え〜、古い歌で恐縮ですがさだまさしさんの『天までとどけ』という1979年に作られた歌があります。
昭和のジジイの言う事なので 古いと思ったら読み飛ばしてください
🎵出会いはいつでも、偶然の風の中 きらめく君 僕の前にゆるやかに立ち止まる。
懐かしい風景に再び巡り会えた。
そんな気がする君の胸に遥かな故郷の風 🎵
出会いというのは、本当にそんなものなのだとしみじみ思うわけです。
それは人であっても、物であっても、ほんの少しタイミングがずれたら会えなかったりする訳です。
昔 このブログでまだ結婚する前にかみさん(その頃は高校の後輩)と卒業してしばらくして駅のホームでばったり出会ったことがありました。
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それに似たことで 最近印象的なことがあったので書いてみようと思いました
先月の1月28日の夕方 私は名古屋駅の構内に居りました。
年に一回のカミさんと二人の旅行で、名古屋から新幹線で東京に帰る為です。
普段からめったに電車に乗らない私にしては珍しく今回は新幹線を利用して名古屋に来て、そこから
レンタカーであちこちを廻るというやり方だったのですが、その2泊3日の最終日 帰りのチケットを用意する段階で、ちょっとした”事件”が起きたのです。
ネット予約で新幹線の指定席を予約しようとしたのに、座席が並んで取れない・・・
※すみません 結婚今年で40年経つのに並んで席が取れない位で ”事件” とか言うな!と怒るかもしれませんが、まぁ 弁当を食べながら帰ろうと思ってたので まぁ 困ったなぁと思った訳です。
結果 16:03分発を諦め その次の16:23発ののぞみで指定席を探していたのですが、それもやはり並んで座席が取れない。
”縦に並んでなら席取れるけど、いいかなぁ・・・”
”まぁ仕方ないね、新横浜迄ならいいか”
カミさんは少々ご機嫌斜めでしたが、やむなくチケットをネット予約して、改札をくぐったのです。
その時 ふと私は こんな嫌な予感が頭をよぎったのです。
”一本電車を遅らせたことで、事故に遭ったり どこかで足止め食ったりしたら嫌だなぁ・・・”
心配性な性格の自分の悪い癖なのですが、昔の仕事柄 やむなく予定を変更すると その後になにか
災いごとが起きて 面倒なことになった経験があったせいか、そんな考えが浮かぶのです。
人生における心配事の80~90%は実際には起きないというアメリカの研究機関で発表されたそうですが、とは言え 私の頭に嫌な妄想がよぎってしまったんです。
とは言え 改札を通り抜けホームに上がり 指定の番線まで着くと まだ10分以上時間がありました。
このホームには有名なきしめんのお店があるんだよな、なんてカミさんと話をしていた時 そのホームに
電車が通過する旨のアナウンスがありました。
回送列車だろうと そう思ってきしめんのお店にもう一度目をやった時、視線の端に何か黄色いものが
入り込んできたのです
え、嘘! 周りの乗客を見ると 皆 スマホを列車に向けました
そう ドクターイエローです


ドクターイエロー(新幹線電気軌道総合試験車)は、東海道・山陽新幹線の線路や架線の状態を高速走行しながら検測する、黄色い7両編成の「新幹線のお医者さん」です。10日に1回程度、東京~博多間を往復し、約70項目に及ぶ点検で安全を支えています。乗客は乗車できず、見ると「幸せになれる」と言われる希少な車両ですが、JR東海の車両(T4編成)は2025年1月に引退しました
そんな訳で 今残っているドクターイエローはJR西日本の一編成のみ。
その車両も来年には引退する見込みだそうです。
だからこそ 出会える確率 1%程度と言われているのだそうです。
つまりもし 前の新幹線に乗っていたら 名古屋駅で会う事はなかった訳ですし、ホームに上がらずに
改札をくぐった後 お弁当を買うのに時間がもう少しかかっていたら会えなかった。
名古屋駅に一時停車したのはほんの一分程度だったわけですから・・・
そして最後に 私たちはこのドクターイエローを見るのが二回目だったのです。
実は これは偶然ではないかもしれませんがね・・・
名古屋に出かけたら食べたいものはいっぱいあるけど・・・観光場所どうする???って悩んだ末に
二人の意見が一致したのが リニア鉄道館だったのです。
だから その日は朝10時から リニア鉄道館に行って前の引退したドクターイエローにも会ってました 
でもね、筋金入りの鉄道オタクでもない自分たちにこんな偶然があるなんて ちょっと申し訳ない気もする訳ですけど・・・
その後 還暦過ぎたジジイは思った訳です
人生って その出会いに気づけるかどうか? ってのが大事なんじゃないかなぁ・・・って
たまたまドクターイエローを知っているからちょっと興奮したりラッキーだと思っただけなのかもしれない。 知らない人にとっては ただの黄色い新幹線なんですから
もしかしたら 今までもそういう出会いを見逃しているかもしれない そんな気もするんです
出会いはいつでも 偶然の風の中 だとしたら 日々の暮らし 一つ一つ大切にしないと
いけないんじゃないかな?
歳を重ねればそれだけなんでも鈍感になって いつもそれが当たり前になったらいけないと考えた今日この頃なのでした