「格差社会」といわれる21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に何が必要か、何をしなければならないかを訴えたのが本書。
「第一の波」農耕社会、「第二の波」産業社会、「第三の波」情報化社会、そしてこれから訪れる(た)「第四の波」が「コンセプチュアル社会」だという。
たとえ弁護士、会計士、医師というプロフェッショナルでさえも、あぐらをかいてはいられない。これからは「専門力」ではなく「総合力」、つまり「ハイ・コンセプト」──芸術的で感情面に訴える美を生み出すことができる力、一見バラバラな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す力が必要。
つまり、人より何倍も努力しバリバリ働く「モーレツ社員」の時代から、「ナレッジワーカー(知的労働者)」という左脳主導だけではだめで、プラスアルファ「右脳」が勝負。
「右脳を生かした全体的な思考能力」と「新しいもの発想していく能力」、そしてその実現の可能性を検証する左脳の役割
90年代までは、世界中のエリートがビジネススクールで競って「MBA」(Master of Business Administration)取得が人気で重要視されていたが、今は「MFA」(Master of Fine Arts/美術学修士)が米国有名企業の中で最も注目されている資格。数字や論理に強い人材より、他人と感動を共有でき、真面目さだけではなく遊び心やデザイン、物語、調和などのセンスを身につけている人材が求められている。
←MFAという資格すら知らなかった
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成功者と脱落者を分ける3つの指標
この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
この仕事は、コンピュータならもっと速くやれるだろうか?
自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?
必要な6つの感性(センス)
「機能」だけでなく「デザイン」
「議論」よりは「物語」
「個別」よりも「全体の調和」
「論理」だけでなく「共感」
「まじめ」だけでなく「遊び心」
「モノ」よりも「生きがい」
オススメ:★★★★