Water Leaf

Water Leaf

独り言

独り言です☆゛
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放って行かないで

いつも一緒に居たい

怖い

独りは怖い

つながってないと沈みそうなの

それでも

飛べないわたしのために

あなたがわたしに答えをくれた

失うのが怖いから

手を伸ばさずにいた

そんなこと

認められない。

ただ少しでもあなたに近付けるのなら

そのためなら 何だって
望みなんて何もない

わたしがどうなったって誰も哀しまないし

誰に何があったってたぶんわたしも悲しまない

生きる目的も何もなくても呼吸をしているし

この心臓は脈打っている

それだけで充分だって思うの

願いはない

後悔もない

いつかこの身が動きを止めても

それを受け容れる

眠りに堕ちよう

深く

夢も見ない程に深く

そうして いつか目が醒めたら

また 笑おう

眠りに堕ちる前に

あなたに会えて良かった


おやすみなさい。
どこに行ったの

どこに行ったの?

「淋しい」と呟いてみても

声を拾い上げてくれる存在は無く

理由のわからない焦燥感がわたしを追い立てて

衝き動かされるままに夜の街を走り抜ける

何も追いつけないように

何も触れられないように

大丈夫

あなたの元に辿り着ければ

きっと、この焦燥も
夜が落ちる

夜の帳が世界を覆う

目を閉じ夜闇に紛れる木犀の香りを懐かしむと

桃色の月が空から笑う

お前に懐かしむべきものなど何もないだろう と

光が一つずつ消えて行って

星も月も雲に隠れて

何も見えなくなる

それでもあなたの存在はわかるから

寂しくはない

夜の時間が長くなって

昼の時間がいつしかなくなってしまうのではないか

そんな考えに圧し潰されそうになっても

怖くはないよ

温もりを思い出して

何も見えない空を見上げる
去りゆく中の一齣に過ぎないとしても

確かにあの時

あなたの線とわたしの線は交わった

確かに重なりあった

それを誰が忘れても

誰が否定しても

何が証明しなくても

時間さえもがその一瞬を押し潰してしまっても

あの時

確かに光る瞬間が存在した

無限の中の一齣だとしても

二人にとって

何より大切な

大切な

願い

そして 誓い