単行本『書く、読む、生きる』
古井由吉(著)
草思社(出版)
作家稼業、書くことと読むこと、
日本文学とドイツ文学、近代語と古典語、翻訳と創作、
散文と韻文、口語と文語、「私」と「集合的自我」、
夏目漱石『硝子戸の中』『夢十夜』、
永井荷風、徳田秋聲『黴』『新世帯』、
瀧井孝作『無限抱擁』、馬と近代文学、
キケロ、シュティフター、ゴーゴリ、ジョイス、
浅野川と犀川、競馬場と競馬客、疫病と戦乱、東京大空襲、
東日本大震災、生者と死者、病と世の災い――。
深奥な認識を唯一無二の口調、文体で語り、綴る。
「候補作全体の評定よりも、
ひとつの作品へ宛てて書くことが多かった」
芥川賞全選評を収録。
「わが人生最高の十冊」では、著者は戦争を経て、
物不足で、本を読みたくても本が無い時代を
知っておられます。
平和が当たり前と思っている人には、衝撃です。
エッセイなので、
ひとつひとつを噛み締めながら読めます。
内容がとてつもなく濃く、
良い意味で刺激的です。
作者の胸中を知る事が出来て、
とても充実した読書になります
回転寿司のスシロー
新・鯛だし塩ラーメン
佐野黒から揚げ
お寿司は勿論、その時の限定ものもあり、
3000円以内で、食べられます。
御馳走様でした。