youtubeや展示場などで情報を得て、土地を契約していた時点で候補として考えていたハウスメーカーは2社、一番人気はパナソニックホームズ、二番人気はヘーベルハウスであった(以前にも書いたが私的にはヘーベルハウスが良かった)。

パナソニックホームズの営業マンも紹介してもらい連絡を取っていたが、先にヘーベルハウスの担当者と会っていたこともあり打ち合わせを進めていった。1回目は主にヒアリングとヘーベルハウスの強みをプレゼンしていただいた。

 

我々の希望は  2階建て  車庫1台  建坪は30坪程度   4LDK(寝室、子供部屋X2、グランドピアノを置ける防音室)である。土地は約30坪で道路は南西向きであり、1階の道路向きに防音室を配置すると1階LDKは厳しそうだと感じながらも、1階LDKを希望した。居住空間最優先で庭は不要と伝えた。ヘーベルハウスのウリの空の間(バルコニー)は是非とも欲しかった。

 

2回目の打ち合わせで、それらを踏まえた提案をしていただいたが、これが素晴らしかった。提案していただいた商品はRatius RDという商品、重量鉄骨と軽量鉄骨のハイブリッド構造である。ヘーベルハウスは3階建ては重量鉄骨、2階建ては軽量鉄骨が基本なのだが、そのいいとこどりをする構造体である。お値段は重量鉄骨が最も高く、軽量鉄骨が最も安いが、差額はそれほどないようである(坪単価5万円ずつ変わるくらいとのこと)。

間取りは玄関を道路側に配置するのではなく、側面(北西側)に配置し、防音室を玄関から入って右(道路側)、玄関から入って左側に子供部屋を配置し、official spaceとprivate spaceを分ける間取りであった。2階にLDKおよび寝室があり、水回りも2階であった。気付いたことや、「こここうなったりしますか?」と言った我々の質問に対して、即座に間取り図にペンで書き込み、色んなオプションを提示してくださった。そのやり取りが非常に楽しく、注文住宅の醍醐味だなぁと感動した。営業マンのお二人は即座にアイデアがポンポン出てきて、人柄も申し分なく本当に良い営業さんを紹介してもらえたのだなと実感した。

ただ、何点か残念な点もあった。北側斜線規制の関係から、リビングの一部が天井高180cmからの立ち上がりになってしまうこと、空の間を希望することでリビングがどうしても狭くなってしまうことであった。あと駐車場縦置きで間取りを描いてもらったが、1階の廊下が長くなっていることも気になった。全館空調を希望したが、ダクトを通すため1階廊下の天井高が下がってしまうこと、1階・2階にそれぞれエアコン1台ずつが必要なことも少し残念であった(パナソニックのエアロハスとの大きな違い)。

あと、ヘーベルハウスについて調べまくっていた私は、30坪程度の住宅でRatius RDは少しover speckな気がしていた。この間取りを軽量鉄骨でできるなら、価格を抑えたいため軽量鉄骨で検討して欲しいとお伝えした。

 

そんなやり取りがあって、2回目のヘーベルハウスとの打ち合わせは終了した。

妻もヘーベルハウスを気に入り出した様子であった。

 

続く