小説版:『ランドスケープ』vol.7 ~ドイツ語の教科書購入@鶯谷編~!! | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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GWの直前の4月の最終週は教員同士の会議が続くらしくずっと学校が休みだった。
高い学費を払っているのに授業よりも教授会を優先するとは何事だみたいに怒りを憶える熱心な保護者や奇特な学生もいるのかも知れないけど、私としては濃ゆい大学入学直後の日常からの小休止は端的に言って有り難かった。

しかしこの連休期間にもミッションは有った。

カレンダー上の平日が終わらない内に、直接ドイツ語の教科書の出版社に行ってそれを買う事だ。
でもドイツ語の教科書の出版社の最寄駅が風俗街として有名な鶯谷である事が判ると私の気分は一気に重たくなった。
まだいたいけな18歳のピチピチの女子大生の私が何を好きこのんで場末の風俗街に行かなければいけないというのか?
ドイツ語の教科書の入荷数を見誤った大学の生協がとても恨めしく感じた。
しかもドイツ語の教科書を買いに行く日の前夜から悪い事が重なって生理が来てしまった。
私は生理がとても重い。
生理になると何もする気力が失くなるどころか、お腹にも激痛が走り続けるし肉体的に気分が悪い状態がずっと続く。
初潮を迎えた時からずっと心に思っている感覚が有る。
それは、せめて生理の時だけでも恋人と称しても差し支えがないようなパートナーにベッドの中でずっと後ろからお腹を優しくさすっていて欲しいという事だ。
決して性欲も強くはない私は、仮初めの彼氏も、即席で間に合わせの恋人も要らないけれど、せめて生理の時ぐらいは布団の中でずっと後ろからお腹を優しく撫でてくれる誰かが欲しい。
そんな事を考えながら暮らし始めて10年近くになる。

どんよりとした曇り空の昼下がりに、生理の苦痛も若干収まると私は家を出て最寄りの駅から小田急線に乗って鶯谷のドイツ語の教科書の出版社に向かった。
実質的にはまだGWには入っていないから電車の中も空いていて誰に気兼ねする必要もなく座る事が出来た。
電車の中から覗く窓の外の景色は子供の頃から見馴れたそれだ。
私は高校も大学も都心とは逆の方角の学校を選んだけど、決して盛り場に行くのが嫌いな訳ではなくむしろ好きだ。
でも高校は中学校の同級生の誰とも被らない学校に行きたかった。
だから都立高校の学区制度に関係なく受験が出来る和泉多摩川にほど近い都立高校の文系クラスに進んだ。
満員電車に乗るのを回避したいという意図も正直有ったし、ゆったりとした気分で通学が出来る学校に行きたかったというのも有る。
結果としてその判断は半分では正解でもう半分では失敗だったような気もするけど、仮にそれが失敗であったとしてもそれは全て自己責任だ。
そんな事を考えながら時間を潰していると、あっという間に終点の新宿に着いて、山手線の外回りに乗り換えて鶯谷に向かった。
子供の頃の事は記憶にないから除外するにしても、自主的に同じ東京都内のこの地域に来るのは初めての経験な筈だ。
山手線の車窓から覗くのは、小田急線のそれとは違って全く見馴れぬ景色だった。
でもそこには決して歓びの感情はなかった。
大学の生協が教科書の入荷数を見誤らなければ回避出来た筈の状況だったからだ。

鶯谷に着いて電車を降りて改札の外に出ると、一直線の風俗街が並んでいた。
まだ昼過ぎだからなのか、立ち並んでいるどのお店も開いているようには見えなかったが、若しくは開いているようには見えないだけで営業はしているのかも知れない。
場末の風俗街を色褪せたエドウィンのブルージーンズに安物の白いTシャツを着てとても女の子が背負うには不釣り合いな大きく黒いリュックを背負った最低限のナチュラルメイクの女子大生が独りで歩いているというのも、客観視をすると見方によってはシュールな情景に感じた。

この大きく黒いリュックはオニールというサーフブランドの製品で本来ならば若い男の子が使う物なんだけど、女子高生の頃から毎日のように英語と古文の辞書と供に家と学校の間を往復していた私には決して手放せないアイテムだった。

大学生になっても殆ど毎日のようにその大きなリュックに英語やドイツ語の辞書を入れて通学している自分の日常を思うと冷笑を禁じ得ない。
人間なんて中身を根本から変えなければ行動パターンも何も変わらない不便な生き物だ。
でも、そんな風に毎日のように諸々の辞書をリュックに入れては重い思いをして健気に通学している自分の過去と現在を厭わしいとは思わない。
この苦行が明るい未来を招いてくれる事を今は願うばかりだ。
そんな他愛もない事を考えながら独りで歩いているとどうにかドイツ語の教科書の出版社に辿り着いて無事に教科書を買う事が出来た。

またあの風俗街の通りを歩かないと山手線に乗れはしない事を考えると改めて気分が重くなったが、私は我慢して最大限の注意を払いながら帰途に就いた。
(続く)

 

 

【主なお薦めミュージシャンのリスト】

ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
エドガー・ジョーンズ
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ニコ
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マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
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11.クローゼ
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18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.メッシ
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24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.レオン・ゴレツカ
34.ユリアン・ブラント
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.カイ・ハヴェルツ
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

TOKO(松山桐子)
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玉田志織
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(※敬称略)


【最も好きな作家&人文学者一覧】

夏目漱石
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ゲーテ
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ヘルマン・ヘッセ
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(敬称略)


【みすず書房さんから出させて頂きたい自作の小説一覧】

1.『短編集』として

・先生の御見舞い
・サンデー・モーニング
・ファム・ファタル
・アイル・ビー・ユア・ミラー
・カミング・アウト

2.『ロール・ウィズ・イット』

3.『ワンダーウォール』

4.『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』

5.『オアシス・ギャラガー兄弟論集成』(※批評として)

6.『ランドスケープ』


【好きなファッションブランド】

ポール・スミス
リーヴァイス
アディダス
THE NORTH FACE


【好きな競走馬のリスト】

コントレイル
ワグネリアン
ナリタブライアン
ビワハヤヒデ
エルコンドルパサー
グラスワンダー
タップダンスシチー
ディープインパクト
オルフェーヴル
ジェンティルドンナ
サンデーサイレンス
ダンシングブレーヴ


【最も好きなお笑い芸人さんのリスト】

和牛
キャプテン渡辺
TEAM BANANA
スパイク
紺野ぶるま
河邑ミク
松浦景子
(※敬称略)


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.エピファニー
9.リフレイン
10.恋は止められない
11.君のせいじゃない
12.ボタン
13.イマジネーション
14.虚勢
15.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

1.ロックンロール・スター
2.情況
3.話していたい
4.何処にも行かない
5.少しずつ
6.残像
7.行かないで
8.贖罪
9.自由
10.世界の何処かに
11.晩餐
12.完璧な幸せ


サンクチュアリーの五作目:『New Songs』

1.希望の歌
2.生身
3.euphoria
4.朝の光の中で
5.桜
6.心の扉
7.甘い夜
8.虹
9.僕の世界の中心は君
10.君が欲しい
11.愛を求めて
12.君は知らない
13.心
14.Darkness
15.forbidden
16.ワンピース
17.歌姫


サンクチュアリーの六作目:『アフター・ザット』

愛?
ピエロ
迎合したって仕方がないから

ためらい
ヒロイン
クリスマスソング
君と話せて
夢に殉じて
小説みたいな僕の人生
シリアルナンバー
君に逢いたい
好きになって良かった君へ
君は正しい


サンクチュアリーの七作目:『失われた瞬間を求めて』

失われた瞬間を求めて
幻影
Crucial Moment
君の笑顔は虚飾がないから
純情
この恋はもう終わりにしてしまいたいから
君が緑であの娘が直子で
新しい歌
君は美しい
明日は逢えると願いたいから


サンクチュアリーの八作目:『本命』

本命
メビウス
ショートカット
魚喃キリコの漫画みたいに
今日は逢えると思ってなかった
プリンセス
ノスタルジー
嬉しい音楽が届いた夜には
感情
隙のない君
メランコリックな気分に浸って
敗北と訣別の中から
心変わり
夢の中で流れた歌より


サンクチュアリーの九作目:『スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ』

君にロックを救って欲しい
スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ
リテラシー
愛の証明
月に一度の君
正し過ぎるのは疲れてしまう
君の存在を侮っていた
落陽
Anyone Can Be Kurt Cobain
君が何とも思ってないって


サンクチュアリーの十作目:『アウフヘーベン』

アウフヘーベン
カタルシス
杏奈
歌にならない恋はいらない?
HEROES
バレンタイン
君の香り
Feelings
デジタルタトゥー
ホワイトデー
美しいものだけが正しい
一番大事なもの


サンクチュアリーの十一作目:『Under the Sun』

Under the Sun
ホライズン
あの娘に逢いたくて
好きだよ?
「逢いたい」と「逢いたくない」の間
空の飛びかた
Distance

実存
レーゾン・デートル
愛していたい
猫背
明日はわからない
Endless Days


サンクチュアリーの十二作目:『憧憬』

憧憬
変わらないもの
生きる歓び
感傷
少年の日の思い出
邂逅
宿命
君の面影
反芻
終焉
反転
幸福


サンクチュアリーの十三作目:『Explosion to the Out』

フィオナ・アップル
追い駆けたい
BAR通い
君を想っていた頃の
そしてまた、ロックンロールが響き渡る
アンビヴァレンス
愛が拡がる
意識の流れ
切ないスパイス
きっとまた逢える
閃光
君でなければ
ずっと優しい君でいてね
一刻一秒
歌に換えても
確かな愛を君に持ちたい


サンクチュアリーの十四作目:『The World's Falling in Love with You』

The World's Falling in Love with You
Memories
Alone Times
Stray Sheep
Invisible Lights
Ideal Girl
My Dreams Live Forever If They Don't Come True
Spectacle
Déraciné
Remember Crying
By Yourself
My Future is Yours
Right Here, Right Now
Shining with You
Over There
True Romances


サンクチュアリーの十五作目:『ユートピア』

ユートピア
フォークロア
Pedantics
エッセンス
旋律
正しい人
エクリチュール
差延
リスタート
杞憂
揺れない心
破動
嫌いになれたら
女神(ミューズ)
逢瀬
ディアローグ
ドラマツルギー
命懸けの跳躍
感嘆
鼓動
夢物語
桃源郷
舞姫
Theme of Love for You
マーメイド
美貌
笑顔がいつも弾ける君
フォトジェニック
New My Radio Star
君の笑顔で世界が輝く
You're My Light Shining White
知的で愛しい君を想って
時代のヒロイン


サンクチュアリーの十六作目:『Breaking Boundaries』

Breaking Boundaries
You Are So Sweet
I Wanna Be By Your Side
There Will Be Love Again
You've Made Me Read The Books
Missions Completed
This Romance Must Go On
Liaison
Can I Stand By You Always Forever?
Live Together