モノノフLv.1のブログ

モノノフLv.1のブログ

ブログの説明を入力します。

降臨SOUL 〜風燐火斬〜 観賞記 | モノノフLv.1のブログ (ameblo.jp)

↑あらすじや全体の感想等はこちら

 

スターダストプロモーションとマネジメント契約して芸能の仕事に携わり、みにちあベアーズというアイドルユニットに小学生の時に加入して出会ってから、3Bjunior内ユニットのロッカジャポニカ→B.O.L.Tと、ともに活動を同じくしていたが、2019年11月に別の道を歩み始めた、

 

平瀬美里と高井千帆

 

ちぃみぃが、20204年9月25日から29日に六行会ホールで上演された、

 

舞台 降臨SOUL

 

で、実に5年ぶりに、同じステージで共演した。

 

これは憶測だけど、元々みぃちゃんは前作で、当時はまだスタダ所属として出演していて、その段階で今作への続投も決まっていたと思われるところ、降臨の作演出の松多壱岱さんと、同じく氏が手掛けた昨年の「魔法歌劇 アルマギア」に出演したちぃちゃんが、松多さんに好評価をいただいたことで今作にはオファーを受けての出演となった、ということだと思っているの(もちろん根拠はない)。なので、もしもみぃちゃんがスタダと契約終了してから今作の制作が動き出していたら?とか思うと、この共演は微妙だったのではないかな(もちろんこれにも根拠はない)。その点では、これは、

 

キセキとキセキの物語

(by ロッカジャポニカ 新・日本青年館コンサートタイトル)

 

かもしれない・・・。なんて冗談はさておき、いま大千秋楽を観終えての、改めて二人の今作での感想を書き散らかしておきたい。

 

ストーリー上は、みぃちゃんの破芝英美と、ちぃちゃんの伊井田尚は、ともに戦って勝ち残らなければならない敵同士の関係で、初共演で早くも殺傷しあうのか!?と、オトモダチ(ロジャポのファンの総称)もやきもきしたことだろうが、直接の対戦者は双方別だったし、実は同じシーンで登場したのは、オープニングアクト(全演者の顔見せダンス)以外では2時間5分で4シーンのみでしかもセリフの掛け合いは無し、ということで観劇よりも二人が見てえんだ、なんて界隈にはノスタルジーに浸るのはなかなか不向きでしたなw。その分、オープニングアクトでは、ラスサビあたりで、2人が斜め前後の関係に並ぶときがあるので、うまく観れば並んで踊っているようになるので、その点で後日販売のブルーレイを注文することをお勧めしますねw。小生は下手側の番号6番や8番に座ったときに、その瞬間に立ち会えて感慨深かったわ。

それぞれの今作での感想に行く前に、二人と共演者の中から、もう何回も小生は書いていることも含めるけど、改めて何人かピックアップさせていたたいて、彼女らとの絡みなどの点において書き散らかさせていただきたい。本当はじっくりと、その人たちと二人のSNSでの画像とかもお借りして紹介したいところだけども、それは皆さんにXで#降臨SOULで検索してください。

 

日和ゆずとちぃみぃ

 

ウィキで調べたら「安藤ゆず」さんがチームしゃちほこに在籍していたのは、

 

なんと9年前の今日9月29日!

 

だそうだ。そうかあ、上半期末で、この時期は〇〇を退所とか、そんな時期なんだなあ・・・。ってそんなことを書く時間じゃないw、その時はちぃみぃは、3Bjuniorでは、西武園ゆうえんちを定期公演の会場として歌い踊り、ロッカジャポニカでは、ぞのデビュー前の仮の名称、レコード会社の名前そのままの「キング組(仮)」でリリースイベントなどを行っていた中学生だったね。そこから、日和さんと同じように、アイドル活動を止めて舞台に出るようになってから、みぃちゃんは前作で、そしてちぃちゃんは今作で、かつての先輩と同じ座組で共演となりました。

日和さんは今作、観賞記で書いたとおり、最優秀コメディリリーフに輝くほど、笑わせて良い、シーンでほぼ毎回ウケるギャグを放っていて、その瞬発力と知識量(があるからこそ出来るんだよね)には改めて驚くが、でもねお二人、この先輩はただの道化じゃないのよ。邪子は、父と母の思いも背負って生きている、みたいな設定を課して、人に取り入るしかない切ない降臨マスターだけど歯を食いしばっているんだよ。そういう「裏設定」みたいなもので役を膨らませているのは、おそらく制作陣は仕事していて楽しい人だってなると思うの。日和さんはしゃちほこ止めて一定期間経ってから、演劇等に進んでからはコンスタントに出ているのには、こういう側面があるんだと思うの。今はフリーのみぃちゃんには、仕事を取ること含めても良きお手本となるだろうし、スタダに属しているちぃちゃんにも、役作りとかについては学ぶべきものは多い素晴らしい先輩だから、今作での関係を大事にしてほしいね。

 

長月明日香とちぃみぃ

 

長月さんとは、みぃちゃんが「魔銃ドナーかんなぎ」で共演して以来、降臨前作、そして「ネーチャンズ」と、自然と距離が近くなっていったお姉さん。降臨前作で、あの時は中目黒キンケロシアターだったが、なぜかマチネ終わりで腕組んでプリン買いに行ってるのを目撃したけど、あの時から仲は良好だったね。そこに、今回ちぃちゃんが、血夜堕本部の同僚降臨マスターとして、同じシーンで数多く絡むことになり、稽古から大千秋楽までで多くの時間を接したね。

おぢさんも、正直みぃちゃんとの共演から彼女の存在を知ったので、偉そうに言えたもんでもないが、でも、この夏に「ほぼほぼ心霊スポット」という作品で、ネーチャンズと同様のツッコミ女子高生役を観て、「色づく海のエスポワール」という作品で、恋人を死に追いやったという自責から自死を試みてしまう悲しい高校生役を観て、今回の、いけすかないミッシェルを観て、やはり表現者として素晴らしい役者さんだなと思ったよ。そして、日本と中国のハーフであるということで語学が堪能そうだということや、いろいろと謂われのない苦労も強いられただろうことなど、そうした経験談を見聞きできれば、演劇だけでなく人生においても知見が深まるんじゃないかな、なんて思うの。年齢的にはお姉さんで、実際は気軽にお付き合いはできないかもしれないけれど、こちらも見習う点はとくに多い人だと思う。

 

山﨑悠稀とちぃみぃ

 

くどいようだけど、何度も書くよ。かつてみぃちゃんが「デッドリー邂逅」で、芝居駆け出しのことに悩んで、マンツーマンで相手してくれた山﨑さん。早くから、ちぃちゃんとは武将と降臨マスターの関係だということが発表されていたので、みぃちゃんを介してでもいいので、コミュニケーションを深めると絶対良い人だとも書いてきたけど、SNSでの写真とかを見ても、どうやら上手く関係を築けたようだね。

おぢさんも、昔は山﨑といえばもう、名優・山崎努さん一択だったけど、近時映画もテレビも観なくなったので、おぢさんの中では。昔は努、今悠稀、と言っても大げさでないくらい、役者で山﨑といえば彼女、となってるの。

とにかく今作でも、セリフを少し間を開けてピシっとしてから「だろうねえ」って言うところなんか、ああ、舞台ってこれで印象が薄いか濃いかが決まるんだ、ってのを教わったよね。狂気を演じさせても震えるし、長月さんとのダブルキャストだった色づく・・・では、セリフで悲しいと独白する部分が一切ないのに、一粒の涙を流すだけで、悲しさを表現できるところなんか、みぃちゃんも、泣きには一定の好評価はするけども、あんなに感情を抑えてるのに涙を流す技は、まだ身についてないかなと思う。今後もおぢさんは彼女の芝居も観てきて書いてゆくから、ぜひとも、当面は彼女を目指すべき役者の一人として、付き合っていってほしいな。

 

ちぃちゃんの降臨SOUL

さて、まずはちぃちゃんから。ここに書くことは、今回ついにサイン会参加券は取得できなかったので、そこで感想として言いたかったことも含んでいるけど、そうでないものは、実は辛口なこともあるかもしれないので、トーシロのくだらない戯言って思ってくれてかまわないのでね(なに、さすがにこんな泡沫記事までエゴサはしないさw)。

とにかく、うまく座組に溶け込めたのは何よりだと思う。みぃちゃんがスタダ所属で苦労したことにひとつがSNSでの発信で、稽古中はあまり共演者との触れ合いは上がらなかったと思うけど、公演が始まれば、それがたくさん掲載されてきたので安心しました。真面目で几帳面だと小生が思っているちぃちゃんの性格どおりに、セリフの言い間違いなどは一切無いし、気取った伊井田尚の性格を崩すことなく、気品を保って9公演を全うされていたね。日和さんの暴走に笑うのは、あれは失敗でもなんでもないねw。山﨑さんすら打ち落とされてたからw。

ただ、まあこれは小生の欲深さかもしれないが、個人的には気品をもう少し無くして、もう少し嫌味でいけ好かなさを表現しても良かったかなとは思う。もちろん松多壱岱氏の設定どおりに演じたのだろうし、元々優しさ溢れる人だからってのもあるだろうけど、日和さんなんかは「女王ステシリーズ」で悪魔のフランチェスカを演じた時なんて、好きになる要素が少ない悪女だったのよ。今作の笑わせなんて無し。今後振り切っていい役が来たときには、従来の高井千帆のイメージを裏切るほどの怪演を期待もしたいね。

それと声量。ごく一部、直政の技を解説するシーンで、音に被るのもあるだろうけど、あのときは、六行会の後方席は聞き取れなかったと思う。六行会ホールではヘッドマイクを使う演劇もあるくらいだけど、今回は肉声がモノを言う舞台。ちぃちゃんを初見の人とかに、あれ?ってのはなるべく避けたいところ。大林さんとか、声を低くしてもあれだけ出る舞川さんとか、その点を見返してみて、次から活かしてほしいな。まあ、なにはともあれ、ちぃちゃんの人気は制作者は放っておかないよ。次回作はそう遠くないうちに発表されることを願いながら、今は今作での財産に、にやにやしていてほしいね。

 

みぃちゃんの降臨SOUL

ちぃちゃんとは違い、前作に続いての出演ってのもあるし、そもそも演劇出演のキャリアも足かけ4年からすれば、中堅の域にいる役者さんになったみぃちゃんなので、初の六行会ホールでも、声量も含めて全く安定したステージぶりだったと思う。今作は自分の過去を表現するシーンもなくて、その辺の感情表現のシーンは観たかったけど、それは別で期待しましょう。

それよりなにより、最後の最後、あわつさんに絡むところで、あんたも一瞬に賭けるウケ狙いかよwwwってのにはもう、サイン会でも言ったけど、

 

これは青木竜象が悪いwww

 

と、も、だ、ちぃ~、に飽き足らず、蜜子のアクションダイジェストとか、大楽は栞菜さんを巻き込んで小芝居させちゃうとか、この巻き込みは、

 

池田明日香が悪いwww

 

あと、通路で、温泉!温泉!は、大楽はあわつさん、普通に笑ってたよw。おぢさん通路芝居は一切振り向かなかったから、果たしてあわつさんは、みぃちゃんの何を観て笑ったんだろう?光秀に本能寺の変を唆したやつは誰か?と同じくらい気になるわあw。

真砂子の特訓シーンで最初に太刀を振るうんだけど、初日からもう、この一振りは、それなりに殺陣をしたことのある人のものだなってのが、素人目にも見えて、ああ、明治座の時の殺陣の経験が活きているんだなあって思ったよ。高見さんとかを除けば、あそこまで振れていたのは梅原さんかな、ってくらいに、栞菜さんに当たらないか心配だった。決定した続編で、昇進に気を良くした秀吉が魔に取りつかれることも有り得て、その時こそ、みぃちゃんの殺陣が披露される、という未来も想像しながら、来年の5月末を待ちます。えっ?出演はわからないって?おぢさんはある前提で考えてるけどね。少なくとも英美を交代する理由は見当たらないけども、まあ、演劇界の芸能社会の一部、魔よりも分かりにくい力はあるだろうが、とにかく期待しています。

 

最後に、かつての仲間の、

こうした人たちを招待して観てもらったのは、その人のファンにも喜ばしいことだったんじゃないかな?とくに前者は同じ世界で奮闘する人で、刺激を受けたことだろうね。ちぃみぃお二人とも、観に行った芝居のことなどはよくSNSで触れてくれています。ああ、ちぃちゃんの嗜好はこういうものなのかあ、みぃちゃんはこの作品をどう咀嚼したんだろう?とか、おぢさんはそれをツマミとするのもまた楽しいものです。おぢさんも最近は、演劇観賞の人化しつつあるけど、なに、見かけても安心して。時間が過ぎたらここで書くだけだからさww。は冗談として、今作で得たものは何よりの宝物だと思うので、いろんな引き出しに詰めていって、また、同じステージに立つことを、

 

だけど夢見る(By ロッカジャポニカサードシングル)さ

 

 

(文中画像双方の公式インスタグラム等より)