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N/F NO FACTER

剣と魔法の世界「アスタシア」を舞台にしたファンタジー小説。
謎多き主人公アレルと連れのゼイラ、
その他キャラクターたちの冒険活劇です。
アレルとゼイラ、二人の恋愛要素もあります。

ケメール族の住む島から

魔族たちの住処に向かったアレル、ノッヂ、サーベル。


3人は魔族の道先案内人とともに、オトルトゼに通じる

坑道を進み、住居に入った。


しばらく無言で歩いていたが、やがて魔族側の統領に

会うことが叶った。


アレルは魔族語も堪能でしばらく交渉の後、

魔族から金の他に宝石がもっとほしいという要求を受けた。


3人は無事帰って来れたが、大量の宝石の原石の収拾に追われた。

しかも、魔族側は磨かれた裸石(ルース)での提出を要求した。

アレルは自分の持っている宝石とキィルに頼んで原石を譲ってもらい、

さらにルアーガ中の宝石をかき集めるという途方もない作業に追われた。


「これくらいで勘弁してくれないかな…」

ルアーガの国家予算5年分に相当する額の

価値がある宝石をかき集めたアレル。


まだ、原石は研磨職人のもとにいくらか残っている。

原石の状態のものを、大急ぎで磨いてもらうよう依頼したのだ。


「アレル、これ以上請求されたらもう無理だよ。」

キィルも心配そうに集まった宝石を見ながら云った。


このすべての宝石は、ただ、オトルトゼに行くための費用ではない。

いまやアスタシアの世界各国に散らばっている

魔族全員との平和条約の費用も兼ねているのだ…


彼らは、各地に点々としながらも互いを把握して

それぞれのコミュニティーは結束しているのだという。


「たしかにこれ以上は集めようがない。

魔族がこれで手を打ってくれることを願うしかない。」

そう、キィルにぼやいた。


アレルはその日のうちに研磨職人のもとに残った裸石を取りに行き、

明日、交渉に向かう旨を魔族に伝書鳥で手紙を送った。


ここ数日、ばたばたしてろくに眠ってもいないし

ゼイラと顔を合わすことができたのも数度だ。

ずっと宝石集めに奔走しており、もうクタクタであった。


明日、魔族の上層部との交渉に一人で向かわなければならない。

魔族は、アレルが一人で来ることを条件に据えてきた。


先日、ノッヂとサーベルを連れていったが向こうも二人が手練れで

あることを見抜き、警戒したのだろう。

二人を伴ったのは逆効果だったのかもしれない…


正直、無事帰って来れるか自信がない。

ちょっと足元もおぼつかない中、久しぶりのゼイラの待つ塔に戻った。


「ただいま」

「おかえり~」


ゼイラがエプロン姿で出迎えた。

「たぶん、帰ってくるころかなと思って」

前はゼイラが料理を城の調理場から運ぶという

手間があったが、先日住処の塔のなかを改装して、塔から出ずとも

料理ができるよう、小さいが機能満載のキッチンを新設した。

ゼイラはそれに大喜びで料理に磨きかけないとねとはしゃいでいた。


「今日はポトフにしたよ」

おいしそうな匂いにアレルは疲れがすこし

軽くなったような感覚だ。ほっとする。


「もうすこしでできるから待っててね。」

そういうとキッチンの鍋に再び向かう。

そんなゼイラの後ろ姿をじっと見ていたアレルであったが…


「アレル?」

アレルは料理をしているゼイラを後ろから抱きすくめた。

そのまま首筋にキスする。


「ちょ、料理食べてからでよくない?」

ゼイラは照れながらそう言うがアレルの求める心は止まらない。

ゼイラを回転させると、そのまま唇にキスをする。

「ん、はぁ」

ゼイラは熱い吐息を吐きながらそれに応じる。

求めあう、キス。

「アレル、激しぃ…ああ」

そんなゼイラに容赦なくアレルはキスを続ける。


そして…


すこしづつ、ゼイラの服を脱がせていく。

まずはエプロン。

上着の羽織。

へこ帯。

前合わせの着物。

襦袢、そして…


アレルに黙ってはじめて買った

かわいらしいファーストブラ。


「…こんなの着けてたんだ」

「うん。」

ゼイラは恥ずかしそうに顔を赤らめた。

サザンに付き合ってもらって

初めて行った女性用の下着販売店。

どうせならかわいいほうがとサザンに云われるまま

黒に白の水玉のセット下着を購入した。

中央にピンクのリボンまでついている。


かわいい。


ブラの上からそっと胸に手を当てる。

「あっ」

待ちきれないかのようにブラを外す。

ゼイラのまだふくらみ初めの小さな胸が露わになる…


続いてアレルは自分の服も豪快に脱いだ…


「いくよ、いい?」

手と手をからませての宣言。

「………うん。」


第37話 ①おわり、 ②に続く…


***

とりあえず、18禁でなく書けそうなとこまでにとどめました(爆)