忘れてはいけない女(ひと) | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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今晩は。

今日はエイプリルフールですが、

以下に記す事は作り話ではありません。

紛れもない事実です。
(※僕みたいな独善的だけど実直な人間が、エイプリルフールみたいな中途半端な茶番に乗っかる筈も有りません)

1998年の2月に開催されたオアシスの『ビィ・ヒア・ナウ』に伴うワールド・ツアーの日本公演は、

東京の日本武道館が三日間だけで、

チケットの争奪戦も熾烈を極めました。

海外ではオアシスの勢いも一区切り、と言う感じでしたが、

逆に日本では『ビィ・ヒア・ナウ』は『モーニング・グローリー』よりも遥かに売れて、

世間やメディアの注目度もピークに達していました。

そんな状況下で一番早くに実施された電話での先行発売では、

辛うじて二日目のチケットだけは取れましたが、

三日間の全ての公演に行くつもりだった自分としては不本意な結果でした。
(※後のウォームガンのギタリストを含む二人のクラスメートにもチケットを取っておく様に頼まれていたのですが、コイツら、本当に一緒に行く気が有るんか?と言う疑念から、その時は自分の分しか頼みませんでした。しかし、その次の『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』に伴うワールド・ツアーの初日の2000年2月29日の横浜アリーナのライヴには、既にバンドを組んでいた事も有り、以前よりも強い絆が生まれていましたので、そのギタリストとその幼馴染みとの三人で行きました)

そして一般発売開始の日。

その日は土曜日でした。

当時は週休二日制もまだ始まっていませんでしたから、

新宿のチケットぴあに並ぶと学校に間に合いません。

そこで何と、祖母が自分が代わりに並んでやると言い出しました。

その代わりに受験勉強を頑張れと。
(※当時の僕は高校2年生でした)

結果として、僕が始発で新宿のチケットぴあに行き、

学校に間に合いそうなギリギリの時間に祖母が代わりに並びに来てくれました。

しかし、学校の二時間目が終わって自宅に電話をすると、

「アンタよりも前に並んでた三人ぐらいで売り切れちゃったわよ」とキレ気味の祖母。

そこで僕は覚悟を決めました。

日本武道館公演の初日に、

色褪せたブルーのジーンズの上に濃い目の青のアディダスのジャージを羽織った僕は、(←完全にノエルのコスプレやん。笑。でもそれは、前年末に下北沢の当時のゼンモールの特売日に、これまた一緒に早朝から並んでくれた祖母が、僕が日本武道館公演にオアシスを観に行く為に黒と青の色違いで買ってくれたアディダスのジャージでした)

会場の近くで若い女性に片っ端から声を掛けて、

チケットが余っていないかを訊ねる作戦に打って出ました。

その前の『モーニング・グローリー』に伴う日本公演の際に、

ライヴに行けた人達が当時の『ロッキング・オン』に寄せた感想の特集ページで、

チケットも無いのにフラッと会場に行って「チケットを譲って下さい」的なボードを掲げたら外国人の若い女性に余りのチケットを売って貰えた若い男子の投書が載ってもいたので、

自分も同様にナンパも兼ねて(と言う下心も有った事を打ち明けなければいけません)若い女性に声を掛けたり、

クロッキー帳の紙で「チケットを売って下さい」と掲げたら何とかなるであろうと言う予感がしていました。

遠巻きに居る強面のダフ屋さん達の群れを意識しながらも、

二人ぐらいの若い女性に声を掛けて失敗していると、

「買って下さい!」と言う若い女性の声が後ろから聞こえました。

振り返ると、

アディダスだったかは分かりませんが、

青いジャージ姿の色白で短めだけどパーマ頭の若い女性が微笑んでいました。

僕は頭が真っ白になりました。

この人は何を言ってるんだろう?

「チケット、買って下さい!」
「ホントに、ホントにいいんですか?」と、僕はすがる様に訊ねました。
「はい。半券だけ、隣の席の私の友達に渡して下さい」
「定価でいいんですか?」
「はい」
「あっちのダフ屋さんなら、もっと高く買ってくれますよ?」
「あなたに買って欲しいんです!」

思えば、見知らぬ女性に片っ端から声を掛けて余りのチケットが無いかを訊ねている少年が、

不憫若しくは健気に映ったのかも知れません。

僕は何度も頭を下げながらお金を払うと、

その見知らぬ大恩人の女性からチケットを受け取りました。

ライヴの感想としては、

ライヴの経験自体が前年の夏の『テリング・ストーリーズ』に伴うシャーラタンズの赤坂BLITZ以来の二回目でしたが、

目の前で、あのリアムとノエルのギャラガー兄弟が本当にこの世に存在している事を確認出来た上に演奏までしてくれていると言う事実に、

胸がいっぱいになりました。

その翌日の二日目では、

ノエルのソロ・コーナーの“トーク・トゥナイト”の後に、

「俺だって一晩ノエルと語り明かしてえよ」と改めて胸がいっぱいになって、

武道館中に響き渡る大声で何度も何度も「ノエルー!!」と叫んでしまいました。

しかし、ここで当時の僕は燃え尽きました。

2月の真冬にTシャツの上にジャージだけでは身体が冷えたのか、

僕は風邪を引いて、

その上、人生で初めてと言う程の激しい腹痛にも見舞われて、

雨の三日目には流石に行けませんでした。

しかし、オアシスの日本公演史上で最高のプラチナ・チケットだった1998年の『ビィ・ヒア・ナウ』に伴うライヴに二日も行けたのは、

僕の人生でもかなり重要な収穫でした。

目の前で、オアシスのギャラガー兄弟と、

別件ですがあのミハエル・シューマッハーを目撃出来た瞬間(2003年と2004年のF1の日本GPの直前に昭和シェルさんが東京で開いてくれたシューマッハーのトーク・イヴェントに2年連続で行く事が出来たのです)だけは、

死ぬまで心に残る大事な体験でした。

何はともあれ、

色々と世話を焼いてくれた今は亡き僕の祖母と、

あのオアシスのライヴのチケットを定価で譲ってくれた人は、

僕にとっては死ぬまで忘れてはいけない大恩人です。

恋愛とかでもっと深い関係になった女性達は、

忘れたい人ばかりなのに(笑)。

最後までお読みになって下さいまして、
本当に有り難うございます。

今後とも宜しくお願い致します。

それではまた、
次回の日記にて!!


【附記】

書いた後に気付いたんですけど、

今回のブログは完全に今日発売の『ロッキング・オン』の「伝説の来日公演」的な企画記事に触発された格好ですね。

確かにオアシスとストロークスの初来日公演に関する文章は読み応えが有りました。

買いはしませんでしたが……。


【最近のTwitterからの抜粋】

・また例の「ナイツ嫌いのオッチャン」がナイツさんの悪口を呟いてるよ。自分よりもレヴェルの低い人間の言動を気にしても仕方が無いけど、そんなにこれだけ、プロ・アマ及び関東・関西を問わず沢山の芸人さん達に愛されているナイツさんが嫌いで、日本語のロックンロールも原則認めないと言い張るなら、そもそも日本に居なくていいから。この国から出て行け!


【主なお薦めミュージシャンのリスト】

リアム・ギャラガー
ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
ジョン・スクワイア
リー・メイヴァース
エドガー・ジョーンズ
(エドガー・サマータイム)
ポール・ウェラー
ジョニー・マー
ザック・スターキー
フィオナ・アップル
キャット・パワー
スターリング・モリソン
ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
8.ノエル・ギャラガー
9.リアム・ギャラガー
10.野本亮一
11.クローゼ
12.バラック
13.シュールレ
14.ダイスラー
15.ゲッツェ
16.クロース
17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.カカ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.メッシ
34.イェレミース
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.フェルナンド・トーレス
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシやフェルナンド・トーレスが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

石橋杏奈
畑下由佳
岩本乃蒼
笹崎里菜
吉岡里帆
武田玲奈
唐田えりか
松山桐子
本田真凜


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.リフレイン
9.恋は止められない
10.君のせいじゃない
11.ボタン
12.イマジネーション
13.虚勢
14.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

以下、収録予定曲

ロックンロール・スター
情況
話していたい
何処にも行かない
少しずつ
残像
行かないで
贖罪
自由
世界の何処かに
晩餐
完璧な幸せ

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