日記 | St.Augustinusのように語りたくて・・・・

St.Augustinusのように語りたくて・・・・

インターネットに持っているのは、様々な形で、これで7個目になってしまいました。時々、逸脱します!そんな時、「告白」を読み返したいと思います。余りに重いタイトル。少しでも、何かを語れればと思いました。

0 極めて多忙。順番通り詩の更新のみ。写真は、昨日7/27(日)の駒ヶ根。カトリックの委員会NaKossに行って。
アントニオーニの映画「情事」を見始める。島の小屋のところ。
リチーの指摘に納得、は変わらない。
リチーの「映画のどこをどう読むか」の該当箇所を読む。その中、

“正反対性(両極性)を使って自分の言いたいことをあらわすこのアントニオーニの方法は、幾何学的である。両極端を持つ線があって、われわれはその両端を見るよう求められる。後へ行くほどこの映画は幾何学的な要素でいっぱいになる。背景の一部に見られるバロック風の幾何学的なものとか、青写真や建築用の図面の使用といった見てすぐわかる表現だけではなく、テーマを明確にし、例証し、文学的にあらわすための幾何学的な構図がたくさん使われている。”(p.87)

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1 家にあるCDによるクラッシック紹介は2枚。前回踏襲。
「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」(ピノック(チェンバロ);アリヒーフ)
「バッハ:パッサカリアとフーガハ短調他」(ヴァルヒャ(チェンバロ);FIC)

“クラシックのCD200枚持ってると他聴けんな・・・”と思いつつ、
あっちゃんをYouTubeミックスで。

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2 今週は、ファミマ弁天橋店やケンタッキー・吉野家・電車の中、駒ヶ根駅などで。ファミマなどで、“あなたとわたしのコヴァ・ダ・イリア!”と言いながら読んでます。
「ファインマンさん、力学を語る」(岩波)「プリンキピアを読む」(ブルーバックス)「非線型の力学系とカオス(上)」(ウィギンス)
「古今集・新古今集評釈」(松尾聡)「現代の短歌」(高野公彦編)
“The Complete Works of Shakespeare”(Oxford)
「角川俳句7月号」「現代詩手帖7月号」「シナリオ8月号」「英語教育7月号」
などを読み進める。
昨日はカトリックの地区委員会NaKoss。サマーキャンプなどいろいろ話し合われたが、そんな中、2016年にフランシスコ会の人事移動があり、大きな変化があるのでは、と。具体的には撤退し、教区に移管の方向で動いていくのでは、と。南信地区4教会には、教区の神父様1人になる。月1~2回のミサ、残り3~4回は集会祭儀。今、タガログ・ミサが2ヶ月に1回だが、そんなイメージ。“棄教の時代”という、その姿か。わたしたちカトリック信者が如何にして信仰を守っていくか?それが問われている。“主の福音を証しする・宣べ伝える“信者として常に心に主を思い、行動していかなければと思っている。

アルスの主任司祭聖ヴィアンネの本「聖ヴィアンネの精神」(モンナン神父)から。変更なし。

“信仰と愛徳によって、御言葉がわれわれの中に住まい給うとき、われわれの霊に注ぎ給う神的光に照らされた知性の徳がある。”
“「心の眼を清めて、真の光に向かって飛翔するには、世のわずらいを軽んじ、身体を抑制し、痛悔の心を抱き、涙を注がねばならない・・・神の賛嘆すべき本質とその無垢なる心理とを黙想し、純なる意向をもって熱心に祈り、神に於いて喜び、天国を熱烈に望まなければならぬ」”
(p.13~14)

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩の紹介。3回目。段々と書き足していきます。一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない //何千もの部品からなる 精密なゼンマイ装置 淀みのない時を刻み 傷みの欠けた歴史を繰り返す 空間の歪み そして 抜けるように広い青空//補正しようにも 補正しようのない 鋭い悔恨 戦禍にも その村は焼け落ちず・・・ 空間が そして 後に時間が後退して 仄かな祈りが・・・//空に白雲が立ち籠め 木々の緑 その影は 日差しを遮り 小さなバルコニーには 混沌が形成されていた 空港に出て 半島を半時計周りに巡って また読み止しの本に戻った// 「ステファニーが フランスに旅をして お菓子屋になる為に パリで勉強する やがて 大人のする恋をした そして 振られ・・・」//

「“情景”“場面展開”、もうちょっと整理しよう!」という訳で、わたしはこれで・・・。拙くなると逃げるというパターン。申し訳ないが。「手帖7月号」にショック受けてて、「ヤバイなあ・・・」というのが正直なところ・・・。「詩と思想」「現代詩手帖」始め、最近の日本の詩壇には目を瞠らされるものが・・・。毎月が驚愕させられる。「西脇何だったの」「朔太郎何だったの」が率直なところ。是非、注目して欲しい。

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5 From “Geometry of Quantum Theory”(V.S.Varadarajan;springer)(p.21)

“The division rings of greatest importance in physics are R,the field of real numbers,C,the field of complex numbers,and H,the division ring of ”Hamiltonian“ quaternions.
(c)H,the quaternions.Let
I=(1 0  j1=(i 0  j2=(0 1  j3=(0 i
   0 1)     0 -i)   -1 0)     i 0)
where i is the usual square root of -1 in the complex number field.We define H to be the R-linear span of 1 and ja(1≦a≦3);since ja^2=-1 and jajb=-jbja=jc whenever (abc) is an even permutation of (123),H is an (associative) algebra.“

Pauli matrixが出てきた。量子コンピュータでも、それらでspanされる。そのアナロジーから。四元数を量子コンピュータに使おうと思い立ったのは。

6 “薄雲に月清くいる東雲に 星灯りする春はうららに”
今回、俳句でなく短歌。作って投稿しなかったものから。詩を変更したので、短歌は変更なしで。

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7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939:For Christians,as for all who recognize the precise theological meaning of the word ”sin“ ,a change of behavior or mentality or mode of existence is called ”conversion,“ to use the language of the Bible.This conversion specically entails a relationship to God,to the sin committed,to its consequences and hence to one‘s neighbor,either individual or a community.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
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9 年間第17月曜日福音朗読。マタイによる第13章から。

“「天の国はからし種に似ている。人がこれを取って畑に蒔けば、どんな種よりも小さいのに、成長するとどの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て枝に巣を作るほどの木になる。」・・・「天の国はパン種に似ている。女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、やがて全体が膨れる。」”
-(既にイエスによって福音の種が蒔かれたからには必ず大きな結末が約束されている。)

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年7月28日
                       乗倉寿明記す