコよかった。ただし、プランBはAより400万円くらい上がるとのこと。吹き抜けはすごく魅力的あったが、間取りの全体像は生活しにくそうなものであり、複雑な気持ちであった。バルコニーはやはり不要!
営業マンは我々の質問や、なぜこういう提案にしたかを具体的に話してくださり、説得力があった。ポリシーを感じた。
今回はあくまで叩き上げであり、荒削りながらも今後いいプランが出てきそうな雰囲気であった。
参考図とこの時点での間取り図を載せてみました。(手書きで下手くそですみません)
②午後パナソニックホームズ 2回目
パナソニックホームズのプラン提案は1回目のラフプランと大きく変化はなかった。上司の営業さんがadd onされ、上司がプレゼンする形となったのが一番の変化であった。さすがはテクノロジーのパナソニック、3Dメガネを掛けてVRで部屋の中を体感させてくれた。実際に部屋の中を散歩している感覚であった。VR散歩が楽しく、パナソニックプランも非常に良い提案に思えた。
営業とのやり取りで腑に落ちない点があった。LDKの入り口が、どうしても乱雑になりやすいキッチン裏に面する間取りが嫌で、入り口を変えられないか聞いた際に、上司さんが「お客さんが頻繁に来ないのであればそれほど支障にならない、そこは我慢していただこうと思います」と言った。即答であり、内心「嘘やん!!こっちが気になるって言ってるやん!!」と大声で突っ込んでいた。全く改善しようという気配が見られなかった。考えるフリでもしなさいよ!
より良い家を作ろうではなく、とっとと先に進めたいような印象を受けてしまった。全体的には大きな不満はなく次回見積もりを出してもらうこととなった。その他マイナス点がちらほら見えてきた。
ヘーベルハウス3回 積水ハウス2回 パナソニック2回
家に帰って間取り図を見返すと、積水プラン・パナソニックプランで微妙なところが目についてきた。打ち合わせ後に時間を置いて冷静にしっかり見直す作業はものすごく大事だと思う。後から気付くことは多々ある。
どのプランも一長一短で頭が混乱状態だったため、3社の提案で気に入っているところ・微妙なところを思いつく限り全て書き出して率直に営業さんに伝えた。今思うと考えるとこの作業が一番効果的であった。
この時点でもまだ一番人気はパナソニック 二番人気はヘーベルハウス 三番人気に積水ハウス、ただし最初ほどパナソニックの優位性はなくオッズ4.5倍程度の感覚であった。間取りはヘーベル案が一番好みであった。
続く