オアシスの『ビィ・ヒア・ナウ』は失敗作だったのか? | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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今晩は。

オアシスの『ビィ・ヒア・ナウ』を失敗作と位置付けている言説の主旨の大半を占めるのは前作の『モーニング・グローリー』よりも売れなかったからとか収録されている楽曲群に冗長なものが多いといったものばかりな訳ですが、

「純粋な作品論」として『ビィ・ヒア・ナウ』を失敗作として位置付け切れていないものが多いのは、

当然、

『ビィ・ヒア・ナウ』が間違っても実際には失敗作なんかではないからです。

純粋に音楽的には失敗作でも何でもないのを無理矢理に「失敗作」と位置付けようとするから、

瑣末な要因ばかりに頼った音楽そのものに対しては非常に不誠実な『ビィ・ヒア・ナウ』論が後を絶たない訳です。

『ビィ・ヒア・ナウ』を失敗作と評する人間は大まかに二種類に分けられます。

第一に耳が腐っている人達。

第二にオアシスの最初期から彼等の作品群を耳にしていて『ビィ・ヒア・ナウ』がリリースされた頃には既にオアシスの音楽性自体に食傷していた人達。

後者の場合は「現象としてのオアシス」を飽くまでも「トレンドのポップ・ミュージック」として消費した俗物に過ぎないのであり、

そのオアシスというバンドに対する不誠実なスタンスを前提にしてもその種の人間にはオアシスがそのキャリアで達成した物語を正しく概観出来る筈もないのです。

陰湿にもオアシスの『ビィ・ヒア・ナウ』について継続的に悪し様に書いて来た例の超有名音楽ブロガーについては先日Twitterで直接反論を試みたところ、

実際には二回ぐらいしか『ビィ・ヒア・ナウ』の全体を通しては聴いてはいないという話にもならない言い訳と共に謝罪をされたのですが、

最初期からオアシスの作品群を聴いていて『ビィ・ヒア・ナウ』の頃には既にオアシスの音楽性に食傷していて上述のように飽くまでも流行りのポップ・ミュージックとしてオアシスの存在を消費したに過ぎないような人種に、

正しくオアシスのキャリアを概観出来る筈もないどころかその種の人間にはオアシスについて語る資格すらも今の時代には最早無い訳でもあるのです。

何故なら只でさえ1997年当時のオアシスに食傷していて二回ぐらいしか通しては聴いてはいないような人間に『ビィ・ヒア・ナウ』の魅力が正しく理解が出来る筈もないからです。

『ビィ・ヒア・ナウ』のセールス的な失速については、

この作品に宿るその当時のイギリス社会への祝祭ムードがダイアナ妃の交通事故死で帳消しにされた事とそれに因って一気に暗くなった当時のイギリスの時代の空気を文字通りの「都市を癒す聖歌」としても受容されたヴァーヴの『アーバン・ヒムス』の爆発的セールスという二つの要因で全ての説明が可能でもあるのです。

それを証拠にイギリスの世相など預かり知らない日本では『ビィ・ヒア・ナウ』は『モーニング・グローリー』よりも売れた訳ですから。

単にオアシスの存在を流行りのポップ・ミュージックとして消費したに過ぎない俗物よりも、

『ビィ・ヒア・ナウ』以降もオアシスの存在の良質面を大切に思ってそれに寄り添った根強い彼等のファン達の意思にこそ正しい芸術的アクチュアリティーが宿っているのだと信じたいです。

はっきり言わせて貰いますが、

僕は何も自分の価値観や記憶を正当化したいという思いから『ビィ・ヒア・ナウ』を「オアシスの最高傑作」と無理矢理位置付けている訳では間違ってもないのです。

『モーニング・グローリー』がオアシスにとっての『リヴォルヴァー』なのだとしたら、

『ビィ・ヒア・ナウ』はオアシスにとっての『サージェント・ペパーズ』的な意味合いで、

『ビィ・ヒア・ナウ』が「オアシスの最高傑作」だと心底感じてもいるのです。

何故なら『モーニング・グローリー』はその関連シングル作品のカップリングの中にも『モーニング・グローリー』に収録されるべきだったと思える「B面の名曲」が多数存在していて『モーニング・グローリー』自体が「1995年のオアシス」を完全には刻印し切れてはいない未完成なアルバムなのに対して、

『ビィ・ヒア・ナウ』は1997年当時という謂わば「ネブワース以降」の「全てを手に入れた状態」のノエル・ギャラガーがその延長線上で更に鳴らしたかった全ての音が凝縮された完璧な作品でもあるからです。

『ビィ・ヒア・ナウ』とは、

ノエル・ギャラガーが「ネブワースの後先」に視たかった景色を完全に体現している作品でもあるのです。

それと同時に『ビィ・ヒア・ナウ』は1stアルバムの『ディフィニトリー・メイビー』と2ndアルバムの『モーニング・グローリー』のアウフヘーベンでもあり、

更に同時に、

1995年当時に「最初の3枚は三部作」と各種メディアに語っていたノエル・ギャラガーのコメントを信じるならば初期のオアシスの「完結編」でもあるのです。

しかも『ビィ・ヒア・ナウ』には同じ年にリリースされたシャーラタンズの『テリング・ストーリーズ』やヴァーヴの『アーバン・ヒムス』やスピリチュアライズドの『宇宙遊泳』とも共通する「1997年のイギリスのロックのトレンド」を象徴する分厚く官能的なギター・サウンドで構成された作品という間テクスト性が宿ってもいるのです。

オアシスの歴史とは、

世界規模で大成功した一組のロックンロール・バンドの物語であり、

その物語には正に小説や映画にも似た展開が有った訳ですが、

オアシスの初期の作品群しか認めないという論陣を張る人達とは、

「この小説は最初の2章は面白いけど3章から最後の9章は詰まらないけど、でも最初の2章が面白いから最高」

とか言ってしまうような、

 

芸術というものに対して非常に不誠実な人種でもある訳です。

全9章ある内の最初の2章への評価だけでその小説の全体像を理解が出来てもいるかのようにここぞとばかりに語る人達がいたとしたら、

それは非常に滑稽な人種ですよね?

オアシスの『ビィ・ヒア・ナウ』以降は認めないのにも拘わらずオアシスの初期の作品群だけは評価するという人達とは、

そのように非常に滑稽で存在自体が無惨な人種に過ぎないのです。

今回は以上となります。

最後までお読みになって下さいまして、
本当に有り難うございます。

今後とも宜しくお願い致します。

それではまた、
次回の日記にて!!

 

 

【主なお薦めミュージシャンのリスト】

ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
エドガー・ジョーンズ
(エドガー・サマータイム)
ポール・ウェラー
ジョニー・マー
ジョン・スクワイア
リー・メイヴァース
スティーヴ・クラドック
マーク・コリンズ
マーティン・ブラント
ザック・スターキー
スティーヴ・ホワイト
レニ
フィオナ・アップル
キャット・パワー
キャッテル・ケイネック
ルイーズ・ウェナー
スターリング・モリソン
ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
8.ノエル・ギャラガー
9.リアム・ギャラガー
10.野本亮一
11.クローゼ
12.バラック
13.シュールレ
14.ダイスラー
15.ゲッツェ
16.クロース
17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.メッシ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.レオン・ゴレツカ
34.ユリアン・ブラント
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.カイ・ハヴェルツ
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

TOKO(松山桐子)
日比美思
本田真凜
酒井夏海
玉田志織
竹内愛紗
平野詩乃
小貫莉奈
髙橋ひかる
生見愛瑠
古川優奈
蒔田彩珠
宮部のぞみ
石橋杏奈
蜂谷晏海
吉岡里帆
武田玲奈
唐田えりか
稲村亜美
馬場ふみか
新川優愛
新木優子
山崎紘菜
穂志もえか
宮下かな子
山崎あみ
郡司恭子
畑下由佳
岩本乃蒼
笹崎里菜
佐藤梨那
堤礼実
井上清華
森香澄
宮本佳奈
菅井友香
守屋茜
土生瑞穂
上西怜
渋谷凪咲
白石麻衣
橋本奈々未
高山一実
松村沙友理
生田絵梨花
高田秋
朝比奈彩
搗宮姫奈
渋野日向子
大橋悠依
(※敬称略)


【最も好きな作家&人文学者一覧】

夏目漱石
芥川龍之介
太宰治
安岡章太郎
村上春樹
那須正幹
ゆうきまさみ
魚喃キリコ
ロラン・バルト
ジャック・デリダ
ジュリア・クリステヴァ
ゲーテ
ボードレール
ヘルマン・ヘッセ
ジェイムズ・ジョイス
レイモンド・カーヴァー
(敬称略)


【みすず書房さんから出させて頂きたい自作の小説一覧】

1.『短編集』として

・先生の御見舞い
・サンデー・モーニング
・ファム・ファタル
・アイル・ビー・ユア・ミラー
・カミング・アウト

2.『ロール・ウィズ・イット』

3.『ワンダーウォール』

4.『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』

5.『オアシス・ギャラガー兄弟論集成』(※批評として)

6.『ランドスケープ』

7.『オプティミスティック』

8.『シュトゥルムドゥラング』

9.『ジークフリート』


【好きなファッションブランド】

ポール・スミス
リーヴァイス
アディダス
THE NORTH FACE


【好きな競走馬のリスト】

コントレイル
ワグネリアン
ナリタブライアン
ビワハヤヒデ
エルコンドルパサー
グラスワンダー
タップダンスシチー
ディープインパクト
オルフェーヴル
ジェンティルドンナ
サンデーサイレンス
ダンシングブレーヴ


【最も好きなお笑い芸人さんのリスト】

和牛
キャプテン渡辺
TEAM BANANA
スパイク
紺野ぶるま
河邑ミク
松浦景子
(※敬称略)


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.エピファニー
9.リフレイン
10.恋は止められない
11.君のせいじゃない
12.ボタン
13.イマジネーション
14.虚勢
15.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

1.ロックンロール・スター
2.情況
3.話していたい
4.何処にも行かない
5.少しずつ
6.残像
7.行かないで
8.贖罪
9.自由
10.世界の何処かに
11.晩餐
12.完璧な幸せ


サンクチュアリーの五作目:『New Songs』

1.希望の歌
2.生身
3.euphoria
4.朝の光の中で
5.桜
6.心の扉
7.甘い夜
8.虹
9.僕の世界の中心は君
10.君が欲しい
11.愛を求めて
12.君は知らない
13.心
14.Darkness
15.forbidden
16.ワンピース
17.歌姫


サンクチュアリーの六作目:『アフター・ザット』

愛?
ピエロ
迎合したって仕方がないから

ためらい
ヒロイン
クリスマスソング
君と話せて
夢に殉じて
小説みたいな僕の人生
シリアルナンバー
君に逢いたい
好きになって良かった君へ
君は正しい


サンクチュアリーの七作目:『失われた瞬間を求めて』

失われた瞬間を求めて
幻影
Crucial Moment
君の笑顔は虚飾がないから
純情
この恋はもう終わりにしてしまいたいから
君が緑であの娘が直子で
新しい歌
君は美しい
明日は逢えると願いたいから


サンクチュアリーの八作目:『本命』

本命
メビウス
ショートカット
魚喃キリコの漫画みたいに
今日は逢えると思ってなかった
プリンセス
ノスタルジー
嬉しい音楽が届いた夜には
感情
隙のない君
メランコリックな気分に浸って
敗北と訣別の中から
心変わり
夢の中で流れた歌より


サンクチュアリーの九作目:『スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ』

君にロックを救って欲しい
スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ
リテラシー
愛の証明
月に一度の君
正し過ぎるのは疲れてしまう
君の存在を侮っていた
落陽
Anyone Can Be Kurt Cobain
君が何とも思ってないって


サンクチュアリーの十作目:『アウフヘーベン』

アウフヘーベン
カタルシス
杏奈
歌にならない恋はいらない?
HEROES
バレンタイン
君の香り
Feelings
デジタルタトゥー
ホワイトデー
美しいものだけが正しい
一番大事なもの


サンクチュアリーの十一作目:『Under the Sun』

Under the Sun
ホライズン
あの娘に逢いたくて
好きだよ?
「逢いたい」と「逢いたくない」の間
空の飛びかた
Distance

実存
レーゾン・デートル
愛していたい
猫背
明日はわからない
Endless Days


サンクチュアリーの十二作目:『憧憬』

憧憬
変わらないもの
生きる歓び
感傷
少年の日の思い出
邂逅
宿命
君の面影
反芻
終焉
反転
幸福


サンクチュアリーの十三作目:『Explosion to the Out』

フィオナ・アップル
追い駆けたい
BAR通い
君を想っていた頃の
そしてまた、ロックンロールが響き渡る
アンビヴァレンス
愛が拡がる
意識の流れ
切ないスパイス
きっとまた逢える
閃光
君でなければ
ずっと優しい君でいてね
一刻一秒
歌に換えても
確かな愛を君に持ちたい


サンクチュアリーの十四作目:『The World's Falling in Love with You』

The World's Falling in Love with You
Memories
Alone Times
Stray Sheep
Invisible Lights
Ideal Girl
My Dreams Live Forever If They Don't Come True
Spectacle
Déraciné
Remember Crying
By Yourself
My Future is Yours
Right Here, Right Now
Shining with You
Over There
True Romances


サンクチュアリーの十五作目:『ユートピア』

ユートピア
フォークロア
Pedantics
エッセンス
旋律
正しい人
エクリチュール
差延
リスタート
杞憂
揺れない心
破動
嫌いになれたら
女神(ミューズ)
逢瀬
ディアローグ
ドラマツルギー
命懸けの跳躍
感嘆
鼓動
夢物語
桃源郷
舞姫
The Theme OF Love For You
マーメイド
美貌
笑顔がいつも弾ける君
フォトジェニック
New My Radio Star
君の笑顔で世界が輝く
You're My Light Shining White
知的で愛しい君を想って
時代のヒロイン


サンクチュアリーの十六作目:『Breaking Boundaries』

Breaking Boundaries
You Are So Sweet
I Wanna Be By Your Side
There Will Be Love Again
You've Made Me Read The Books
Missions Completed
This Romance Must Go On
Liaison
Can I Stand By You Always Forever?
The Dreams You Have Given To Me
I Wish You Happiness Now And Forever
Imagination Breakdown
Cultural Library
It Is Too Early For Me To Write The Novels
Cigarettes & Kissing
Live Together