日本だけの呼称、としばしあざけられる三大ギタリスト、ヤードバーズ出身のエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジはロンドン南西の近郊、サリー州(Surrey、魔法使いはSallyです)を中心に、青少年期を過ごしているのはご存知の通り。

 

特にクラプトンの生家があるリプリー(Ripley)は、国道A3(実質的に高速道)がロンドン環状高速道路のM25 と交差したジャンクションの次で、レンタカーを借りれば非常にわかりやすい場所だ。

エリックの生家はGreen1で、緑地に面しているが、番号は明記されていない。撮影当時(2015年1月10日および16年2月10日)は、白い扉に「Fairview」と記されていたが、過去の記事などみると別の記述もあり、変更されている可能性もある。細長い長い緑地の駐車場の先に位置している。本冊とは別角度の写真をどうぞ。

 

エリックが現夫人と結婚式を挙げたセント・メアリー・マグダレン教会(St. Mary Magdalen Church)は少し南のHigh Street沿いだ。教会の建物の直ぐ脇には、ニューヨークの高層マンションから転落して4歳で死去、「ティアーズ・イン・ヘブン」に歌われた息子のコナー・クラプトンの墓碑がある。アップ写真は本冊に掲載したので遠景で。

 
 
 

エリックはこの教会のすぐ南、High Street に面した3世帯長屋のセミ・デタッチハウスの真ん中の家(番号2、本冊参照)で少年時代を過ごした、とのことだが、資料的に確認しきれなかった部分もあり、間違っていたらごめんなさい。

 

町を歩けばエリックがバイトした郵便局や、楽器店(エリックと関係があるかどうか不明だが雰囲気をお楽しみを)などもある。

エリックが通ったセント・ビーズ・セカンダリー・モダン・スクール(現Bush Lane, Woking)は、やや離れるので車で行かれたい。