ジャムは、砂糖が水分を抱え込んで腐敗を遅らせる性質を利用した保存食品です。
根元の赤い部分と緑の部分を切り分けることにより、色鮮やかな赤と緑のジャムが作れます。
ルバーブは、酸味が強いことから、レモン汁は加えません。
当農園では、農薬や化学肥料を一切使わず、有機肥料で育てたルバーブやブルーベリー、ニンジンなどをジャムにして、お客さまにお届けしています。
⚪ ルバーブは、シベリア南部原産のタデ科の多年草で特有の香りと酸味を持つ、ジャムやお菓子作りに使う、スーパーでは見かけない野菜です。
まだ寒さが残る早春に、真ん丸の花芽と共に萌芽します。
大きくなった茎を収穫しますが、葉は有害で食べられません。
赤と緑の茎部分各々約1kgを2~3cm巾に切り刻み、グラニュー糖を加えるだけで火🔥にかけること約15分、短時間で出来上がる優れものです。
赤と緑の色鮮やかで、体内の余分なナトリウムを排出してくれるカリウムを多く含む、爽やかな風味のジャムが出来上がりました。
⚪ おなじみのブルーベリーは、北アメリカ原産の低木果樹で、強酸性土壌で育てます。
大きくハイブッシュ系ブルーベリーとラビットアイ系ブルーベリーに分けられますが、栽培されているものは品種改良が進み、数百の品種があると云われています。
「自家不和合性」のため、異なる品種がなければ受粉がうまくいきません。
当農園のブルーベリーは、5~6種類の品種がありますが、記録を残しておらず、品種名は定かではありません。
春先に、白いスズランのような可憐な花を沢山咲かせます。
花後に青紫色の小さな果実をつけました。
果実が、濃い紫色になれば収穫期、生食も美味しい、アントシアニンを多く含む健康食品です。
品種毎に収穫時期が異なり、6月上旬から8月まで収穫可能です。
収穫したブルーベリー約2kgにグラニュー糖とレモン汁を加えて、火🔥にかけ焦がさないよう混ぜながら加熱すること約30分、ルバーブよりかなり長時間を要します。
ジャムは冷めると硬くなるので、出来上がりの見極めが大切です。
⚪ ルバーブジャム、ブルーベリージャム共に、熱いうちに熱湯消毒した瓶に詰め、更にジャムの入った瓶ごと、再度熱湯消毒し取り出し、熱いうちにキャップをきつく締めて、瓶を逆さに置いて完成です。
ブルーベリーの収穫に合わせて数回ジャム作りをし、お届けします。
ルバーブジャムは赤が好まれますが、緑も味に違いはありません。
パンやヨーグルトのお供に、お菓子作りにと、手作りジャムを楽しんで~~。😋