1990年代以降の世界情勢に帯びるニヒリズム及びシニシズムとオアシスの関係について | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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今晩は。

今日はTwitterでニヒリズムやシニシズムと言ったワードにぶつかったので、

少しその辺りについて考えてみたいと思います。

1995年にリリースされたオアシスの『モーニング・グローリー』のライナー・ノーツの中で増井修さんは、

「何をやろうがすでに先達の二番煎じという90年代的シニシズムを彼方に葬り去るための知恵とバイタリティーが満載されている作品だ」

と、その作品を強く絶賛されていました。

そしてまた、

1997年の『ビィ・ヒア・ナウ』のリリース直後の『ロッキング・オン』での宮嵜広司さんによるインタヴューの中でノエル・ギャラガーは、

「オアシスの存在は世界中の若者にニヒリズムやシニシズムを植え付けたアメリカのグランジ・ロックに対するアンチテーゼなんだ(大意)」

と、明言していました。
(註・このノエル・ギャラガーの発言は宮嵜広司さんの質問が巧妙に引き出したもの、と言う事は考慮に入れなければいけませんが)

しかし実際の処はその後はどうなったでしょうか?

90年代的シニシズムの権化とも言えたブラーのデーモン・アルバーンとノエル・ギャラガーは和解を果たしましたし、

グランジの旗手であったニルヴァーナの故・カート・コバーンに対するその後のノエル・ギャラガーのスタンスや発言は、

時に否定的であったり、

また時には一部肯定的であったりと、

一貫性を持ってはいません。

オアシスの音楽やリアムとノエルのギャラガー兄弟の存在が世界中のあらゆる要素を明るいものにして、それは今も続いているとも言い難いですし、

希望を歌うノエル・ギャラガー自身こそが、

暗い幼少期から培われたニヒリズムを打ち消す為に、

やはり希望を歌っていると言う事実は、

ロッキング・オンに在籍されていた頃の宇野維正さんが指摘されていた通りです。

しかしその一方で1994年のデビュー当時にノエル・ギャラガーはこうも言っていました。

「ドラッグだとか、グルーピー遊びだとか、喧嘩沙汰だとか、そんな話題は直ぐにどうでも良くなって、20年後にはオアシスの音楽だけが残った、って感じになってるよ、きっと(大意)」

本当にその通りになってはいないでしょうか?

今の世界情勢に帯びるニヒリズムやシニシズムと言った暗い話題とは少し離れたポイントで、

オアシスと言うバンドが残した全ての音楽も、

やはりリアムとノエルのギャラガー兄弟が現在進行形で作り続けている音楽も、

多くの人々に愛され続けており、

今でも新規のファンも生まれ続けています。

音楽をただ音楽として視た時に、

決してオアシスやギャラガー兄弟の作品群は「消えなかった」のです。

言及対象を移しますが、

「シニシズム」とは冷笑主義の意味で、

「シニカル」がその形容詞となります。

また、

「ニヒリズム」とはそのまま虚無感に苛まれた状態を指しており、

「ニヒルな奴」なんて言う言い回しは格好良くも映りますが、

その内実は非常に空疎な存在です。

そんなシニシズムやニヒリズムが蔓延しているとしか考えられないのが、

今の世界情勢の一部です。

SNSの利点は一般市民の「声無き声」を可視化してくれた部分に在りますが、

その「声無き声」の中には現在の歪んだ世界情勢や日本の政局への「現状追認」や「現実適応」だけを良しとし、

むしろ積極的に肯定するニヒリズムとシニシズムにまみれた俗悪な連中まで居る事も可視化されたのです。

ここに今流行りのワードとしての「分断」が起きている訳ですが、

ニヒリズムとシニシズムにまみれて破滅的な終焉を見た世界は過去に幾らでもあります。

今、我々の目の前に在る問題は、

我々はもう一回、

その「世界の終焉と再生」を反復しなければいけないのか?

それともその余計な「世界の終焉」を回避出来るのか?

この二者択一に尽きます。

Twitterでもブロクでも、

少しでもこの世界を良い方向に軌道修正出来る事に繋げてみませんか?

今回は以上となります。

最後までお読みになって下さいまして、
本当に有り難うございます。

今後とも宜しくお願い致します。

それではまた、
次回の日記にて!!


【附記】

台風の影響で早めの帰宅指示が会社から出た為に、

この時間にこのブログを書けた次第です。


【主なお薦めミュージシャンのリスト】

リアム・ギャラガー
ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
エドガー・ジョーンズ
(エドガー・サマータイム)
ポール・ウェラー
ジョニー・マー
ジョン・スクワイア
リー・メイヴァース
スティーヴ・クラドック
マーク・コリンズ
マーティン・ブラント
ザック・スターキー
スティーヴ・ホワイト
レニ
フィオナ・アップル
キャット・パワー
スターリング・モリソン
ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
8.ノエル・ギャラガー
9.リアム・ギャラガー
10.野本亮一
11.クローゼ
12.バラック
13.シュールレ
14.ダイスラー
15.ゲッツェ
16.クロース
17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.メッシ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.レオン・ゴレツカ
34.ユリアン・ブラント
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.フェルナンド・トーレス
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシやフェルナンド・トーレスが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

松山桐子
日比美思
本田真凜
酒井夏海
玉田志織
(※敬称略)


【最も好きなお笑い芸人さんのリスト】

ナイツ
和牛
キャプテン渡辺
(※敬称略)


【みすず書房さんから出させて頂きたい自作の小説一覧】

1.『短編集』として

・先生の御見舞い
・サンデー・モーニング
・ファム・ファタル
・アイル・ビー・ユア・ミラー
・カミング・アウト

2.『ロール・ウィズ・イット』


【好きなファッションブランド】

ポール・スミス
リーヴァイス
アディダス
THE NORTH FACE


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.リフレイン
9.恋は止められない
10.君のせいじゃない
11.ボタン
12.イマジネーション
13.虚勢
14.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

以下、収録予定曲

ロックンロール・スター
情況
話していたい
何処にも行かない
少しずつ
残像
行かないで
贖罪
自由
世界の何処かに
晩餐
完璧な幸せ