「アイル・ビー・ユア・ミラー ~Tさんと、『歴史学の革新』への追想~」!! | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

世界一面白いブログです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



























































 

 

 

 

 

 

 

 

大学2年次に「メンタリティーの歴史」という授業を履修していた。

人類の歴史に於いて、人間のメンタリティーがどのような変遷を辿ったのか?というテーマについての授業である。

担当教員は既に鬼籍に入られてしまったが、日本の古典文学を主に専門とされていた先生であった。

通年の授業だったが、その序盤で『歴史学の革新』という研究書の中からその先生が学生に共有したい箇所のコピーが配布されて、その中で「異文化交流とは何も現地に赴き学習をする事だけではなく、自分が居る場所で海外の文化や歴史や言語を学ぶだけでも立派な異文化交流であり、そうして諸国民がお互いに外国の事を学ぶだけでも、お互いの文化を豊かにし合う事は出来るのだ」という主旨の部分に痛く感銘を受けた憶えが有る。何故なら私は海外の諸文化には興味が有ったが、短期留学等には惹かれるものがなかったし、そうした自分のスタンスを補完してくれていると無意識の内に感じ取ったのだろう。

その授業で知り合った、1年後輩のTさんという女子が居た。

Tさんと知り合ったのはその2回目の授業の時で、隣の席に座って来て綺麗だったので何となく雑談をしたのである。その日の授業が終わると1回目の授業で配られた「歴史学の革新」のコピーのコピーを取らせて欲しいと頼まれたのでそれに応じた。

その後もTさんとは心理学の授業でも顔を合わせたりしたのだが、その授業でもノートのコピーを取らせて欲しいと頼まれた事が有った。

いつしか私は知り合いとの世間話で彼女に触れる時には、彼女の渾名として「コピー」という単語を使うようになった。

「またコピーがさあ、コピーを取らせてくれって言うんだよ」

みたいな按配である。

Tさんは性格に余り掴みどころがなく、クールな不思議ちゃん、という感じだった。

ファッションについても一貫性が無く、ギャルのような服装の時も有れば、カジュアルな服装の時も有った。

私から電話をしても機嫌良く応じてくれる事も有れば、酷く不機嫌で会話が成立する前に電話を切らざるを得ない事も有った。

その年の秋の或る日に帰りが一緒になって、Tさんの心にカマすつもりで、

「俺さあ、Tさんのためならどんな都合のいい男にでもなるよ?」

と言ったら、本気に取られたようで表情を強張らせていた事も有った。
(※だから翌年に読み始めた魚喃キリコの漫画の中に同じような台詞が有るのを見付けた時は、そんな感性や言語感覚の類似が嬉しかった)

その頃に渋谷でバンドのギタリストとベーシストと適当に遊んでいたら、Tさんと友人らしき女の子とすれ違って軽く声を掛けたのだが、映画館に急いでいたとかで余り強くは引き留めなかった。Tさんがその場を去るとギタリストとベーシストにはあんな綺麗な後輩が居るならあの娘にしろよと促されたのだが、実は当時の私には他に本気で好きな相手が居たのだ。

2年次の終わりに何となく気になってTさんに電話を掛けて、心理学の授業のノートのコピーが要るかを訊ねると、けんもほろろに不要だと切られた。

しかし年が明けると、Tさんから携帯に着信が鳴った。

「すみません、やっぱり心理学の授業のノートのコピー、頂けますか?」

私は半分では呆れて、もう半分では嬉しくていいよと応えた。

結局私はコピーだけではなく近所の図書館で借りた心理学の本を数冊、その日に町田駅の改札まで行ってそれらをTさんに渡した。

後日、成人式の日の朝に行こうか迷っていると、Tさんから件のノートについての質問の電話が有って、それに応えてから成人式に行くかどうかを迷っていると伝えると、

「行った方がいいですよ。だって一生に一度の事ですよ?」

と言われた。私はそんなTさんの感性が好きだったので、それに従って成人式に行く事にした。

その翌日の心理学の授業が終わると、Tさんは私が貸した心理学の本を返してくれて、私が何かを言うのを待っているような態度を取ったのだが、私は彼女が何を求めているのかに気付かず、その場を後にして、そのままTさんとは疎遠になった。

因みに「メンタリティーの歴史」の方の担当教官からも気に入られた私は、翌年もその先生が担当した「日本文学史」の授業を履修したり、『土佐日記』について発表したりして、その教官からは、「君、僕のとこに来ない?」とゼミ生になるように勧められたのだが、返事を濁して無かった事にした。

私は大学3年次までは学内で名を知られた優等生だったので、余り関わりの無い教員からもゼミ生になるように勧められた事は多かったし、私からどんなゼミの内容なのかを余り関わりの無い教員に訊きに行くだけで歓ばれたりもしたのだが、そんな優等生としての日常は大学4年次の6月で終わったのはご存知の通りである。

しかしTさんの存在が心の中に引っ掛かっていたので、彼女をヒロインにした『アイル・ビー・ユアー・ミラー』という小説を書いて何処かの文芸誌の新人賞に送ったのだが選ばれる事は無かった。

その後も2度ほどTさんを渋谷で見掛けた事は有ったのだが、何となく気まずくて声は掛けなかった。


【主なお薦めミュージシャンのリスト】

リアム・ギャラガー
ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
エドガー・ジョーンズ
(エドガー・サマータイム)
ポール・ウェラー
ジョニー・マー
ジョン・スクワイア
リー・メイヴァース
スティーヴ・クラドック
マーク・コリンズ
マーティン・ブラント
ザック・スターキー
スティーヴ・ホワイト
レニ
フィオナ・アップル
キャット・パワー
キャッテル・ケイネック
スターリング・モリソン
ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
8.ノエル・ギャラガー
9.リアム・ギャラガー
10.野本亮一
11.クローゼ
12.バラック
13.シュールレ
14.ダイスラー
15.ゲッツェ
16.クロース
17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.メッシ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.レオン・ゴレツカ
34.ユリアン・ブラント
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.カイ・ハヴェルツ
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

TOKO(松山桐子)
日比美思
本田真凜
酒井夏海
玉田志織
竹内愛紗
平野詩乃
小貫莉奈
蒔田彩珠
宮部のぞみ
石橋杏奈
蜂谷晏海
吉岡里帆
武田玲奈
唐田えりか
稲村亜美
馬場ふみか
新川優愛
山崎紘菜
穂志もえか
宮下かな子
山崎あみ
郡司恭子
畑下由佳
岩本乃蒼
笹崎里菜
堤礼実
宮本佳奈
菅井友香
守屋茜
土生瑞穂
上西怜
高田秋
朝比奈彩
搗宮姫奈
渋野日向子
(※敬称略)


【最も好きなお笑い芸人さんのリスト】

和牛
キャプテン渡辺
TEAM BANANA
紺野ぶるま
河邑ミク
松浦景子
(※敬称略)


【最も好きな作家&人文学者一覧】

夏目漱石
芥川龍之介
太宰治
安岡章太郎
村上春樹
ゆうきまさみ
魚喃キリコ
ロラン・バルト
ジャック・デリダ
ジュリア・クリステヴァ
ボードレール
ヘルマン・ヘッセ
ジェイムズ・ジョイス
レイモンド・カーヴァー
(敬称略)


【みすず書房さんから出させて頂きたい自作の小説一覧】

1.『短編集』として

・先生の御見舞い
・サンデー・モーニング
・ファム・ファタル
・アイル・ビー・ユア・ミラー
・カミング・アウト

2.『ロール・ウィズ・イット』


【好きなファッションブランド】

ポール・スミス
リーヴァイス
アディダス
THE NORTH FACE


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.エピファニー
9.リフレイン
10.恋は止められない
11.君のせいじゃない
12.ボタン
13.イマジネーション
14.虚勢
15.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

1.ロックンロール・スター
2.情況
3.話していたい
4.何処にも行かない
5.少しずつ
6.残像
7.行かないで
8.贖罪
9.自由
10.世界の何処かに
11.晩餐
12.完璧な幸せ


サンクチュアリーの五作目:『New Songs』

1.希望の歌
2.生身
3.euphoria
4.朝の光の中で
5.桜
6.心の扉
7.甘い夜
8.虹
9.君が欲しい
10.愛を求めて
11.君は知らない
12.心
13.Darkness
14.forbidden
15.ワンピース
16.歌姫


サンクチュアリーの六作目:『アフター・ザット』

※以下、収録候補曲

愛?
ピエロ
迎合したって仕方がないから

ためらい
ヒロイン
クリスマスソング
君と話せて
夢に殉じて
小説みたいな僕の人生
シリアルナンバー
君に逢いたい
好きになって良かった君へ
君は正しい


サンクチュアリーの七作目:『失われた瞬間を求めて』

※以下、収録候補曲

失われた瞬間を求めて
幻影
Crucial Moment
君の笑顔は虚飾がないから
純情
この恋はもう終わりにしてしまいたいから
君が緑であの娘が直子で
新しい歌
君は美しい
明日は逢えると願いたいから


サンクチュアリーの八作目:『本命』

※以下、収録候補曲

本命
メビウス
ショートカット
魚喃キリコの漫画みたいに
今日は逢えると思ってなかった
プリンセス
ノスタルジー
嬉しい音楽が届いた夜には
感情
隙のない君
メランコリックな気分に浸って
敗北と訣別の中から
心変わり
夢の中で流れた歌より


サンクチュアリーの九作目:『スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ』

※以下、収録候補曲

君にロックを救って欲しい
スタンディング・フォー・ザ・ネクスト・ジェネレーションズ
リテラシー
愛の証明
月に一度の君
正し過ぎるのは疲れてしまう
君の存在を侮っていた
落陽
Anyone Can Be Kurt Cobain
君が何とも思ってないって


サンクチュアリーの十作目:『アウフヘーベン』

※以下、収録候補曲

アウフヘーベン
カタルシス
杏奈
歌にならない恋はいらない?
HEROES
バレンタイン
君の香り
Feelings
デジタルタトゥー
ホワイトデー
美しいものだけが正しい
一番大事なもの


サンクチュアリーの十一作目:『Under the Sun』

※以下、収録候補曲

Under the Sun
ホライズン
あの娘に逢いたくて
好きだよ?
「逢いたい」と「逢いたくない」の間
空の飛びかた
Distance

実存
レーゾン・デートル
愛していたい
猫背
明日はわからない
Endless Days


サンクチュアリーの十二作目:『憧憬』

※以下、収録候補曲

憧憬
変わらないもの
生きる歓び
感傷
少年の日の思い出
邂逅


サンクチュアリーの十三作目:『Explosion to the Out』

※以下、収録候補曲

フィオナ・アップル
追い駆けたい
BAR通い