日記 | St.Augustinusのように語りたくて・・・・

St.Augustinusのように語りたくて・・・・

インターネットに持っているのは、様々な形で、これで7個目になってしまいました。時々、逸脱します!そんな時、「告白」を読み返したいと思います。余りに重いタイトル。少しでも、何かを語れればと思いました。

0 多忙。順番通り自作詩の更新のみ。写真は、6/15(日)のコスモス愛知歌会参加の折に撮影。映画は「恋愛小説家」。蟹の店で食事のところ。

1 家にあるCDによるクラッシック紹介は2枚。前回を踏襲。
「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番他」(アルバン・ベルク四重奏団;EMI)
「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番」(ブッシュ弦楽四重奏団;ソニー巨匠伝説)
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2 今週は足繁くマックに通う。通って300円の晩飯で本を読む。仕事準備。
“Spinors & space-time”“The finite element method for elliptic problem”“Taylor Swift”「代数の先生 A class問題集」「幾何の “ 」「幾何学Ⅰ」(ハーツホーン)「ダブリン市民」”Dubliners“「新・基本英文700選」「TOEIC語源中心単語辞典」「古典物理学の数理」「電磁場とベクトル解析」(以上岩波講座)「万葉の秀歌」(松尾聡)など。
火曜日は赤石の歌会。「短歌上達の秘訣は歌会に繁く通うこと」とか。やはり、勉強になる。短歌を始める切っ掛けは赤石の会。ただ、10年位前、詩と短歌両方作ってた。「NHK歌壇」に投稿してた。そのとき、歌集といって家には「万葉集(上下)」「百人一首」2冊位だった。
昨日は夕方ミサに行く。松川教会。「峠のシスター」達が福島に行ってしまった。30年一緒に歩んで来た。寂しくなる。帰りの車の中、神父様と「あとミサに残るのは、・・・」と話し合って来た。「南信地区の教会が5教会だったのが、3教会になっていくのかも。」「南信地区で神父様1人という状況になるのかも」と・・・。教会に、殊に南信地区5教会に主の恵みがありますように。
赤石短歌会で、奥村晃作先生からアナウンスがあったのですが、今日午後2時USTREAM「堂園食堂」で奥村先生、堂園昌彦先生、今井聡先生の3人の対談が中継される。日本橋ビジョンセンターに駆け付けようとも思ったのですが・・・。兎に角、是非、見てください!

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4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩の紹介。2回目。前回のに書き足していきます。一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 
アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない //何千もの部品からなる 精密なゼンマイ装置 淀みのない時を刻み 傷みの欠けた歴史を繰り返す 空間の歪み そして 抜けるような青い大空 ・・・“

今こうして写していると、1連目の「破損した硝子」から「振り子細工のように」の展開に疑問が残る。「傷みの欠けた」もどうかと思う。

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5 「人間精神の名誉のために」(J.デュドネ著;高橋礼司訳;岩波書店)から、ハミルトンの四元数についての引用。前回の続き。(p.138などから部分的に引用)

“もし、y=z=0ならば、A^ax,B=bx,C=cxととれば、(a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2)=A^2+B^2+C^2 ・・・(36)が満たされるから、積の単位元としては、[1 0 0]をとることができると考えた。次に、c=z=0ならば、A=ax-by,B=ay+bx,C=0とすれば、関係式 (a^2+b^2)(x^2+y^2)=(ax-by)^2+(ay+bx)^2 ・・・(35)によって、関係式(36)が成り立つ。したがって、ハミルトンは積に対しても、i^2=-1であり、同様にb=y=0ととって、j^2=-1でなければならないと結論する。要求される条件がすべて満たされていると仮定すれば、(a+bi+cj)(x+yi+zj)=(ax-by-cz)+(ay+bx)i+(az+cx)j+(bz+cy)ij ・・・(37)となる筈である。しかし、ijはどんな三つ組α+βi+γjに等しいとするべきであろうか?ハミルトンが詳しく述べている手探りによる数学の創造の有様をみるのは、<フックス関数>の発見についてのポアンカレの記述よりもずっと近づき易く、得るところが多い。ハミルトンは次々にij=1,ij=-1ととってみる。そして絶望の揚句ij=0としてもみる。しかしどの場合にも(37)から得られるA,B,Cの値は(36)を満たさない。それは(a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2)=(ax-by-cz)^2+(ay+bx)^2+(az+cx)^2+(bz-cy)^2 ・・・(38)からわかる。しかしこの式と(37)とをくらべてみると、未知の積k=ijの係数は、もし(37)を分配法則によって展開するとき、ji=-ijであるとすれば最後の項bz=-cyに等しくなる。かくしてハミルトンの直感的なひらめきが次の解を示唆する。すなわち、 1)実数の三つ組みでなく四つ組a+bi+cj+dkの積を考えて、k^2=-1であるとする。 2)積の可換性をすてて、結合法則と和に対する分配法則だけを保ち、ij=-ji=kとする。結合法則から、このとき ik=i(ij)=(i^2)j=-j ki=(ij)i=-(ji)i=-j(i^2)=j jk=j(ij)=-j(ji)=-(j^2)i=i kj=(ij)j=i(j^2)=-i が導かれる。”

学部の期末などに、そのまま出題するといいと思った。ただし、数学科か。
 

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6 “街路樹の淡き灯りに月の影”
「一応作りました」というだけ!
 
7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939:One would hope that also men and women without an explicit faith would be convinced that the obstacles to integral development are not only economic but rest on more profound attitudes which human beings can make into absolute values.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
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9 年間第13土曜日福音朗読。マタイによる第9章から。

“「花婿が一緒にいる間、婚礼の客は悲しむことができるだろうか。しかし、花婿が奪い取られる時が来る。そのとき、彼らは断食することになる。だれも、織りたての布から布切れを取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。新しい布切れが服を引き裂き、破れはいっそうひどくなるからだ。新しいぶどう酒を古い皮袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、皮袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、皮袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい皮袋に入れるものだ。そうすれば、両方とも長もちする。」”
-(イエスという「新しいぶどう酒」を得たのだ。それを「目には目を、歯に歯を」という古い皮袋ではなく、「敵をも赦す」新しい皮袋に入れなければならない。)

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年7月6日
                       乗倉寿明記す