単行本『ポトスライムの舟』
津村紀久子(著)
講談社(出版)
古本
率直な感想としては・・・
慎ましく生きていくしかないのに
会社から受けるパワハラって、
本当にしんどいですよね。
そんな時、自分の年収と世界一周旅行の費用が、
同じ163万円で、一年分の勤務時間を
「世界一周という行為にも換金できる」と気付きます。
ユーモラスで抑制された文章が胸に迫り、
働くことを肯定したくなる内容ですが、
支え合って、暮らしていることを
自分勝手で自己中心な人には、
改めて欲しいと思いますが、
やっぱり、無理なのでしょうね。
しかし、人生は何か楽しみを見つけて、
コツコツと地道に生きていれば、
その方が良いのです。
派手さはありませんが、
そんな事を気付かせてくれる小説です
※2009年 第140回芥川賞受賞作
TBSチャンネル2にて、オリックス戦。
中川颯投手は、古す相手に5回4安打無失点。
牧 秀悟選手 オープン戦初アーチ。
他、良いところばかりで、
このまま勝ち運に乗って、
開幕に向かうと良いですね。