村上春樹さんの『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の感想!! | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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今晩は。

村上春樹さんの『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が発売された2013年4月12日(金)というのは僕が翌月一日からの今の会社への入社が決まりつつも前年の11月から再就職活動のために通っていた千歳烏山に在った就労移行支援所にまだ通っていた時期だったのですが、

この作品の発売を前日のネットニュースか何かで知って、

発売日当日の朝の開店時間前に今もとてもお世話になっている今の地元の書店にダメ元で電話をかけて取り置きを頼むと当時の店長さんに渋々了解を貰えて初版を買えた、

という経緯が有ったのですが、

確かその翌日の土曜日の朝にその書店に行って売り場を眺めると既に『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』はもう一冊もなく、

アルバイトの店員さんに、

「村上春樹の新刊は売り切れですか?」と訊ねると、

「はい、昨日直ぐに売り切れました」と店員さんが応えて、

「実はそれを取り置きして頂いている野本と申しますが……」と会話を続けると、

「何だコイツ?」とは店員さんは言わずに「はあ……」とだけ応えてそのままレジの後ろの棚に保管されている僕の分の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が取り出されて会計の流れになったという瑣末なエピソードが有るのですが、

その新刊の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を持ち帰っても当時の僕にはまだまだ村上春樹さんの小説を読めるような心理的余裕は微塵もなく、

それで長過ぎる歳月を経て今回改めて文庫版を買って読んでみる事にしたのでした。
(↑前置きが長っ)

それでこの作品を実際に読んでみた感想としては、

最終的な結末は提示をされてはいないけどエラくへヴィーな物語だなあという感じだったのですが、

実際の話をするとこの作品を先述の発売当時に読まなかったのは正解だったなとも感じました。

何故なら先にも書いたように非常にへヴィーな物語なので、

漸く社会復帰に漕ぎ着ける直前に僕がこの小説を読んでいたらまたもや酷く心を病んだ可能性さえ有ったからです。

それで今回この小説を読んでみてこの感想のブログを書くにあたってその切り口すら見付からなかったので、

このテクストの考察サイトをインターネットで探してみると、

全ての謎が氷解するような見事な読解のオンパレードだったのですが、

それよりも気になったのはこの小説が発売当時には殆ど「意味不明」と同義の批判に晒されていたという情報だったのですが、

確かに予め「推理小説」と銘打たれている作品であればそのテクストに帯びる「謎」の部分の真相も解き明かされる必要性が有るとは思うのですが、

そんな起承転結という文章の執筆の作法に則る理路整然とした物語を村上春樹さんに求めるかね?

という事の方が僕には気になりました。

何故なら小説というものは書くにしても読むにしても一つの「答え」に辿り着くために成立していなければならないなどという杓子定規なそれぞれの読者の固定観念からは遥かに遊離した存在だからです。

学校の国語の授業や試験で求められるような「『作者の意図』の読解」ばかりが小説を読む楽しみではないのです。

しかも作家によっては一つのテーマを読者に提示するためだけに小説を書いているとは限らず、

寧ろ幾つもの問題提起を散りばめたくて一つの小説を書き進める場合も有ってそこに「作者の意図」は一つに限定しなければいけないなんていう制約は微塵もないのです。

要するに何が言いたいのかはよく分からないけど考えさせられるポイントは無数に在るなあみたいな小説の存在も全然OKでなければいけないですし、

その敢えて作者に作為された意図の曖昧や不明性や点在をも楽しむのも小説を読む事の意義でなければいけないと僕は考えますし、

寧ろ村上春樹さんは一つのテーマに絞って小説を書き上げるタイプではなく言いたい事を無数に散りばめてその後の解釈は個々の読者に委ねるタイプの作家という印象が僕の中では非常に強いので、

この『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をもって「何が言いたいのかがわからない」と不満を各種SNSに書き込んだ読者達の方こそが村上春樹さんの継続的な「意匠」を全く読み取れてはいない事の方が僕には意外だったのです。

勿論、

推理小説を読むように丁寧に読解をしてインターネットにその議論や結論を提示する人達も全然OKですし、

よく分からないけど面白いという感想に留まる読者の存在も全然OKなのが、

村上春樹さんの小説空間なのです。

「よく分からないけど面白い」というのは人文学に親しむ上での最高の入り口であり、

その「よく分からないポイントの相貌」が徐々に腑に落ちて行く事こそが人文学の楽しみでなければいけないのです。

その意味でもこの『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の発刊当時に「何が言いたいのかがよく分からない」と各種SNSに不満を書き込んだ人達というのは村上春樹さんのファンとしては「似非」にかなり近い空疎な輩としか言い様がないのです。

文芸作品を読んで感想を漏らす事に於いてはその主体自身もその教養や見識のレヴェルを試されてもいるという事を再認識が出来た今回の読書体験ではありました。

今回は以上となります!

最後までお読みになって下さいまして、
本当に有り難うございます。

今後とも宜しくお願い致します。

それではまた、
次回の日記にて!!

 

 

【主なお薦めミュージシャンのリスト】

ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
エドガー・ジョーンズ
(エドガー・サマータイム)
ポール・ウェラー
ジョニー・マー
ジョン・スクワイア
リー・メイヴァース
スティーヴ・クラドック
マーク・コリンズ
マーティン・ブラント
ザック・スターキー
スティーヴ・ホワイト
レニ
フィオナ・アップル
キャット・パワー
キャッテル・ケイネック
ルイーズ・ウェナー
スターリング・モリソン
ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
8.ノエル・ギャラガー
9.リアム・ギャラガー
10.野本亮一
11.クローゼ
12.バラック
13.シュールレ
14.ダイスラー
15.ゲッツェ
16.クロース
17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.メッシ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.レオン・ゴレツカ
34.ユリアン・ブラント
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.カイ・ハヴェルツ
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

TOKO(松山桐子)
日比美思
本田真凜
酒井夏海
玉田志織
竹内愛紗
平野詩乃
小貫莉奈
髙橋ひかる
生見愛瑠
古川優奈
蒔田彩珠
宮部のぞみ
石橋杏奈
蜂谷晏海
吉岡里帆
武田玲奈
唐田えりか
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馬場ふみか
新川優愛
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白石麻衣
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高山一実
松村沙友理
生田絵梨花
高田秋
朝比奈彩
搗宮姫奈
渋野日向子
大橋悠依
神部美咲
(※敬称略)


【最も好きな作家&人文学者一覧】

夏目漱石
芥川龍之介
太宰治
安岡章太郎
村上春樹
那須正幹
ゆうきまさみ
魚喃キリコ
ロラン・バルト
ジャック・デリダ
ジュリア・クリステヴァ
ゲーテ
ボードレール
ヘルマン・ヘッセ
ジェイムズ・ジョイス
レイモンド・カーヴァー
(敬称略)


【みすず書房さんから出させて頂きたい自作の小説一覧】

1.『短編集』として

・先生の御見舞い
・サンデー・モーニング
・ファム・ファタル
・アイル・ビー・ユア・ミラー
・カミング・アウト

2.『ロール・ウィズ・イット』

3.『ワンダーウォール』

4.『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』

5.『オアシス・ギャラガー兄弟論集成』(※批評として)

6.『ランドスケープ』

7.『オプティミスティック』

8.『シュトゥルムドゥラング』

9.『ジークフリート』


【好きなファッションブランド】

ポール・スミス
リーヴァイス
アディダス
THE NORTH FACE


【好きな競走馬のリスト】

コントレイル
ワグネリアン
ナリタブライアン
ビワハヤヒデ
エルコンドルパサー
グラスワンダー
タップダンスシチー
ディープインパクト
オルフェーヴル
ジェンティルドンナ
サンデーサイレンス
ダンシングブレーヴ


【最も好きなお笑い芸人さんのリスト】

和牛
キャプテン渡辺
モグライダー
真空ジェシカ
Dr.ハインリッヒ
TEAM BANANA
スパイク
アルミカン
紺野ぶるま
河邑ミク
松浦景子
茶々
(※敬称略)


【所有&使用ギター】

ギブソンのES-335(1975年製・赤)

ギブソンのES-335(2018年製・赤)

ギブソンのJ-150(ノエル・ギャラガーのシグネイチャー・モデル)

エピフォンのスーパーノヴァ(ノエル・ギャラガーのシグネイチャー・モデル・黒)

エピフォンのレスポール(黒)

セピアクルーのエレアコ(赤)


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.エピファニー
9.リフレイン
10.恋は止められない
11.君のせいじゃない
12.ボタン
13.イマジネーション
14.虚勢
15.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

1.ロックンロール・スター
2.情況
3.話していたい
4.何処にも行かない
5.少しずつ
6.残像
7.行かないで
8.贖罪
9.自由
10.世界の何処かに
11.晩餐
12.完璧な幸せ


サンクチュアリーの五作目:『New Songs』

1.希望の歌
2.生身
3.euphoria
4.朝の光の中で
5.桜
6.心の扉
7.甘い夜
8.虹
9.僕の世界の中心は君
10.君が欲しい
11.愛を求めて
12.君は知らない
13.心
14.Darkness
15.forbidden
16.ワンピース
17.歌姫


サンクチュアリーの六作目:『アフター・ザット』

愛?
ピエロ
迎合したって仕方がないから

ためらい
ヒロイン
クリスマスソング
君と話せて
夢に殉じて
小説みたいな僕の人生
シリアルナンバー
君に逢いたい
好きになって良かった君へ
君は正しい


サンクチュアリーの七作目:『失われた瞬間を求めて』

失われた瞬間を求めて
幻影
Crucial Moment
君の笑顔は虚飾がないから
純情
この恋はもう終わりにしてしまいたいから
君が緑であの娘が直子で
新しい歌
君は美しい
明日は逢えると願いたいから


サンクチュアリーの八作目:『本命』

本命
メビウス
ショートカット
魚喃キリコの漫画みたいに
今日は逢えると思ってなかった
プリンセス
ノスタルジー
嬉しい音楽が届いた夜には
感情
隙のない君
メランコリックな気分に浸って
敗北と訣別の中から
心変わり
夢の中で流れた歌より


サンクチュアリーの九作目:『スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ』

君にロックを救って欲しい
スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ
リテラシー
愛の証明
月に一度の君
正し過ぎるのは疲れてしまう
君の存在を侮っていた
落陽
Anyone Can Be Kurt Cobain
君が何とも思ってないって


サンクチュアリーの十作目:『アウフヘーベン』

アウフヘーベン
カタルシス
杏奈
歌にならない恋はいらない?
HEROES
バレンタイン
君の香り
Feelings
デジタルタトゥー
ホワイトデー
美しいものだけが正しい
一番大事なもの


サンクチュアリーの十一作目:『Under the Sun』

Under the Sun
ホライズン
あの娘に逢いたくて
好きだよ?
「逢いたい」と「逢いたくない」の間
空の飛びかた
Distance

実存
レーゾン・デートル
愛していたい
猫背
明日はわからない
Endless Days


サンクチュアリーの十二作目:『憧憬』

憧憬
変わらないもの
生きる歓び
感傷
少年の日の思い出
邂逅
宿命
君の面影
反芻
終焉
反転
幸福


サンクチュアリーの十三作目:『Explosion to the Out』

フィオナ・アップル
追い駆けたい
BAR通い
君を想っていた頃の
そしてまた、ロックンロールが響き渡る
アンビヴァレンス
愛が拡がる
意識の流れ
切ないスパイス
きっとまた逢える
閃光
君でなければ
ずっと優しい君でいてね
一刻一秒
歌に換えても
確かな愛を君に持ちたい


サンクチュアリーの十四作目:『The World's Falling in Love with You』

The World's Falling in Love with You
Memories
Alone Times
Stray Sheep
Invisible Lights
Ideal Girl
My Dreams Live Forever Even If They Don't Come True
Spectacle
Déraciné
Remember Crying
By Yourself
My Future is Yours
Right Here, Right Now
Shining with You
Over There
True Romances


サンクチュアリーの十五作目:『ユートピア』

ユートピア
フォークロア
Pedantics
エッセンス
旋律
正しい人
エクリチュール
差延
リスタート
杞憂
揺れない心
破動
嫌いになれたら
女神(ミューズ)
逢瀬
ディアローグ
ドラマツルギー
命懸けの跳躍
感嘆
鼓動
コントレイルが好きだから
『ビィ・ヒア・ナウ』を聴きながら
夢物語
桃源郷
舞姫
The Theme OF Love For You
マーメイド
美貌
笑顔がいつも弾ける君
フォトジェニック
New My Radio Star
君の笑顔で世界が輝く
You're My Light Shining White
知的で愛しい君を想って
時代のヒロイン


サンクチュアリーの十六作目:『Breaking Boundaries』

Breaking Boundaries
You Are So Sweet
I Wanna Be By Your Side
There Will Be Love Again
You've Made Me Read The Books
Missions Completed
This Romance Must Go On
Liaison
Can I Stand By You Always Forever?
The Dreams You Have Given To Me
I Wish You Happiness Now And Forever
Imagination Breakdown
Cultural Library
It Is Too Early For Me To Write The Novels
Cigarettes & Kissing
Live Together


サンクチュアリーの十七作目:『Interactive』

Interactive
Dynamics
Resonance
After The Dreams
Struggle
About The Harms By The Harassments Monster
Music & Literature Have Always Given Me The Dreams
Your Innocence Has Always Made Me Happy
Don't Doubt Your Hopeful Futures
Your Futures Are Mine