目を閉じるしかない状況。 | SHOW-ROOM(やなだ しょういちの部屋)

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暑い外から逃れ、涼しい電車に乗ってひと息。


が、途中から乗って来た20代らしき女性の2人組が座っている俺の前で楽しそうにぺちゃくちゃ。


楽しそうなのはいいけれど、俺の真ん前に立つ片方のコがヘソ出しのトップスで、それが俺の目線の高さにあるから思わず視線を逸らそうと上を見れば、それはそれでそのコの顔がそこにあり気まずい。


スマホを見ることも考えたが、これはもう目を閉じるしかない。


やがてそのコ達は降りて行ってホッとしたのも束の間だった。


今まで遮られていた視線の先、向かいの席にまた20代らしき女性が座っていた。


それだけなら良かったが、膝の上にバックを置いているけど下着、パンツ丸見えだ。


時々こんなのに遭遇するけど、女性って肝が据わってるよな。


パンツくらい見られても気にしないのか。


そういえば以前に映画か何かのオーディションにウチのタレントを連れて行った時、ホテルの宴会場が待機する場所となっていて、たくさんの女の子が緊張した感じで皆何故か床に体育座り。


えっ?何で?


ミニスカートが多いから当然丸見えだ。


は?え?あ、ウチのは?と、見てみたらスカートではなかったからひと安心。


ん?オーディションなのにお前それでいいの?


そんなことを涼しい電車の中で思い出していたのだった。