土地探しの続き

 

ゆっくり3年計画で探そうと言いつつ、やはり土地が気になりSUMOを見る毎日。

気になる土地を、妻に見に行ってもらい感想を聞く→好印象の土地を自分の目でも見にいく この繰り返しであった。

 

そこで、日当たりも良好かつ前面道路も公道で広い整形土地、極端な高低差もない比較的好条件の土地を見つけた。予算overではあったが、求めていた条件をほぼほぼクリアしていた。すぐに不動産屋さんに連絡を取り、詳しい説明を聞いた。聞けば聞くほど欲しくなった。

良い土地は一瞬で売れる・土地は即決レベルと聞いており、「この土地を逃すと後悔する!」と直感的に思った私は、最初のアポイントで買付申し込みを入れた。自分は車や家電など限界まで値引き交渉をする貧乏性のため、売主が怒らない程度の指値で申し込んだ。

 

ここで1番手は確保できたのだが、タッチの差で強力な競合相手が2番手となった。指値なしの現金払い希望、しかもどうしてもここが欲しいらしく定価以上でも構わないという。こちらは借金して買う前提で、指値まで入れている、いくら1番手とはいえダメだろうと諦めていたが売主は義理堅く、定価で1番手である我々に売ってくれるとのことであった。

さらに、急ピッチで話が進んだため、住宅ローンの事前審査もまだであった。我々も大急ぎで事前審査に必要な書類を準備し、最速で段取りしてくださった仲介会社には多大なる感謝をしている。よく現金で買う方ではなく、借金前提で事前審査もまだの自分に売ってくれたものだなぁと今でも思う。売主さんの男気に感謝である。

 

無事にローンの事前審査も通り、買い付けを入れてから10日後に契約となった。今日を境に莫大な借金を背負うことを思うと平常心ではいられなかった。借金経験がなかったこともあり、本当に大丈夫かなぁ・今なら白紙にもできる・いやここは前進 という色々な感情がぐるぐる渦巻いていた。車で契約に向かう途中にリアドアを激しく擦ってしまったことからも相当動揺していたことがわかる。

 

紆余曲折あり、土地の契約が完了した。3年計画と言っていた1.5ヶ月後には契約を済ましたスピード感であった。

担当していた不動産屋さんは土地から探す注文住宅を売りにしており、あらゆるハウスメーカーに紹介できるとのことであった。事前にヘーベルハウス・パナソニックホームズなどの鉄骨系メーカーに興味があると伝えていたこともあり、契約の日にヘーベルハウスの営業担当さんが挨拶してくださった。

 

余談ではあるが、借金を背負うことになり日々の家計を見直すこととなった。まずはG1レースのみ5000円の賭け金で楽しんでいた馬券購入額を2000円に減額した。当直などではuberや高い外食を辞めて病院から支給される食事で済ませることとした。子供が生まれてから酒を飲みに行くことはほとんどなくなったが、より少なくなると思われる。

 

土地選びが終わり、ここから本格的なハウスメーカー選びが始まることとなる。