不眠症にはいくつかのパターンがある。日本不眠症学会による不眠症の定義は
①なかなか眠りにつけず、寝付くまでに2時間以上かかる。
②いったん寝むりについても、深夜に2回以上目を覚ます。
③朝、本来起きるよりも2時間以上早く目が覚める。
④起きた時に、熟睡した満足感がない
これらの症状が2週間以上あり、しかも1ヶ月以上も続き仕事や生活に支障をきたした場合に不眠症と認定されます。
もしかしたら、これらすべてに該当することもあるかもしれません。
いつまでたっても入眠できずにずっとベッドのなかにうずくまっているのは本当につらいです。そして、眠ってもスグに目が覚めてしまって、それからずっとねむれないというのもツライです。
また、どんなに長い時間眠ったとしても熟睡感がない人もいます。周囲からみたらしっかり寝ているという気がしますが、本人にとってみれば、寝た気がしないのです。
このように、体験していみるとその苦痛を理解することはできるのですが、家族や友人、同僚からにしてみれば
「眠れなくて死んだ人はいない」「仕事とか他のことができてうらやましい」「もう少し運動とかしたらつかれてねむたくなるんじゃないの」など軽くあしらわれてしまいます。
不眠症に苦しんでいる人は「睡眠時間」が必要なのではなく、「質の良い睡眠」が必要なのです。毎日ダラダラとベッドの中で過ごしていても、心と体は不眠のせいで疲れ果ててしまいます。
不眠の苦しさは不眠になったことにしか理解されないのです。