不眠症とは、睡眠時間が量的、あるいは質的に不足している状態に加えて、本人が悩んでいる状態のことをいいます。
そして、「眠れない」という悩みをもつ人は、10人に一人とも、5人に一人とも言われています。
日本睡眠学会によると、不眠症の定義は
①夜中になかなか入眠できず寝つくのに普段より2時間以上かかる入眠障害
いったん寝ても夜中に目がさめやすく2回以上めが覚める中途覚醒
朝起きたときにぐっすり眠った感じがしない熟眠障害
普段よりも2時間以上早く目が覚めてしまう早朝覚醒などの悩みがある
②このような悩みが週2回以上、かつ少なくとも1ヶ月間ぐらい続いている。
③眠れないということが苦痛に感じる
これら3つをすべて満たしていることとされています。
そのなかでも、③の項目、つまり、自分自身がそのことを苦痛に感じ、そしてそのことが生活に支障をきたしてしまうということが、睡眠不足と不眠症を分けるポイントだとされています。
一旦、歯車が狂って睡眠のようすに不快を感じるようになると、そのことが不調をまねき、精神状態が悪くなり、生活に支障をきたし、さらに不眠が悪化するというスパイラルに陥りやすくなります。