小説版:『ランドスケープ』vol.31 ~宗太郎のバンド:「ウォームガン」の結成編~!! | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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11月の第二週の火曜日の大学が終わった後に私は急に宗太郎に小田急線の登戸駅に呼び出された。

「会わせたい人がいる」という宗太郎からの携帯電話のショートメールに、私の脳裏には綾子の顔が浮かんだ。

でも、復縁をする素振りを見せていないどころか、私と友達以上恋人未満のような状態が続いている宗太郎が急に別の女の子を私に会わせる事も考え難いのも確かだった。

正直に言えば私の本音としては正式に宗太郎と恋人同志になるのはまだ時期尚早に感じる。

そんな事を考えながら小田急線の登戸駅の改札を出ると、宗太郎が二人の男の子と私を待っていた。

「ごめん、待った?」と、私は訊ねた。
「いや、今ちょうど全員揃ったところ」と応える宗太郎の言葉には、急に呼び出した私への気遣いが感じられた。
「真実さんですよね?僕、宗ちゃんの幼馴染みの春樹です」と、眼鏡を掛けた金髪パーマで私よりも長身の人懐っこい笑顔や話し方が印象的な男の子が言った。
「あ、どうも初めまして」と、私は平静を装って応えた。この男の子は少しチャラそうだなと私は思わなくもなかった。
「俺は善生です」と、こちらはレニ・ハットが印象的な私や宗太郎と同じぐらいの背丈の男の子が言った。
「あれ、去年、文化祭の時に来てませんでした?」と、私は質問で返した。
この善生は高3の文化祭の時に私達の教室で出し物の合間に面白いマシンガントークで宗太郎の天然エピソードを暴露して爆笑を取っていた憶えが有る。
「お前、よく憶えてるな?」と、宗太郎が横から口を挟んだ。
「話が面白かったから」と私が応えた。
「俺達3人とも、幼稚園から中学校まで一緒だったんだ」と、宗太郎が言った。
「それで私は……」と、自分が呼び出された理由を確認せざるを得なかった。
「俺達、バンドを組む事になったから、ちょっと付き合ってくれよ?」と、やっと宗太郎が私を呼び出した真意を明かした。

初めて入る登戸駅の近くのスタジオは、私の大学のそれよりも遥かに綺麗な部屋で洗練されていた。
宗太郎はギターのシールドをマーシャルのアンプに差して、春樹も同じようにベースのシールドをアンプに差して、善生はドラムのセットにスタンバイした。

私はスタジオに有った椅子で、3人の様子を見守る外にする事もなかったが、自分がビートルズ解散前のオノ・ヨーコにでもなったみたいでちょっと厭だった。

3人は最初はマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの模倣みたいに轟音でジャムっていたんだけど、それが一段落するとニルヴァーナの“スメルズ・ライク・ティーン・スピリット”のコピーを始めた。

宗太郎は英語の発音はイマイチだったけど、音程はしっかり取れていた。

しかし私が一番驚愕したのは、善生のレニとジョン・ボーナムを掛け合わせかのような力強くも独特のリズム感のドラミングだった。
大学のオアシスのコピーバンドの石井君にしてもこの善生にしても、私はドラマーとの出会いには恵まれてもいるらしい。

スタジオ練習が終わると、私達は近くのマクドナルドに入った。

4人の注文したものが全部揃って食事も早々に終えると、

私以外の3人は思い思いに煙草を吸い始めた。
「それで真実さあ、俺達のバンドに入らないか?」と宗太郎がこの日の最大の目的を切り出した。
「え、話が急過ぎて、何て応えればいいのか分からないんだけど?」と、私は瞬時に応えた。
「お前にヴォーカルを演って欲しいんだよ」と、宗太郎が続けた。
「だって宗太郎が歌えてたじゃん?」と私が応えた。
「俺は出来ればギターに集中したい」と、宗太郎ばどうしても今日の内に私の了解を取りたそうだった。
「ごめん、私、大学のサークルのバンドも勉強もバイトも有るし、直ぐには結論は出せない」と、私は正直に応えた。
「宗ちゃん、だから急には良くないって言ったじゃん?」と、善生がやんわりと宗太郎の先走りを諫めた。
「そうだよ、俺もそう思う」と、春樹も善生に加勢した。
「そうかあ、名案だと思ったんだけどなあ」と、宗太郎も自分の勇み足を自覚してくれたようだった。
「少し時間を下さい」と、私はその場の空気が悪くならないようにお辞儀をした。
「それで、バンド名はもう決まってるの?」と、私は話題を変えるために別の角度から質問をした。
「いや、それがまだなんだ」と宗太郎が応えた。
「だったら『ウォームガン』は?」と、私は咄嗟の閃きで提案した。
「『ウォームガン』?」と、宗太郎がオウム返しをした。
「ビートルズのジョン・レノンが書いた“ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン”てゆう曲が有るの。今日、CD持ってるから聴いてみて?」と、私はビートルズの『ホワイト・アルバム』の一枚目が入ったソニーのCDウォークマンを3人に差し出した。
「うわ、何かグッと来る」と宗太郎が言った。
「カッケエ!」と、善生が激しく感心して言った。
「宗ちゃん、『ウォームガン』で決めようよ?」と、春樹が言った。

この日から、この3人のバンドの名前はウォームガンになった。
(続く)

 

 

【主なお薦めミュージシャンのリスト】

ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
エドガー・ジョーンズ
(エドガー・サマータイム)
ポール・ウェラー
ジョニー・マー
ジョン・スクワイア
リー・メイヴァース
スティーヴ・クラドック
マーク・コリンズ
マーティン・ブラント
ザック・スターキー
スティーヴ・ホワイト
レニ
フィオナ・アップル
キャット・パワー
キャッテル・ケイネック
ルイーズ・ウェナー
スターリング・モリソン
ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
8.ノエル・ギャラガー
9.リアム・ギャラガー
10.野本亮一
11.クローゼ
12.バラック
13.シュールレ
14.ダイスラー
15.ゲッツェ
16.クロース
17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.メッシ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.レオン・ゴレツカ
34.ユリアン・ブラント
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.カイ・ハヴェルツ
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

TOKO(松山桐子)
日比美思
本田真凜
酒井夏海
玉田志織
竹内愛紗
平野詩乃
小貫莉奈
髙橋ひかる
生見愛瑠
古川優奈
蒔田彩珠
宮部のぞみ
石橋杏奈
蜂谷晏海
吉岡里帆
武田玲奈
唐田えりか
稲村亜美
馬場ふみか
新川優愛
新木優子
山崎紘菜
穂志もえか
宮下かな子
山崎あみ
郡司恭子
畑下由佳
岩本乃蒼
笹崎里菜
佐藤梨那
堤礼実
井上清華
森香澄
宮本佳奈
菅井友香
守屋茜
土生瑞穂
上西怜
渋谷凪咲
白石麻衣
橋本奈々未
高山一実
松村沙友理
生田絵梨花
高田秋
朝比奈彩
搗宮姫奈
渋野日向子
大橋悠依

(※敬称略)


【最も好きな作家&人文学者一覧】

夏目漱石
芥川龍之介
太宰治
安岡章太郎
村上春樹
那須正幹
ゆうきまさみ
魚喃キリコ
ロラン・バルト
ジャック・デリダ
ジュリア・クリステヴァ
ゲーテ
ボードレール
ヘルマン・ヘッセ
ジェイムズ・ジョイス
レイモンド・カーヴァー
(敬称略)


【みすず書房さんから出させて頂きたい自作の小説一覧】

1.『短編集』として

・先生の御見舞い
・サンデー・モーニング
・ファム・ファタル
・アイル・ビー・ユア・ミラー
・カミング・アウト

2.『ロール・ウィズ・イット』

3.『ワンダーウォール』

4.『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』

5.『オアシス・ギャラガー兄弟論集成』(※批評として)

6.『ランドスケープ』


【好きなファッションブランド】

ポール・スミス
リーヴァイス
アディダス
THE NORTH FACE


【好きな競走馬のリスト】

コントレイル
ワグネリアン
ナリタブライアン
ビワハヤヒデ
エルコンドルパサー
グラスワンダー
タップダンスシチー
ディープインパクト
オルフェーヴル
ジェンティルドンナ
サンデーサイレンス
ダンシングブレーヴ


【最も好きなお笑い芸人さんのリスト】

和牛
キャプテン渡辺
TEAM BANANA
スパイク
紺野ぶるま
河邑ミク
松浦景子
(※敬称略)


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.エピファニー
9.リフレイン
10.恋は止められない
11.君のせいじゃない
12.ボタン
13.イマジネーション
14.虚勢
15.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

1.ロックンロール・スター
2.情況
3.話していたい
4.何処にも行かない
5.少しずつ
6.残像
7.行かないで
8.贖罪
9.自由
10.世界の何処かに
11.晩餐
12.完璧な幸せ


サンクチュアリーの五作目:『New Songs』

1.希望の歌
2.生身
3.euphoria
4.朝の光の中で
5.桜
6.心の扉
7.甘い夜
8.虹
9.僕の世界の中心は君
10.君が欲しい
11.愛を求めて
12.君は知らない
13.心
14.Darkness
15.forbidden
16.ワンピース
17.歌姫


サンクチュアリーの六作目:『アフター・ザット』

愛?
ピエロ
迎合したって仕方がないから

ためらい
ヒロイン
クリスマスソング
君と話せて
夢に殉じて
小説みたいな僕の人生
シリアルナンバー
君に逢いたい
好きになって良かった君へ
君は正しい


サンクチュアリーの七作目:『失われた瞬間を求めて』

失われた瞬間を求めて
幻影
Crucial Moment
君の笑顔は虚飾がないから
純情
この恋はもう終わりにしてしまいたいから
君が緑であの娘が直子で
新しい歌
君は美しい
明日は逢えると願いたいから


サンクチュアリーの八作目:『本命』

本命
メビウス
ショートカット
魚喃キリコの漫画みたいに
今日は逢えると思ってなかった
プリンセス
ノスタルジー
嬉しい音楽が届いた夜には
感情
隙のない君
メランコリックな気分に浸って
敗北と訣別の中から
心変わり
夢の中で流れた歌より


サンクチュアリーの九作目:『スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ』

君にロックを救って欲しい
スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ
リテラシー
愛の証明
月に一度の君
正し過ぎるのは疲れてしまう
君の存在を侮っていた
落陽
Anyone Can Be Kurt Cobain
君が何とも思ってないって


サンクチュアリーの十作目:『アウフヘーベン』

アウフヘーベン
カタルシス
杏奈
歌にならない恋はいらない?
HEROES
バレンタイン
君の香り
Feelings
デジタルタトゥー
ホワイトデー
美しいものだけが正しい
一番大事なもの


サンクチュアリーの十一作目:『Under the Sun』

Under the Sun
ホライズン
あの娘に逢いたくて
好きだよ?
「逢いたい」と「逢いたくない」の間
空の飛びかた
Distance

実存
レーゾン・デートル
愛していたい
猫背
明日はわからない
Endless Days


サンクチュアリーの十二作目:『憧憬』

憧憬
変わらないもの
生きる歓び
感傷
少年の日の思い出
邂逅
宿命
君の面影
反芻
終焉
反転
幸福


サンクチュアリーの十三作目:『Explosion to the Out』

フィオナ・アップル
追い駆けたい
BAR通い
君を想っていた頃の
そしてまた、ロックンロールが響き渡る
アンビヴァレンス
愛が拡がる
意識の流れ
切ないスパイス
きっとまた逢える
閃光
君でなければ
ずっと優しい君でいてね
一刻一秒
歌に換えても
確かな愛を君に持ちたい


サンクチュアリーの十四作目:『The World's Falling in Love with You』

The World's Falling in Love with You
Memories
Alone Times
Stray Sheep
Invisible Lights
Ideal Girl
My Dreams Live Forever If They Don't Come True
Spectacle
Déraciné
Remember Crying
By Yourself
My Future is Yours
Right Here, Right Now
Shining with You
Over There
True Romances


サンクチュアリーの十五作目:『ユートピア』

ユートピア
フォークロア
Pedantics
エッセンス
旋律
正しい人
エクリチュール
差延
リスタート
杞憂
揺れない心
破動
嫌いになれたら
女神(ミューズ)
逢瀬
ディアローグ
ドラマツルギー
命懸けの跳躍
感嘆
鼓動
夢物語
桃源郷
舞姫
Theme of Love for You
マーメイド
美貌
笑顔がいつも弾ける君
フォトジェニック
New My Radio Star
君の笑顔で世界が輝く
You're My Light Shining White
知的で愛しい君を想って
時代のヒロイン


サンクチュアリーの十六作目:『Breaking Boundaries』

Breaking Boundaries
You Are So Sweet
I Wanna Be By Your Side
There Will Be Love Again
You've Made Me Read The Books
Missions Completed
This Romance Must Go On
Liaison
Can I Stand By You Always Forever?
The Dreams You Have Given To Me

I Wish You Happiness Now And Forever

Live Together